MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

スカイ・シャーク

2021-03-24 20:48:05 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行の2021年の<未体験ゾーンの映画たち2021>にて上映された一本です。
最初ジャケット見たときはついにサメ竜巻映画「シャークネード」を6本以上も作ったアサイラム作品んかと思いきや
なんとアサイラム専門輸入会社のロゴであるアルバトロスが飛ばずに“GAGA⭐︎”さんのロゴが・・・
ってことでなんとアサイラムの空飛ぶサメである“「シャークネード」にナチが月の裏側に逃げてて第四帝国作って地球に攻めてくる「アイアン・スカイ」、そして「ナチスゾンビ/吸血機甲師団」を全部盛ったかのようなごった煮のパニックホラー映画でしたねぇ
ダイアローグとか英語なんですがなんとドイツ映画
いや映画混ぜ合わせただけでなく、なんとこれにグロにエロが加わってもう映画における娯楽的要素をまるで火薬ご飯んみたくにした作品だったなぁ

アイスランド上空を飛行する、バンクーバー発フランクフルト行きの飛行機を突如、空飛ぶサメ兵器に乗ったナチスゾンビ軍団が襲撃、旅客機を破壊し、乗客や乗組員を皆殺しに


この事件を知った巨大軍需企業のオーナーでもある115歳の科学者リヒター博士の長女であるディアブラが北極に調査に向かう
そこに見つけたものはナチスゾンビと空飛ぶサメ兵器の製造工場だったが
ディアブラ見つかってナチスゾンビと戦うものの変な注射をぶち込まれながらも命からがら逃げおおして
ディアブラはゾンビ化が始まってしまうのだが
 
父のリヒターがかつてナチスに所属し、兵器開発やゾンビ薬の制作に携わっていたことを知らされ
そのゾンビ薬”K7B“は死体を生き返らせるだけではなく、
 
女性に打つとゾンビ化させてしまうが、
男性に打つと寿命を延ばす効果になるのだって説明される

そしてリヒター博士もその技術を使い今まで生きながらえてていたのだ。
だからオン年115歳で元気いっぱい
 
ディアブラと妹のアンジェリクが父から“K7B”の説明を受けてる間に
遂にナチスゾンビ軍団は20頭の空飛ぶサメ兵器で世界攻撃が開始され
リヒター博士と娘達は、各国の軍人と科学者に協力を仰ぎながら、反撃を開始する
っていうだけのお話
これって実に発想が面白く私好みの作品でした
今度輸入盤を見つけたら購入しておこう、劇中ボカシがあったものだから・・・


映画の情報入れないから、見終わって調べたら、実は何年も前から話題になりつつも、一向に作品が完成しないでいた作品のようでして、この度ようやく完成したようですが、あまりにチープなエログロナンセンスな映画ですから、人を選ぶ作品だったもんだから、私には好評ですがめっちゃクチャ評判悪いようですね
まぁ、サメ映画なんて皆そんなもんですからねぇ
見終わって見なきゃよかったってアサイラム作品がいい例でしょ
でもアサイラムはそれなりに作り続けているののにも頭が下がる
 
ってかこの作品も資金が有れば続編作るっていう腹づもりなんでしょうか
エンドクレジットに映画「スカイ・フロッグ」の予告が流れる
クラウドファンディングかなんかで続編作って欲しいよね「アイアン・スカイ」もそうだったし
 
2020年製作、ドイツ映画
マーク・フェーサ共同脚本・監督作品
出演:ナオミ・グロスマン、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、トニー・トッド、アマンダ・ビアース、ロバート・ラサード、デイヴ・シェリダン、ダイアナ・プリンス、ラー・パーク・リンカーン、ニック・プリンシプ、J・ラローズ
コメント
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ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者

2021-03-24 03:11:36 | 洋画
これって事前情報入れない方が楽しめる作品でしょうね
って私はそんな情報を全く入れない人ですから十二分に楽しめました
見る前にはベビーシッターとその相手で、あの「ホームアローン」みたいに侵入者を撃退するさくひんだとばっか思って見てたから
この裏切りにはビックリ仰天、存分に映画を楽しんだクチですが

ある意味完全に予想を外してくれるなら
この作品何故か亜流の「ホームアローン」にしては日本の映倫さんはR−15に指定してるし
主人公の12歳の少年ルークは5歳年上のシッターのアシュリーとヤリたい思いを友達とオープニング話してるからねぇ
こんな綺麗なお姉さんなら年頃の少年の憧憬的な存在であるわけですから
少年でなくてもヤリたくなるわなそりゃ
 
しかし作品的に同じ外してくれるんなら
12歳の少年の“ロストラブ”な作品になっていくんかいなぁ
っていうような前半の展開にちょっと期待してもうたでは無いですか
こんなハクい姉ちゃんのじゃ期待すんなって方が無理
 
緊迫の中で恐怖を回避して結ばれるんかな
って思う私はピンク映画の見過ぎかも知れんですが・・・
実際は映画の方は、叶わぬ愛が逆に強い憎しみと化し殺意を生むんですね
ってもうここから完全ネタバレ
 
同級生の親友を巻きこんで、アシュリーそしてアシュリーの今カレ、元カレ、そしてなんと親友までをも次々殺していくというホラー作品だったんですね
後半はもう12際にして犯罪と殺人に大人顔負けに奮闘するルークが凄まじいほどの狂気を見せてくれます
 
事前情報を全く入れずに、なんとなくこんな映画だろうっていう、こっちの思惑を
いい意味で完全に裏切ってくれてることが映画を実に楽し鋳物にしてくれてて
いや、この作品DVDスルーにしない、箔付け的に企画興行の一本にせずに
ミニシアターながらロードショーにした配給会社さんのインターフィルムの映画を見る目の確かさが素晴らしい
 
おそらくこの少年の犯罪が立証されても劇中でルークが言ってるように未成年ですからねぇ
よくて矯正施設か精神病院送りですぐに娑婆に出てきちゃうのじゃないかな
 
しかし、ショットガンも本物でしたねぇ、親友が自宅からもってきたんですかねぇ
このルークにの家にあった銃はコルトガヴァメントでしたねぇ
こいつは重たいよ、あんなふうに子供とお姉ちゃんが片手で腕を伸ばして狙うなんてできない
大人でも両手持ちでしか撃てないと思うし、時代的には現在はシグでしょうね軽いし反動も少ないし装弾数も多いし
 
おっと忘れるとこだった、なんとルークのお母ちゃん演じてたのはバージニア・マドセンではないですか
お懐かしい、昔はバンプ役が似合ったお方でしたが、こんなに太られてしまわれて
マイケル・マドセンの実妹ですよね
 
2016年製作、アメリカ・オーストラリア合作映画
クリス・ペッコーバー共同脚本・監督作品
出演:オリビア・デヨング、リーヴァイ・ミラー、エド・オクセンボールド、デイカー・モンゴメリー、バージニア・マドセン
コメント (2)
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