人生のベストの選択肢は子供の方が判っている『The Kings Daughter』⭐️４.５

＠傲慢な親ほど子供にとっては恐怖と脅威を感じるものだ。舞台はフランス・ベルサイユ、この時代のフランス王権政権下では子供の自由選択は皆無。　だが、現代、親より環境に恵まれ、情報量も豊富で、選択肢も多い世の中ではあらゆる選択が自由にできる。むしろ子供を信じ、子供に人生の選択を選ばせたほうが無難な世の中になっている、と信じたい。ただ、親が気がつかないだけ。

『The Kings Daughter』

ルイ14世（ピアース・ブロスナン）は、最も強力で影響力のある君主で、彼自身の死とフランスの未来に夢中になり、霊的な顧問であるペレ・ラ・シェーズ（ウィリアム・ハート）と王室の医師に、不死の鍵を手に入れるのを指示する。人魚（ファン・ビンビン）にはその永遠の命を与える力が含まれていると信じて、ルイは若い船長に海を探して神秘的な生き物を捕獲する。がルイの計画は孤児になった娘のマリー・ジョゼフ（カヤ・スコデラリオ）と甥との結婚させるつもりだった、だが、マリーは拒絶し、神秘解決のために解剖されるだろう人魚を逃し、ルイからの逃亡を選び海に身を委ねる。ルイは娘の本当の忠誠心がどこにあるかを発見します。

ちょっとした「金」への欲から人生の半分の懲役刑が待つ『オーバー・ドライブ』⭐️４

＠友達からの電話で麻薬の入った小包を受け取ったことだけで逮捕、米国では重い刑となる。例え初犯でも厳しく最長１０年の刑期とある。　騙す、騙されるは身近に存在するちょっとした「金」「麻薬」への好奇心「欲」から発生するのだ。　友達だからといって決して手を出してはいけない。　青年人生半分もの懲役はとても重い。

『オーバー・ドライブ』

麻薬売人として逮捕された息子が懲役１０年、少なくとも５年の刑が下るとの事で離婚し別居している父親が（ドウエイン・ジョンソン）営むトラック配送業で麻薬の輸送、麻薬の親玉と組織の壊滅を狙った行動に出た。息子を助けるために、今の家族を犠牲にして・・・

一枚の写真『互角の闘い！』

＠「互角の闘いは　負けても勝っても」

女子アイスホッケー対中国戦　シュートアウトまでした互角の試合は気持ちがいい　中国、日本　共に頑張れ！！

孫たちの活躍は過去を凌ぐのか『ゴーストバスターズ・アフターライフ』⭐️４

＠１９８４、１９８９、２０２２年と公開された「ゴールドバスターズ」の世代交代と歴史的スケールのストーリーは面白く楽しませてくれる。今回の主役はその孫たちだ。　最初のマシュマロから生まれた子供ゴースターはとてもユニークだが、その後の恐竜ゴースター等は徐々に恐怖感を煽る。　果たして孫たちだけで再び封じ込めるのか。過去の映像とのコラボは素晴らしい。

『ゴーストバスターズ・アフターライフ』

シングルマザーと2人の子供が小さな町に到着すると、昔ゴーストバスターズとのつながりがあった祖父が残した秘密の遺産を発見し始める。その村は頻繁に地震が発生しており原因が不明だった。娘が叔父の家で見つけた不思議な機械と改造車は３０年前に作動させたものだと判った。それはゴーストを閉じ込めていた機械で遂にゴーストを呼び起こしてしまう。古い工場の地下深くで見つけたゴールドバスターたちを再び封じ込めていくのは孫達となる。

捨てた悲しみは戻らない『ロスト・ドーター』⭐️４

＠回想録映画、過去の辛い時を忘れるための旅、でもつい思い出してしまう。辛い経験ほど忘れ難く記憶に残り、忘れたくともできないのが自然だ。さて、子育てに悩む親は多い。特に周りに同じ環境の家族がいないと尚更だろう。特に子供の躾をどこまで厳しく、怒り、宥めるのか加減が分からず、極端な場合は子供への虐待か、子育て放棄になる。最近の事件事故でも子供への躾・教育が話題になるが親の都合で決められるのは子供にとって最悪で不幸だ。

『ロスト・ドーター』The Lost Daughter

娘たちを捨てた母（教授）レダ・クルーゾは一人で海辺の休暇を楽しんでいると、そこに若い母親と娘がビーチでリラックスしているのを興味深く見つめてしまう。だが、大家族には神経質になり恐怖、混乱する。それは初めて母親として子に接する恐ろしい記憶を感じたからだ。レダは母として自分の取った衝動的な行為は、彼女自身の心に衝撃を与えていた。レダは夫と子供を置きだりにして去った（わがままな）母親だったのだ。