MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

清純OL 覚えたての快感

2021-10-02 23:37:16 | ピンク映画
これも1日のチャンネルNECOの深夜枠でOAされてた作品
2016年R−18版の70分で劇場公開された時のタイトルは「弱腰OL 控えめな腰使い」
そして2017年テアトル新宿での<OPフェス>でR15版でタイトルは「初恋とナポリタン」でして、そのままDVDもリリースされましたが

同じR -15版でのTVOA用のタイトルは「清純OL 覚えたての快感」ということで
ピンク映画では色々タイトルが変わります
 
一応この作品ピンク版よりも26分も長いし、色々見終わって調べていたら
主演の辰巳ゆいさんと那波隆史さんとの濡れ場を完全に省略されてて
しじみさんと加藤ツバキさんの濡れ場があるだけでして
18禁よりも26分も長くドラマ部分を加えた関係でピンク映画というよりは
もうお色気シーンがちょっとあるメロドラマと言った感じになってて
ある意味テアトル新宿での企画興行での公開ではなく
ミニシアターで普通映画ってもR -15作品として公開されても通用する作品だった
 
都会志向の地方都市に生きるアラサー三人の女性の生き方を描いてる作品でしたが
しじみ姐さんは都会にでて夢破れて故郷にUターンしてきた女性
地方に生まれそのまま地方で結婚した加藤ツバキさんは、旦那さんが“おい”としか言わず自分を認めてくれてないことから同級生だった男と不倫して自分を保っている
辰巳ゆいさんは高校時代の初体験のトラウマを抱え、アラサーになる今日まで男に目が向けられない内気な女性
そんな三人の女性の生き様を通して再生を描いた作品
 
地方都市は深谷でしたねぇ
散々あのレンガでできた立派な駅舎が出てきて青サビ色になってる”深谷駅“ので表示板が実に時代をものがったっていたような
 
後、しじみ姐さんの勢いに押され気味なタウン誌の編集長の和田光沙さんが名演技を見せてくれてましたねぇ
こんな女優に恵まれたピンク作品も珍しうございます
特に辰巳さんも加藤さんもいいんだけど、しじみ姐さんの演技がすばらしすぎて・・・
ある意味地でいけてた感もあるんですけどもねぇ
 
辰巳ゆいさんの濡れ場を省いた関係で、辰巳ゆいさんはお風呂と着替えシーンだけで
豊満なおっぱいを晒してくれてるだけです
ここいらの編集はさすがうまいよね竹洞監督
ナポリタン喫茶店の店主さんというかマスターは最後にちゃんと顔出ししてくれてるんですがまさかな森羅万象さんだったとは・・・
 
96分はOP作品としてはR -15版でも破格な長さではあるんですが
女性たちの再生のでドラマとしては決して長くもないし
途中で寝落ちもしないドラマツルギーもの持ってるから、ちゃんと最後まで見られたし
辰巳さんの濡れ場がなくても納得の一本に・・・
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2016年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
当方ボーカル脚本、竹洞哲也監督作品
出演:辰巳ゆい、しじみ、加藤ツバキ、和田光沙、那波隆史、山本宗介、吉田俊大、森羅万象、橘秀樹
 
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妻三人 狂乱の夜

2021-10-02 17:51:50 | 邦画
月も変わり、今月のレンタルリリース群の初日は6日ということで
それまでは未見の山とか衛星放送の溜め録り作品とかで繋いでいかねばならないのね
当然エロチック作品が主体になってしまいますね
って事で、まずは1日に東映チャンネルの深夜枠、
ロマンポルノ傑作選でOAされたこの作品をリアルタイムでの録画視聴でしたが
ブログアップは今になってますが・・・
昨晩は衛星放送ので深夜枠で見る作品が多すぎた(笑
 
1972年の作品ということでロマンポルノ初期作品になりますから
当然当時ピンでロマンポルノ作品に主役を張れる田中真理に二条朱実さんがクレジット1枚目ですが、そこに2番手女優東映言ったら失礼に当たるかもって言う原英美さんの三人のクレジット
これが”妻三人“かっていうとちょっと違ってる
 
お話としては病院経営してる三島太郎は妻伊津子が、助手の秋月と関係を持ったのを理由に離婚し、妾の銀座クラブのママ典子を正妻にした
しかし妻画像浮気したのを咎められないのは三島太郎は女中の君子にも手を出していたのだった
息子の嵩に悦子というセフレがいたが肌が合わないからと別れ話を持ちかけられて・・・
そして三年の月日が流れて・・・
崇は義母典子と女中君子と関係を持っており
っていうのも三島に飽きがきた典子が嵩を誘惑したのだった
典子と君子は三島親子との間で竿姉妹になってるし
三島親子はふたりの女と関係してるから穴兄弟の関係に・・・
 
そんな時、嵩の昔のセフレだった悦子が太郎によって見合いさせられて
なんと三島家の嫁として乗り込んできたために
三島家では三人の女と二人の男のドロドロとした性的な生活が始まるのだったが
太郎は悦子だけには手を出さなかったものの
親子との関係をさらに深めてかげでの実権を握った君子に典子と悦子は我慢ができなくなった典子と嵩と悦子はそれぞれ君子殺しの計画を立て。また君子は三島家の姪である深夜、典子と嵩の殺人計画が着々と進められていくものの
計画がネグリジェとかに行き違いから死んだのはっていうか殺されたのは悦子であり
さらに悦子によって寝酒に毒を入れられていた典子も死に
一人生き残ったのが君子であり
 
まぁ二条・田中を差し置いて原英美さんが実は主演だった映画だったんですね
サスペンスとしての後半の殺人事件をクライマックスに置いて
男が主導権を握れないというか、女中が全てに置いて主導権を握っているという艶笑コメディ作品で
軽ーく見られる一本でした
ピンク映画ってこういうもんだっていう見本的な作品を小沼勝監督がそつ無く作った作品
原英美出なければできなかった作品だったと言っても過言ではない
二条朱実さんがある意味霞んでしまっていた作品っていうか濡れ場自体も一回だったしねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ

1972年製作、日本映画、日活作品
小沼勝監督作品
出演:二条朱実、原英美、田中真理、南寿美子、小松鉄男、甲斐康二、高山千草
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