@人間の顔「微表情」で感情を読み取る技(0.5秒の動き)は簡単ではない。だが、特に芸能人の「作り笑顔」「作り美味しさ」などTVでも観察訓練すれば見抜けるかもしれない。 やはり人の顔にはそれなりの感情変化があり「顔に出る」ということだ。特に「口、眉、瞼」の動きで察しできるという。概ね表情はその人の性格を表していると思う。子供・動物が感じる人間の表情は合わせて参考になる。
『裏切り者は顔に出る』清水建二
「概要」0.5秒だけ表れる無意識の「微表情」から、相手のホンネを見抜く。犯罪捜査にも協力してきた著者が、ウソを見抜く技術を披露する!
ー表情に出る
感情=表情となる:声・ボディーランゲージ
ー7つの万国共通の表情:幸福・軽蔑・嫌悪・怒り・話み・驚き・恐怖
幸福:笑顔=頬が引き上げ、口角も引き上がる
軽蔑:片方の口角が引き上がる
嫌悪:鼻の周りに皺が寄り、上唇が引き上がる
怒り:眉が中央に寄りながら引き上がり、上瞼が引き上がる 下瞼に力が込められ唇に力が入る
悲しみ:眉の内側が引き上がり、口角が引き下がり、下唇が引き上がる
驚き:眉が引き上がり、上瞼が引き上がり、口が開く
恐怖:眉が引き上がり、眉が中央により引き下がる 上瞼が引き上がり、下瞼に力が入る、唇が水平になる
ー造られた笑顔を見抜き方
笑顔のとっぴな消失(本心からの笑顔の場合、消失まで時間がかかる)
ー軽蔑した動き
口角が引き上がる
ー目の動きや顔を触る動き
嘘をついている行為とは言えない
ーボディーランゲージ
ポスチャー:姿勢(クローズドポスチャートはネガティブな感情にいる状態)
マニピュレーター:体の一部を触れる行為(不安定な感情の状態)
イラストレーター:(思考が手振り・身振りに変わる行為)
エンブレム:(ジェスチャーの仕草:首を振る・手を広げるなど)
ーいつも誤解される動きで気をつけなければない事
瞬きが増える
視線を逸らす
顔や鼻を触る仕草が増える
身振り・手振りが減る
ー言葉にならない 癖
「え~」「う~ん」「その~」という言葉を専門語で「パラ言語」という
ー信頼できる発言・発表とは
発言内容に整合性がある(論理的に一貫していおり矛盾しない)
空間情報がある(人や物の位置関係、距離、大きさ、形情報)
時間情報がある(時系列での順番で説明)
人に関する情報がある(人物像の心の状態など含めた情報)
五感情報がある
詳細情報が豊富である
ー本音を引き出す質問
オープン質問(yes/noでは答えられない質問)
フォローアップ質問(不明瞭な点を深掘りする質問)
クローズド質問(yes/noで答えられる質問・確認・締め)
ーシャーフ・テクニック(スパイに口を割らせるテクニック)
友好に接する
情報提供を迫らない
情報を既に知っているかの印象を醸し出す
意見を述べ肯定・否定を促す
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます