一応アニメ見ない人間です
この作品も積極的に今ドキの日本映画を見ていこうっていう、ここのブログでの個人企画でこの作品を視聴
一応本編を見る前にドラマ版の「映像研には手を出すな!」を見ておいたのですが
敢えてドラマ版を見ずとも、この三人の出会いとここまでの前日譚部分は
ドラマ版映の映像をダイジェストにして挿入していたんですね
ドラマ版を見ずともこの作品単体で見てもよくわかるという、ある意味丁寧な作りになってるっていうか
やっぱこの導入がないと、今作品のプロットにはちょっと理解できない生徒会と各部活動と“映像研”ヘの確執部分があるっていう事で物語の導入として挿入されたようですね
っていうか今回は部活動の統廃合というお話でそれをいかに回避させるか
っていうのと
文化祭での上映会で水崎ツバメのアニメ絶対反対のご両親との葛藤をメインプロットにし
ドラマ版から英監督の個人的な映画の造詣愛という部分とかにこだわらずに、原作の一エピソードの意図どおりに、
映像というか映画の持ってる機能というか特質であるVFXやアニメーションと言った技術の粋を余すところなく用いてくれていましたねぇ
だがドラマ版の時には映画の特性であるはずのこいつがなかったんだよねぇっていう事っで
映画版ではきっちりとアクションシーンを盛り込んできましたねぇ
ってかその分監督さんご自身の映画愛というか、いろんな映画やアニメーション作品へのオマージュを一切廃されていたのは個人的には残念ではあるんですが
主役の乃木坂三人娘に浜辺美波を加えてのアイドル映画っていう位置づけからでしょうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/01/be01e789f044cc6885449f59d94fee08.png)
個人的には監督さんのオマージュの一節でも見て見たかったのも事実ですが
そこは営業的に大人の事情ってやつでしょうなぁ
そういう意味ではアイドル映画としては成功というか成立してるんですよね
そしてアイドル映画にしてしまったことが、いわゆるオタク層であるアニメファンにとってはいつものように賛否両論
ドラマ版は監督さんの映画愛が色濃く出ていたし、そして映画は先に書いたようにアイドル映画にしてしまった事で
やっぱ見終わって調べてみると否定的な意見が多いんでしょうね
個人的には先に書いたように監督さんが色濃いアイドル映画色を出してきたっていうとこを評価したいかなぁ
2020年製作、日本映画、「映像研」実写映画化作戦会議作品、東宝配給
英勉監督作品
出演:齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波、小西桜子、グレイス・エマ、福本莉子、鈴之助、出合正幸、松本若菜、山中聡、高嶋政宏、浜辺美波、板垣瑞生、赤楚衛二、桜田ひより
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/5c/0da1d4a1bb15bddbd3e06138e6d9c250.jpg)