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「法の平等」は不完全、それは人が作るから『ボーダー』⭐️5

2021-04-01 07:57:07 | 映画から見える世の中の動き
犠牲者の立場に立った「正義の味方」、なぜ凶悪犯が無罪で釈放されるのか世の中の仕組みと「法の下の平等」に疑問を持つ。許せない正義感が犠牲者に代わって無法者を殺害していく。世の中の矛盾はどこにでもある、ましてや家族が殺害された場合で無罪放免は決して許せない心境になるはずだ。法的解決ができない矛盾はこの映画のような「始末」があっても不思議ではない。 法は人が作り、過ちも人が作る、人が人を裁き、それに矛盾が生じれば打つ手がないのが現代である。法は全てに万能では無い。
『反対者には反対者の論理がある。それを聞かないうちに、いきなりけしからん奴だと怒ってもはじまらない。問題の本質的な解決には結びつかない』渋沢栄一 
『ボーダー』
ロバート・デニーロとアル・パチーノ20年以上のコンビを組んだベテランNY市警が凶悪犯に立ち向かう得てして裁判等で証拠不足など、凶悪犯だが釈放され娑婆で正々堂々と暮らす。犠牲者にとっては世の中の仕組みに恨みを持つ。それらを不公平だと、この2人の刑事が正義感を持って立ち向かう。そんな時、連続殺害が発生し、いずれも共通点から殺害犯はこの二人の警官だと疑いを持たれ展開していくが・・・。


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