私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

2012年の梅雨

2012年06月22日 03時01分58秒 | 過食症
過食しています。

5月29日からなので、もう一カ月が経とうとしています。


過食してすぐ、町会費を払えと町内会の人がやって来た。

ここ、お婆ちゃんの家だから、お婆ちゃんが町内会に入ってるから、それで来たんだろうけど、払う気になれない。

お婆ちゃんはもうここには住んでないし、払う必要もないんじゃないかって思ってる。

何より、今は過食中でお金が無い。

逃げるようにして実家に帰ろうかと思った。


すっかり昼と夜が逆転している。

昼間寝ていると、例によって外で子供らがうるさい。

目を覚ますも体を横にしたままでいると、外で誰かが子供らに注意している。

「駐車場で遊びなや」ってどこかのおばちゃんの声がする。

今までそんなことなかった。

そのおばちゃんに子供らがタメ口で受け答えしていたから、ひょっとしたら子供らのうちの誰かの母親なのかもしれない。


HDDに録り溜めていたアニメ番組「ヒカルの碁」を見る。

碁なんて何にも知らないけど録画していた。

見ているうちに碁が打ちたくなって、ネットで碁盤と碁石を買った。


ずっとオフっていたケータイの電源を入れると母親から「元気にしてますか、お金は足りてますか」ってメールが来ていた。

元気にはしていない。

お金もないけど、もらったところで過食するだけだから受け取れない。

当然のように返信は返さなかった。


もうなんかすっかり、通常期への戻り方を忘れた気がする。

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