私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

チートデイ

2017年06月12日 19時56分05秒 | 過食症
通常状態19日目。

突然ですが、チートデイってご存知でしょうか。

ダイエットを始めてある程度すると体重が落ちにくくなります。

停滞期ってやつですね。

これは生き物に備わっている恒常性という性質によるものです。

恒常性、つまり一定の状態を保ちづつけようとする性質です。

それで、体重が減り続けていることに気がついた体が、一定であり続けようと体重を落ちないようにするわけです。

具体的にどうやっているかというと、できるだけカロリーを消費しないようにしているそうです。

体を省エネモードに切り替える。

この省エネモードを解除する方法がチートデイです。

チート、すなわち騙す。

体を騙すわけです。

その日一日はいつもと違って大量にカロリーを摂取する。

すると肉体はカロリーを節約する必要はない、それどころかもっと消費しなければ、となる。

チートデイの翌日なんかは体重は増えますが、あくまでも一時的なものでその後は停滞期の頃の体重よりも減っていくらしい。


先日ネットで調べ物をしているときに、ひょんなことからこのチートデイという存在を知りました。

この出会いは私に過食症との新たな戦い方を身につけさせてくれたかもしれません。

過食衝動が毎日のように居座って、出ては消え出ては消えの日々が続き疲弊しているときに、このチートデイによってこうした鬱屈した状況を打破したりできないだろうか。