@「言葉の高価な使い方」と「人を動かし、結果を出す文章の書き方」の本である。最近は電子メール始め、SNSおよびTwitteerなど短い文章で読んでもらうことでの「文章力」「表現力」が必須だ。読んでもらうだけではなく、その後返事(意見)があり「繋がりを求める」ことに意義を持ち始めている。それにはこの書にある「コツ」を覚えることで可能性が広がる。読者は「得する情報を得たい」のだ、だから文章構成は「結論・理由・エピソード」だということだ。『得るもの』=男性向けには「結果」優先に、女性向けには「過程」を重視するものだという。
『3行で人を動かす文章術』尾藤克之
『BookDataより出典』伝えることに悩む人びとに向けて、自分の考えや気持ちを他人に正しく伝えるための「言葉の効果的な使い方」と「人を動かし、結果を出す文章の書き方」を具体的な実例とともに解説する、超実践的な文章術本。
- 「文章の目的」=伝える・心を掴む
- 人を動かす・結果を出す・知ってもらう・理解を深める・説得するなど
- 「言葉で9割評価される時代」
- 相手のレベルに合わせる(ターゲット層・年齢・性別・職業など)
- 「伝えたつもり」は勘違い・難しい言葉・専門語は使わない
- 言葉を断定し言い切る(自信を持つことで読者に伝わる)
- 男性は物事のプロセスより結果、女性はプロセス(過程)を重視
- 男性はおだてる・女性は面白く楽しくい
- 「伝わる言葉とは」
- 自分の感情や思考をアウトプットする
- 「逆張り」文章は人目を引く(相場の取引言葉)逆思考の意見
- 「どこで食べたか」ではなく「何が得られたか」が知りたい
- 「基本的な文章組み立て」
- 「根拠」と共感を得るための「客観性」
- 細かく具体的な表現(顔・体型・生活スタイルなど
- 文章を1日明けて読み直す・声を出して読み直す(修正)
- 接続詞・オノマトペの効果
- だから・しかし・また・何故なら・または・ところで
- 擬音語・(キラキラ・ドカーンなど)臨場感を高める
- 「3行で心を掴む技術
- 導入部分にフックとなる言葉と最後にメッセージを用意
- 時代の空気に臨機応変に対応していること(何故・どうして・これは?)
- 読み終えた後のことも考える・最初の10秒(期待感を醸し出す)
- 漢字とひらがなのバランス(視覚的威圧感)
- 書き出しはポジティブが基本
- 結論ファースト・理由・エピソード・まとめ
- タイトルの重要性(対句を利用)
- 例「非常識な成功方法〜お金と自由をもたらす8つの習慣」
- 「言葉に磨きをかける」
- 慣用句を理解する
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- 「敷居が高い」=もう一度行くには抵抗がある
- 「檄を飛ばす」=活を入れる
- 「憮然」=失望、落胆している状態
- 「さわり」=話が盛り上がるポイントのこと
- 「破天荒」=前人未到の境地を切り開くこと
- 「煮詰まる」=議論や考えが出尽くしている状態
- 「やぶさか」=喜んでする
- 「お目にかなう」=御眼鏡にかなうが正解
- 「合いの手を打つ」=合いの手を入れるが正解
- 「気が置けない」=仲が良く遠慮しなくてもいい関係
- 数字のトリック
- 読者のベネフィットを考える(今日からできる・誰でもできる)
- 「評価が高くなる」
- 写真画像などでキャプションをつける
- 伝えたい思いを大事に、自分を信じて書く(感情そのままはしない)
- 外部からのインプット情報を利用する
- 「付加価値」「独自性」などを強調する
- 政治家言葉は使わない「検討する」「配慮する」「考慮する」など
- 「期日や数値」を入れて曖昧さを排除する
- 「メールの役割と要注意文章」
- 受け取る側の気持ちを考える
- 過度な丁寧は迷惑になる
- クッション言葉の利用
- 「依頼する場合」
- 差し支えなければ
- お手数をおかけしますが
- 恐れ入りますが
- 大変恐縮ですが
- ご面倒をおかけしますが
- 可能であれば
- 「断る場合」
- 申しわけございませんが
- 大変残念ですが
- せっかくではございますが
- あいにくですが
- 「反論する場合」
- お言葉を返すようですが
- その通りですが
- おっしゃることは理解できますが
- 「ネガティブな報告する場合」
- 大変申し上げにくいのですが
- 誠に勝手ながら
- あいにくですが