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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

関東果たし状

2021-10-07 23:42:34 | 邦画
“破門状”の次は“果たし状”でしたねぇってことで
鶴田御大の“関東シリーズ”の第四弾です
今作での鶴田御大は蒲田にシマを持つ土建請負業を生業とする関東梅島会傘下に属する滝井組の組長・滝井政次郎
まずは正月元旦の祝いの席で代貸の大木実の“男で行きたい、男で死にたい”の大音声から物語が始まる
喧嘩早い三次って子分が正月の挨拶に来てないとこで
その三次の妹が働いてる川崎の紡績工場で女工さんたちが正月返上でストライキを結構してるのを
工場長が地元川崎一帯を仕切る阿久津組一家にスト破りを頼んだことから
女工さんへの肩入れに行き
縄張り違い云々で喧嘩になってるとこに鶴田親分が・・・
 
なんとか女工を病院に連れてったものの気に入らない名和宏が病院でダイナマイト爆発させたから女工のリーダーだった藤純子に目が見えなくなり
時代が時代ですから差別用語がまんま出てくるのは仕方ないんですが
○○○蛇〜とか○○○将棋なんて言葉もう使えないんですね
 
多摩川を挟んで東京の土建業と川崎を中心として関東梅島会に対抗して新規に京浜工業地帯構想での利権争いになっての
滝井組と阿久津組とのある意味代理戦争を描いた作品ですが
阿久津の組に滝井と幼なじみの長門裕之演じる阿久津組代貸の栄三がいて
今作では悪徳な親と友情の狭間で苦悩する長門演技が光っていましたが
 
オープニングで因果の火をつけた三次演じる山城新伍が全くそれ以来登場してこないで山麟さんが出ずっぱり
っていうかこのシリーズレギュラーですねぇここまで
ちゃんと果たし状まで持ってくって言う儲け役でしたが
我慢の限界でタイトル通り阿久津に喧嘩状が
普通は一人か二人の殴り込みですがこの作品では多摩川の河原で滝井組50 
阿久津組500の大出入り何クライマックスでしたねぇ
こんだけ人を集めて撮影できるのも映画黄金期で有ればこそでしょうか
楽しい出入りでしたねぇ
もう阿久津は銃を○○○撃ち、滝井組はマイトバンバンと全く派手でした
 
しかし、阿久津組長も悪のは権化のようではあるんですが
喧嘩口上の使い人を殺さないし、最後は滝井とサシで勝負に挑むとこなど
ある意味渡世人ではあったようですね
 
1965年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘共同脚本・監督作品、村尾昭共同脚本
出演:鶴田浩二、大木実、山本麟一、藤山寛美、遠藤辰雄、河津清三郎、長門裕之、名和宏、汐路章、楠本健二、阿部九洲男、有川正治、村田英雄、藤純子、三島ゆり子、内田朝雄、田中春男、香川良介



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友達のお母さん ドキドキ初体験

2021-10-07 20:53:23 | OV
チャンネルNECOの6日の深夜枠でOAされたこの作品
実は今年の8月にこの「友達のお母さん」シリーズの作品3本をクライマックスシーンを中心に
各エピソードのシノップスがわかるように編集してオムニバスにした「友達のお母さん 完熟DELUXE 」の中に入れられていた
北原夏美さん主演の「友達のお母さん ドキドキ初体験」と言う60分のR−18作品を
TVOA用のR -15作品に55分の尺にカットしたものがOAされまして
御覧になられた方がこの記事に訪問されていらっしゃるようですが
お読みになられた方ならお分かりでしょうけど
この記事で私はこの“作品の編集されてない本編何見られるなら見てみたい”って書いているんですよね
 
ということで、待てば海路の日和かなではないですが
中古店でも見かけないこの作品5分ほどカットされているにはいますが
幼なじみの彼女日本誘惑されるシーンとかカットされてる部分もあって
お話がわかりやすくなっていましたが
 
北原夏美さんは巨乳AV熟女さん
もうアラ50のは女優さんですが、なんか年齢を感じさせないし
ちっぱい好きな私ではあるんですが、それに反するんですが
北原さんのおっぱいが柔らかく見えるのと、
あのデカ乳首には魅了されちゃいました(汗
 
もう一人の友達の彼女を演じてる秋菜はるかさんが、ある意味霞んでいたような
北原夏美さんの好演の作品でしたねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2014年製作、日本OV作品、CRプロジェクト作品
山上カヲル監督作品
出演:北原夏美、秋菜はるか、田村歩、久保田泰也、なかみつせいじ
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王朝の陰謀 判事ディーと天空の塔

2021-10-07 17:18:58 | アジア映画
9月にTWINさんから「王朝の陰謀 判事ディーと天空のドラゴン」と言う作品がリリースされて
さらにこの10月6日にこの作品「王朝の陰謀 判事ディーと天空の塔」と立て続けにリリースされれば
この2作品は繋がってると思うのが普通でしょう
 
まずは中国映画の常として判事ディーを演じてる役者さんが変わってるって言うこと
まぁ主人公であるディーのお話を見にきてるお客さんというか、中国人って役者が誰だろうとディーのお話なら納得してみるんですね
そこいら西欧映画に置いて007はダニエル・クレイグでなくては・・・って言ったこだわりはないんですよね
孫悟空の映画でも毎回と言っていいほど三蔵から悟空、沙悟浄、猪八戒まで総代わりしててもそこいらのープロブレムって国民性なんでしょうね
 
そしてさらにお話としては、ディーの若き時代を描いてるから役者が若くなっているのも許容の範囲なんでしょうか
連続リリースでタイトル問題かなり寄せてきてるから
連続作品として作られたものかと思ってみてましたが
 
“天空のドラゴン”はもうVFX満載の作品であったのに対して
こっちの作品は連続カップル殺人事件を解決するVFXを全くと言っていいほど使用せずに実写で作られていたので
見終わって調べてみたら
先の“ドラゴン”が2020年の作品で、コチラは2018年製作の作品だった
まぁ配給会社TWINの販売戦略ですから、
タイトルを寄せてきてるのは仕方ないんですが・・・
いくら判事ディーの作品とは言え、連続ものみたいな邦題はやめて欲しかったけど
 
個人的には派手派手なCG妖怪とかで脅す作風よりも
私にとってディー作品とは理論と証拠で犯人に近づいていくミステリー作品と思ってるので
ディー作品としてはコチラに軍配をあげますね
虚偽に犯行を自白したお嬢さんを救うと言うおまけまでついて来てミステリーの謎解きに
さらにプラスアルファの要素まで加えていましたねぇ
 
2018年製作、中国映画(日本未公開作品)
トン・フイ監督作品
出演:サミュル・チャン、シャン・ミンカイ、シュー・トントン、ラケル・シュ、ナン・チュア
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