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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

不夜城の男

2021-03-08 23:48:10 | 韓国映画
今年じゃなかった、2020年のシネマート新宿での企画興行<のむコレ>で上映された韓国映画
韓国映画はDVDリリースされれば、出来るだけレンタルする様に心がけているので
セットレンタルに組み込んできました
 
期待したほど面白くなかったけど、最後まで飽きずに見せつけてくれるところと
普通っていうか、なんの力も持ってない水商売の兄ちゃんが、ギャングというかマフィアのボスに、青瓦台の大統領秘書室長に、さらに上昇志向の検察を向こうに回して
老練刑事をある意味助ける形になるのかな
さらにヒロインの敵討ちまで加わっての韓国映画らしいプロットで攻めてくる作品ですが
 
そう、もちろんワルというか、悪は権力の中枢にいる者だし、権力や何かにこびへつらい、犯罪も辞さない検察官とか、この検事も酷いけど上昇志向だとこうなっちゃうよね
で、検察と警察の対立とか、韓国のお国事情をこんだけ晒しちゃっていいんですかっていうプロットのアクション作品ですが
やっぱヒラ刑事は強いよね失うものないからねぇ
でも検事に逮捕されちゃうんだよね
 
プロット的には三つ巴四つ巴の対立構成になってるものの、あまりにもダイレクトにというかストレート過ぎて、韓国映画らしいjエグさが全くないのが惜しい
せめて人物造形にエグさでもあるとよかったんですがねぇ
秘書室長にしてもマフィアのボスにしてもキャラにエグさが全くなく
ほとんどステレオタイプの悪者で描いてるだけで
この映画には全くひねりもなんもない
惹句にスマッシュヒットっていうのはわかるよね
公開第一週観客動員第一位ってないのがわかるよね
 
 
ただそうであってもストレートな力技で2時間飽きさせないのは流石韓国映画
みんな自己中心に動いて、殺人も厭わないし、事件隠しの自己保全はみんな下っ端にシワ寄せるとこなんぞ
ある意味気持ち良すぎっていうか、韓国社会の格差構造っていうのも見えるのが面白い
いやどっかの国でも上の人間というか権力者に忖度するからねぇ
韓国映画はそれをデホルメしてるだけなんでしょうけども・・・
 
もうちょっとクドく描いてくれてもよかったように思うんですが
ヒロインのお姉ちゃんはさほど活躍しないんですね
 
2020年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・ソンテ脚本・監督作品
出演:パク・ヘス、ソ・イェジ、キム・サンホ、キム・ウンス、ピョン・ヒボン、キム・ヨンジェ、イ・チャンフン
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日本統一28

2021-03-08 17:29:43 | Vシネマ
現在「日本統一」シリーズは今月”44“がリリース予定ですが
このブログでは日本映画専門チャンネルのOAに合わせてブログアップしております
ので、今回は”28“になります
が、現在チャンネルNECOでも月数本単位でOAされてますが、日本映画専門チャンネルのOAを追い抜くようでしたら
追尾を変えるかもしれません
 
さて前作「日本統一27 」でついに俠尽会に与した名古屋を制圧した俠和会でしたが奈村と大井は俠和会と丸神の手がついてない日本の唯一の地である北陸に逃げていくのであったが
俠和本家では名古屋の重光一家と熱田組のシマは重光一家から離反した木槌が、引退した村上組の地盤は清水が引き継ぎ新俠和会への参加として役員に
また丈治と凌一も川谷会長の直参の組長と昇格させます。
 
前作で氷室と奈村をとることを約束した棟方は丸神のカジノ参入への野望から、氷室との約束を果たせずに心が揺れていた
一方氷室は奈村が頼った北陸の一本独鈷の神山一家に丈治と凌一を派遣して奈村を渡すように圧を与えさせるものの、奈村さえ袖にしてる神山はびくともしないものの
丈治と凌一は神山一家に留まる
 
田村は、渋谷の敵討ちに専念することに
その渋谷を血祭りにあげた俠尽会は頭と仰ぐ馬場が雲隠れするは、福井の大井と喜多組日本武器供与はするものの、自分たちの足元にも火がついてきており
馬場さえをも血祭りにあげようっていう始末
もう渡部は狂ったとしか思えない
渡部配下の工藤組員である那波隆史もキチガイじみて木島を叱咤して馬場暗殺に動くものの
なぜかその馬場ではなく、そこに現れた田村たちに撃ち殺されてしまうんですね
どうしてこの馬場暗殺計画を氷室たちは逆手にとれたのでしょうか?
氷室には秘密の情報手段があるようですが
この秘密は次作で解明されるのですが、
個人的には二度目か三度目の視聴ですから、そこいらちょっと覚えているのですが
それは”29“のブログで・・・
 
いいですね、渋谷の墓での敵討ちの報告
さらに福井の神山一家が渋谷の墓前で俠和会の末席に入ることを違うのですねぇ
 
丈治と凌一のお話は4月リリース予定のエピソード集というスピンオフ的な作品「日本統一 エピソード集Ⅳ 二人ノ若」で再び見ることができるんでしょうね
っていうか最近小柳心さんをオールインでは、ほとんど見なくなってきてるんですけど
比して北代高士さんの活躍はめざましいですね城定監督のBL作品にまで出演してたりして、活躍の場が広くなってきてますよねぇ
 
さて次作では棟方が・・・だったようね記憶が・・・
 
2018年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
辻裕之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、小沢仁志、飛鳥凛、奈良坂篤、桑田昭彦、北代高士、SHU、大沢樹生、菅田俊、松山鷹志、樋口隆則、小柳心、藤原喜郎、那波隆史、松田一三、小手山雅
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