MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

フラッシュバック(2019)

2021-03-09 23:08:40 | 洋画未公開
今月の新作未公開DVDですが、ただ何となく員数合わせでレンタルしてきたんですが
そう、未公開ですからさほど期待もなんもしてなかったし、ジャケットの絵面だけでそそくさレンタル
時間潰しに見てたら、コレが案外面白かった
そう期待してなかったから面白かったんだと思える作品ではあるんですが
 
オープニングでは、女性が花冠つけられて殺されており、犯人らしき男が女のスマホで、女の母親にかけて、母親の声を聞きながら死体に携帯を持たせて・・・
シーンが変わると男が車をほとんど車の通らない田舎道を疾走させてると
真後ろにピックアップトラックが追尾してきて
男の車に追突させ、男は道からはじき出さされての事故
そして病院のベッドで顔を包帯でグルグル巻きで意識を散り戻すと
何とチチのでっかいナースが看護してくれてて・・・
 
そうなんです、この男事故によって記憶を喪失してて
自分が誰かわかんないから、看護士さんにジョンって呼ばれている
そうですねアメリカで身元不明の人で男はJohn Doe、って呼ばれるところから多分ジョンって呼ばれていたんでしょうね(ちなみに女性は Jane Doe)
 
あれ?!このチチのデッカい看護士さん、どっか見覚えあるなぁ
って最後のクレジットまで誰だっけ?って考えて見てたんです
もちろんこの映画のヒロインさんです、最後には犯人に命を狙われますからねぇ
もう主役
ってクレジット見て納得でしたがフランチェスカ・イーストウッドだったんですね
ちょっと役作りで髪を黒くしてたり、シシ太り挿せてる肉体からわかりづらかったんですかねぇ
そう、お名前からもわかる通りあのクリント・イーストウッドの娘さん
で、記憶喪失の主人公にはジョナサン・リース=マイヤーズ
途中で見るのやめた海ドラマ「ヴァイキング」シリーズに出てて人
でこの記憶喪失の男が気になって看護師の姉ちゃんが夜も寝ないで看病にあたってると
 
州を跨いだ花冠で飾られた女子レイプ連続殺人事件を追ってFBIの捜査官が保安官に会いに来る
って旧知の間柄のようで、その保安官には渋いウィリアム・フォーサイスって言う布陣ですから、それなりにハリウッドでは作られてる作品ということでして
 
で、この事故で記憶喪失になった男の事故車のトランクから花冠の女性死体が出てきて
なんと記憶喪失の男は連続殺人鬼だってことで、ベッドに手錠で繋がれて
でも気になる看護師は彼を助けて、何と脱出させて
2人して犯人探しに・・・
って言うお決まりの展開になるんですが
 
どうにも彼を信じて犯人探しについていっちゃう看護師の心理は、チチ(父)へのトラウマがあってその払拭だったようですが
そのために親友は殺されてしまい、自分も犯人に殺される寸前にまで・・・
 
ま、逃げつつも犯人探しするから2人ですが、モーテルでベッド一つの部屋ですが
男女の関係にならないのね
犯人は見てる途中でこっちは読めるんですが、彼が記憶を取り戻した時に
意外な展開というか結末を迎えます
90分強という手ごろな尺でテンポもよく展開されてて
犯人はなんとなく途中で読めるものの、記憶男の正体がこっちには全く読めなかった意外性で
それなりに楽しく見られました。
 
2019年製作、アメリカ映画
アレクサンダー・チェリニアエフ監督作品
出演:フランチェスカ・イーストウッド、ジョナサン・リース=マイヤーズ、ウィリアム・フォーサイス、マリク・ヨバ、ジェームス・オースティン・カー
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太陽は動かない -THE ECLIPSE-

2021-03-09 17:12:54 | TVドラマ
普段はほとんど日本のTVドラマは見ないんですが
劇場映画公開に合わせて、っていうか昨年だったかなWOWOWのプライムで放送された作品ってTSUTAYA限定なんだよね
でこっちも映画と連動してるってことは知っていましたが
個人的なポリシーからTSUTAYAさんもGEOさんも限定とか先行とかはレンタルしないって決めてましたが
 
映画の公開に合わせたかのようになんとGEOさんに新作としてTV版のこの作品が新規導入されていたので
コレで解禁ってことでレンタルしてきました。
どうやら映画との連動企画でのドラマ化って事で、映画の前日譚というコンセプトで作ってあるようで、吉田修一作品にないお話のようで
吉田修一原案で林民夫氏が脚本を書いたようですねぇ
 
したがって、メインストーリーは、表向きはアジアのニュース配信会社だが、実質は国家をまたにかけて暗躍する諜報組織AN通信のエージェント鷹野一彦は政界のドンである石橋蓮司演じる中尊寺信孝と吉田剛太郎演じる中尊寺のは第一秘書永島徹からの依頼を受け、国際都市博覧会の建設予定地の爆破を調査していた
 
その爆破情報にきな臭い匂いを嗅ぎつけたのはなんと人権擁護のNPO団体に所属してる多部未華子演じる落合香は、事件の裏に中尊寺の陰謀を疑い、過去に因縁のある中尊寺の周辺を嗅ぎまわるのだった
さらにこの国際博に関しては元総理の二世議員桐野研次郎までもが、ある思惑をもって暗躍を始める
そう建設予定地は3カ所あり、国際博の跡地利用に関しては例のカジノのIR法案の候補地となってるようで
もうお金の匂いがプンプンしてきて、カジノの利権をめぐって中国企業が絡んできてて
まずは桐野議員と吉田剛太郎の永島が中国企業から誘いを受けて・・・・
 
中尊寺の依頼を軸にして物語が進んでいくんですね
主人公には藤原竜也演じるAN通信エージェントの鷹野
彼に指示を与えるAN通信の車椅子の指揮官には佐藤浩市演じる風間
そして新人のエージェントに竹内涼真演じる田岡を中心に回っていくんですね
そんなこんなで格キャラクターのバックボーンをきちんとまとめてくれてて
実によくできたオリジナルプロローグですかねぇ
最終的にわからないのは鷹野の同僚で香港で中国マフィアに潜入している市原隼人の立ち位置と風間がどうしてクルマ椅子生活になったのかくらいですか
 
特にプロットに絡めて鷹野はAN通信にいかに加入し田岡のように安藤政信演じる先輩エージェント櫻井について、エージェントとして教育されていったかがわかるようになっているんですね
そしてその櫻井との対立構成が次第にメインとなっていくんですね
爆弾解除の緊迫シーンとか見応え十分
竹内涼真は未だ人間性を持ったエージェントだったようで
 
さて映画には多部未華子さんは出演されてないんですね
今回の映画が二次仕様としてDVD化されるのは半年後でしょうけども
先が楽しみになりました
 
全6話、284分
吉田修一原案、羽住英一郎監督作品
出演:藤原竜也、竹内涼真、安藤政信、多部未華子、市原隼人、柿澤勇人、金井勇太太、日向亘 、酒向芳、宇梶剛士、白羽ゆり、松本実、小市慢太郎、石橋蓮司、吉田鋼太郎、佐藤浩市
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