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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

SNS-少女たちの10日間-

2021-10-27 23:00:59 | 洋画
チェコスロバキアのネット犯罪啓発映画なんですか
なんとドキュメンタリー作品と銘打っているんですが
って言うのもチェコスロバキアでは子供の60%がネットに触れれる環境にあり、そのうちの40%が性的な被害にあってるそうで
ってことで、ある映画監督がその実情を調べようと
法に触れないように18歳以上の大人の女優さん23人を面接し、見た目が12歳に見える女優さん三人を選出して
 
スタジオにセットで作った子供部屋で10日間ネットチャットなどを使って実態を調査したという趣旨の説明が最初にあって
そこからネットでの交流を克明に記録していく過程を写してるだけの映画でしたが
個人的に私は、単なるドキュメンタリーではなく
いわゆる確かに犯罪防止に役立つかもしれませんが
チャット相手を騙してその後手口を見つけようと、大人の女優さんを使うこと自体
いわゆる相手を騙して盗み見してること自体
こっちも正義を振りかざしてるものの司法の権限もなく盗撮及び肖像権の侵害ギリギリ
さらに12歳と偽ってること自体詐欺行為でしょうってことで
私はこれはフェイクドキュメンタリーだと思うんですがねぇ
彼らには確かに啓蒙的にこの映像からネット性犯罪を防ごうって言う大義名分を大上段に振りかざしてるんだっていう自負があるんだと思いますが
その後行為は先に書いたようにこっちも司法上では犯罪行為に当たるわけで
勝手な正義感のおぢ売りはあかんでしょ
 
それぞれチャットに出てくる男どもにはボカシがかかってるものの
一人若者が人間としての生き方がちゃんとしてる人が途中で現れるんですが
最初はボカされていたものの、途中から全くお顔が現れてゆくんですが
彼の正論に相手していた女優さんも泣いてしまうんですが
こう言った正論のお方のお顔を晒しちゃっていいんでしょうか
これって本当にヤラセでなかったら肖像権の侵害に当たるよね
 
さらに後半はPCでのやり取りではなくカフェに何台も隠しカメラにマイク仕掛けたり
これも方的に引っかかるんじゃないかと
外で何か起きたら製作スタッフは対応できるんですかねぇ
そしてラストはスタッフの顔見知りで少年キャンプを主催してる男がチャットしてきて
卑猥な行為と会話をしていたものだから
全員でカレのとこに押しかけて、糾弾する行為もこれもあかんやろ
勝手な正義の押し売り映画でしかなかったような
申し訳程度に最後に警察からこの映像の提出を要請されて、ー応現在捜査してるようなことが書かれているものの
私自身は正義の名を騙ってネット上での性的なチャットを興味本位で撮ったとしか思えない作品だった
 
2020年製作、チェコスロバキア映画
バーラ・ハルポヴァー原案・監督作品、ヴィート・クルサーク脚本・監督作品
出演:テレザ・チェジュカー、アネジュカ・ピタルトヴァー、サビナ・ドロウハー
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極道の紋章レジェンド 第五章

2021-10-27 17:36:14 | Vシネマ
いや片岡修二監督って実にいいとこでおわらせるんですね
まさにクリフハンガーの見本みたいな終わらせかたですから
早く12月にならないかなぁ
やっぱ本宮泰風さんの使い方絶妙でしたねぇ
 
前作「極道の紋章 レジェンド 第四章」から弘和会には小沢和義さんが加入してきて、東京での指揮権を担っており、俠友会を寝返り弘和会に与した下元史郎演じる峯井と弘和会の戦闘隊長山口仁は関西に常駐しており
今作ではついに関西俠友会まで取り込んでしまうんですね
そんな中、白竜さんは横浜に事務所を開くが看板はあげてないものの
横浜は道場組のシマで、そこの若頭に本宮さん
白竜さんにはカリがあるようで、今後敵対しても・・・って匂わせているものの
横浜って前シリーズでは前崎組のシマだったような記憶があるから
白竜さんが横浜にいるって今までなんの疑問にも思って無かったんですが
今シリーズでは前崎組が横浜からいなくなってる設定だったんですね
 
で第四章で滋賀との戦いでシンクロして弘和会との戦闘し始めたのが北海道
そこで今作は本宮さんと横浜の白竜さんとの確執になるかならないかと
シンクロしての北海道での弘和会と川谷組との代理戦争のエピソードでしたね
そうこの北海道抗争を天文学的に流れ星と隕石との喩え話を聞かされるのは前崎ではなくて
川谷組長なんですね
でもこのシリーズの天文噺のシーンがあるのは嬉しい限りです
 
弘和会から先に手を出すなって言われてる道南連合は半グレ使って前崎を狙わせるものの
それが導火線になって
ついに白竜さんも小沢和義さんも北海道入りして
お互い銃突きつけて一触即発の緊張のとこになんと割って入るのが本宮泰風さん・・・
どうしてこんな場所がわかったのか北海道になぜいるのかなんて突っ込んじゃいけないけど
本宮さんによってこの後どーなる?
いや実に美味しいとこでto be continued ですよね
 
2021年製作、日本Vシネマ、オールインエンターテインメント作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:白竜、松田一三、國本鍾建、大山大介、中川翔太、五十嵐剛、松沢蓮、日高虎太郎、中澤達也、板倉佳司、高原知秀、大原広基、梅垣又、杉浦豪、河本善鎬、本村衆、YU、木下徹、大道順平、石田廉、寺田慎矢、大杉公明、吉田由一、野口雅弘、下元史朗、四方堂亘武田幸三、山口仁、小沢和義、本宮泰風
コメント (2)
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