私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

皮つきピーナッツの危機

2018年12月26日 20時52分34秒 | 過食症

通常状態74日目。

今日はたいへん危なかった。

というか、最近どうも不安定です。

先日、クリスマスで賑わうスーパーで買い物をしているときも、過食衝動が疼いた。

そして今日もまた。

バイト終わりの疲れた体でスーパーに買い物に出かけました。

卵を切らしたので今日買わなきゃ明日のバイトに持って行く弁当を作れない。

それとピーナツも買うつもりでした。

いまの私は通常食のメニューとして、うす皮つきのピーナッツを食べています。

しかし、今日スーパーに行ってみると品切れで売っていなかった。

前も品切れだったのですが、そのときは空の棚にいつ入荷されるかが書いてありました。

しかし今日は「好評につきメーカー欠品中」とだけでした。

ひょっとしたらしばらく入荷しないかもしれない。

通常食を安定して購入できないとなると厳しい。

安定が揺らぐと精神も揺らぐ。

その直後に菓子パンコーナーの前を通ったら猛烈に過食したくなった。

我慢できたのはまだバイトがあるから。

まだ明日と明後日と、あと二日残っている。

もしここで過食しようもんなら地獄のような二日間になる。

過食状態のときは誰とも会いたくない。

そんな精神状態で社会に出るのはとても苦痛です。

ひょっとしたらかつてのように無断欠勤なんてことも。

あるいは、風邪を引いたとか嘘をついて休む可能性だってある。

とにかくアルバイト様々です。

おかげで過食を防げた。

もし今日がアルバイトの最終日だったら、間違いなく過食に走っていた気がする。

無事に通常の買い物だけすまして店を出ることができて、過食衝動も落ち着きましたが、それでもどうもグラグラ揺れている。

もし二日後、バイトを終えて解放されたらどうなるだろうか。

そこを乗り越えたとして、正月に実家に帰ることになるわけだけど、無事に終えられるだろうか。

かつて160日以上維持した通常状態を正月に実家に帰ることで崩壊させた前科があります。

あの時はいたって安定していた様に思えたのに崩壊させてしまいました。

いわんや今回のこの状態でやり過ごせるだろうか。

 

皮つきピーナツに話を戻すと、品切れで売ってなかったのですが、代わりに落花生を買いました。

値段は皮つきピーナツと同じですが量が少ないのでだいぶ割高になってしまいます。

これを通常メニューに組み込むのは金銭的に厳しい。

皮つきピーナツと同じ値段、同じ量でバターピーナッツが売っています。

もともとはバタピーを食べていたんですが、皮つきの方が栄養価がすぐれているのでそっちにしたんです。

今日もバタピーの方は大量に余っていました。

パッケージに書いてある表記によると、皮つきピーナツよりバタピーの方が1グラム当たり0.12カロリー高くなっている。

1日20グラム食べてるので、バタピーに切り替えることで2.4カロリー多く摂取することになる。

この2.4カロリーに引っかかって、バタピーに切り替えるのを渋った。

たかだか2.4カロリーに引っかかって精神状態を揺るがせ過食に走りそうになる。

それだけ意識が先細ってきている。

通常状態が続けば続くほど意識が先細って、ちょっとしたミスも許せなくなる。

危うい状態です。

もともとバタピーを食べていたわけだし、いま一日の摂取カロリーがおよそ750カロリーくらいなので、2.4カロリーくらい全然問題ないはず。

なのになぜかこう、許せなくなる。

それにいまの1日20グラムの皮つきピーナツを1日19グラムのバタピーにすれば、むしろ3.5カロリー減少することになる。

冷静になればいくらでも対処できそうなものだけど、どうも思考が凝縮して周りが見えなくなる。



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