MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー

2021-03-05 23:58:42 | 洋画
DVDレンタルはセットと決めていて、二泊三日でも5本にして借りてきます。
この作品はそのセットにするための員数合わせだけに選択ってもこれしか借りれる作品がなかったあまりもの
個人的には合わないような気がしましたが・・・
いわゆるアメリカの高校生の卒業式前夜のお話
男子がパーティ開いて勉学だけでなく下半身の卒業をも一緒に企無用な作品は星の数ほど作られてきましたが
 
この作品は、女子それもいい大学に入るためにハイティーンの高校生活での性的な楽しみとか趣味とか部活とか普通に楽しむ生活を犠牲にして、生徒会長まで務めてイエール大学に入ったちょっとでぶっちょなビーニー・フェルドスタイン演じるエイミーとケイトリン・デバー演じる親友モリーが
ってモリーは2年前にレズであることをカミングアウトしておりまして
親友であるもののエイミーはストレートですからいわゆる親友同士
 
何もかも犠牲にして有名大学に進学することに三年間を捧げてきたものの
なんと適当に男友達と遊び勉強二の次である周りの生徒たちがこれまたそれなりの有名どころに進学していたことを知ったエイミーは
今までの自分は一体なんだったんだってことで卒業式前夜に密かに好きな男子のパーティに出席して
今までに封印してきたもの全てを吐き出して高校生活をたった一夜で取り戻そうと
パーティに参加しようと
 
齷齪パーティ会場を探し歩く作品
エイミーに付き合わされるモリーにしても好きな女の子がいて、そのパーティで告ろうっていうことで付き合うものの
真面目生徒にパーティ会場を誰も知らせないから
二人はいろんな曲のあるパーティー会場を渡り歩く羽目に・・・
 
この作品は日本ではR−12に指定されてますが
アメリカ映画ですから性的な言葉がポンポン女の子に口から出てきます
ちょっと絵的なエロはないんですがR−12では緩いような気もしないでもって
こんな私が心配してしまいます
揺れる女心を描いてるのは女優さん出身にのオリビア・ワイルドですからねぇ
 
ご自身の青春時代が反映されていたんでしょうね
なんと主人公のエイミーと言う優等生演じてるビーニー・フェルドスタインってジョナ・ヒルの実妹なんですね、体つきとか顔の造作とかそう言われると血が繋がってるような
そして血は演技力にもつながっていたようで、素晴らしう演技力で
見てるこっちをしっかりと映画世界に引き入れてくれてます
 
好きな男の子のパーティでエイミーは失恋(っても片思いでしたが)を味わい
モリーも本命に振られた果てに新しいジェンダーを得て
そして思いっきり高校生として謳歌した1日を甘く切なく味わうんですね
 
いやおまけな作品が実に楽しい作品でした
 
2019年製作、アメリカ映画
オリヴィア・ワイルド監督作品
出演:ケイトリン・デヴァー、ビーニー・フェルドスタイン、ジェシカ・ウィリアムズ、リサ・クドロー、ウィル・フォーテ、ジェイソン・サダイキス、ビリー・ラード、ダイアナ・シルヴァーズ、モリー・ゴードン、ノア・ギャルビン
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剥き出しの性愛/夢の虜

2021-03-05 19:33:44 | ピンク映画
ピンク映画の新東宝と大蔵映画の番線を埋めているピンク映画プロダクションである
エクセスフィルム製作作品をDVD化してるコンマビジョン作品がこのタイトル
劇場公開時の作品タイトルは「つわものどもの夢のあと 剥き出しセックス、そして…性愛」ということだったようで
 
なんだろう、なんとも不思議な作品でした
ってのも後藤リサというAV女優さんが一応主演になってるような作品だとは思うけど
後藤リサさんが実は霞んでしまっていて
 
これは役所の問題もあるんでしょうが、二番手と言えるかどうかですが熟女優の小川はるみさんが、その破壊的な演技力で全て持っててしまった感があるし
さらに濡れ場というか陵辱シーンが一番良かったこれまた三番手である伊沢涼子さんに焦点が当たりすぎ
 
一番手の後藤リサさんは二役演じてるわりにレイプシーンも陵辱シーンもほぼ同じようなのでと、伊沢涼子さんとの被りみ多くて主役が主役のテイを成してないという
ある意味欠陥商品みたいな作品
に対して男優陣が客演の柳東史の濡れ場なしでの過剰演技力、サーモン鮭山の嫌味ったらしい演技
映画業界の枕営業を強要するなかみつせいじ、さらに脚本家で過去の姉に対するトラウマを抱かえた津田篤とこの人スナッフフィルムでしか興奮しない小林節彦さん
こんなに男優さんが豊富なのに女優人が裸と演技で拮抗できていたのは小川はるみさんでしかないという
やっぱり経験値でしょうかねぇ
だって石川優美さん自体はノンヌードだし
 
かほど演技力で艶技を置いてけぼりにされたピンク映画も珍しいのではないだろうか
フィルムからデジタルに撮影機材が入ってきた過度期に
こう言った作品を出していくのにも限界を感じたのかOP映画が丁度新観客層の開拓に舵を切った過度期が合致するのも仕方ない時代の流れなんでしょうねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2012年製作、日本ピンク映画、エクセスフィルム作品
松岡邦彦監督作品
出演:後藤リサ、伊沢涼子、小川はるみ、石川優美、沢田夏子、津田篤、なかみつせいじ、小林節彦、サーモン鮭山、柳東史
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