前にここのブログでも見た「実録安藤組 襲撃篇」を再び東映が
安藤組が横井英樹氏を襲撃し、ー警察に追われる逃げ回る安藤が女たちの家を隠れるようにして訪ねて女と交わる姿を克明に安藤昇の視点で描いた作品
実録路線の東映任侠作品としても
俳優安藤昇としてもこれは珍しいポルノ作品と言っても過言では無い
安藤が横井英樹を襲撃するまでの過程と、襲撃後の官憲からの逃避行に関しては先の「実録安藤組 襲撃編」えおみてもらえればそこいらはよくわかるんですが
関係者全て鬼籍の人ということでDVD化されたようですが
そちらも、コチラも一応実録とは謳っているものの
実名は安藤昇のみで、後は全て仮名となってましたけども・・・
実質この作品7人の女の家を転々とする中で濡れ場を設けており
出演されてる主要な女優さんがなぜか中島葵、ひろみ麻耶、絵沢萠子と東映さんの脱げる女優さんではなく、日活ロマンポルノの女優さんってのも珍しい作品
監督も東映作品ではあまり活躍してない田中登ってのもあって
実に東映カラーではなく
ある意味東映が日活ロマンポルノ作品を買って上映したって言うような作品テイスト日活なっていたような
先の「実録安藤組 襲撃編」でもロマンスカーで新宿に出てきて
警官の姿を見て下り急行に乗って下北沢で降りて逃げるシーンがありましたが
この作品でもおんなじシーンが繰り返されていましたが
まさか地下に潜る前の下北沢の駅ホーム何見られるとはねぇ
映画は役者の生前の姿を見られるのがいいんですが
建築物も昔の姿を見られるのは嬉しいものですね
まぁポルノですから安藤が湘南で逮捕されるシーンが実に凄まじかったなぁ
湘南の有閑マダムを犯してる安藤が逮捕され
逝くまで行ってないからとパトカーの中で扱き出すのにはもうびっくりでした
さすが田中登テイストだったなぁ
切り口の違う記事はコチラ
1976年製作、日本映画、東映作品
田中登監督作品
出演:安藤昇、荻野まゆみ、中島葵、ひろみ麻耶、石橋蓮司、内田勝正、蟹江敬三、中田博久、絵沢萠子、進千賀子、藤山浩二、近藤宏、佐藤晟也、三重街恒二、小杉じゅん、牧れいか、亀山達也、高月忠、城春樹、五野上力、小池朝雄、小松方正