@生まれながらに皇帝、中国伝来の皇帝継承の裏には皇帝でも思うままにならない世界がある。それは運命と人の心だ。 企業組織でもトップが思い通りにできないのが人事と人材との信頼関係だろう。現代、「できる人材」は退職し、自立するのが増えているのは今のトップの企業運営に対して「今流」が乖離しているからではないだろうか。 人を信じて実行することの難しさは古代では命取りになったかもしれない。
『長安 賢后伝』全61話
中国、長安・盛州・西斉・雍臨の三国が北方を割拠する時代。雍臨の郡主・賀蘭茗玉(がらんめいぎょく)は盛州の第九王子・蕭承煦(しょうしょうく)と運命的に出会い恋に落ちる。だが、蕭承煦に王位を継がせるという盛州王の遺言をもみ消して王に即位した第三王子・蕭承睿(しょうしょうえい)が、賀蘭茗玉を見初めて彼女を側妃にと望む。蕭承煦にとっての苦難の道が始まる。幼い時から夫婦になると決めていたが皇帝の一言で波乱万丈の人生となる。許嫁まで交わしていた女性賀蘭茗玉が皇帝の側室に、夫を夢見ていた男性蕭承煦は我慢し将来に夢を抱き戦果を出すが皇帝には報われず、最後まで幼い時の夢が叶わず惜しくも命を失くす。
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