私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

その先に安寧はあるのか

2018年01月04日 00時38分25秒 | 過食症
過食をしました。

12月7日のことでした。

通常状態33日目でアウトです。

結局、2017年の一年間で6度も通常状態を崩壊させてしまった。

どうもジリ貧になって崩れていく。


今回の崩壊のパターンも、前回と同じで「切り離し作業」の失敗です。

ただ今回は少し違っていて、食べ終えたあとすぐというわけではありません。

しばらくは問題ありませんでした。

上手く切り離せたなとおもっていました。

それで、食べ終えたあとはHDDに録った「水曜日のダウンタウン」を見ていました。

問題が起きたのはそれを見終えてからです。

やることが無くなって、急に過食衝動が疼く。

そこからは早かった。

わりとあっさり、例によってピーナッツを手にとりバリボリ貪る。

そのあとは転落の一途。


崩壊した日の一週間後にはバイトの予定が入っています。

バイトがあるんだから、その日までは過食崩壊しないようにしなきゃいけないと思いつつも、今なら崩壊してもなんとか当日までに立て直せるかも、なんて考えました。

もしバイトの前日に崩壊しようもんならまた無断欠勤とかになりかねない、なんて考えました。

どうせ過食するなら今した方がいい、なんて都合のいいことを考えました。


過食崩壊したものの、バイトには休まず何とか出勤することができました。

本来ならその日だけではなく、それ以降も12月の後半はちょこちょこと出勤するつもりでいたのですが、さすがにそれは実行することができず、その後も過食に毒されていました。

なかなかうまく通常状態に戻せず、少なくとも崩壊状態は23日間は続きました。

「少なくとも」とつけたわけは、一応12月30日と31日の二日間は通常状態の食事スタイルに戻せてはいるんです。


しかし、年が明けて2018年1月1日、実家に帰り、そこでは自分の管理下でいつもの食事をするというわけにはいかず、ついつい食べ過ぎてしまいます。

カロリーもどれくらい摂取したのかわかりません。

おやつも食べました。

いつもならばそのまま過食の海に飛び込んでしまうのですが、今回はそうならず平静でいられました。

これはつまり自分のなかで「まだ食べ過ぎてはいない、まだ何とかなる」と考えているからです。

だから落ち着いていられる。

満腹感を感じながら箸を置いて食事を終えられる。

これは、今の自分が過食状態の直後で太っていて、こないだまでの過食状態のときの食事に比べればこんなのまだまだ全然マシだって思えるからかもしれません。

これがもし通常状態50日目みたいなときだったらそうはいかずアウトになっていたでしょう。

そう考えると、やっぱり日が経つごとに自分の中でより強く自分を縛り付けているような気がします。

今日より明日、明日よりは明後日の方が体重が軽くなければなんて考えてしまう。


とりあえず、いま現在せっかく冷静でいれてるので明日からも通常状態の生活を送りたいと思います。

いまはどうともへっちゃらで落ち着いていても、ジリジリと削りとられていき、きっといつかはフワフワと落ち着かない日々を過ごすことになりそうです。


その先に安寧はあるのか。

その先の安寧をどう手にするのか。


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