私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

第一波到来

2014年12月20日 18時46分19秒 | 過食症
通常状態81日目。

ここ最近、過食動画を見ています。

過食動画とは、YouTubeなどにアップされている誰かが食べ物を「食べている」動画です。

別に過食じゃなくて普通に食べている動画ばかりですが、私の中で「過食動画」とよんでいます。


条件反射制御法の第二段階に「疑似摂取」というものがあります。

これは実際には過食しないけれど、過食するときと同じ行為をするというものです。

平たくいえば「過食するふりをする」ってことです。

そうすることで、過食するときと同じような行動をとったのに快感は得られない、という経験を積み重ねます。

過食動画を見ることはそれに近いものがあるかなとおもっています。

見ているだけじゃなく、動画を見ながら手で食べ物をつかんで(実際には何も持っていません)食べたふりなんかをします。

まだ第一段階の「負の刺激」が200回に満たないので、第二段階を開始するのは早いのですが。


昨日の夜、スーパーに買い物に行きました。

普通に食材を買いに行くために、なのですが、それは必ずしも今晩買わなければいけないというわけでもありません。

それでも寒い中、家を出てスーパーに行ったのは、なんとなく過食衝動が疼いていたからだと思います。

案の定、パン売り場で足が止まる。

過食衝動をはっきりと認知する。

欲しくなる。

それでも無事、本来の食材だけを買って帰ることができました。

家に帰ってしまうとなんてこともなく無事に過ごせました。

まだまだ負けない。

こんなもんじゃない。

もっと強い波がくる。