CSのチャンネルNECOで、今月から特集で「借王」全シリーズっても
哀川翔演じるひかり銀行大阪中央支店次長・安斉満、夏樹陽子演じるナイトクラブオーナーの森下怜子、志賀勝演じる浪花南署刑事・水沼正三のさんにんが諸事情から各自莫大な借金を背負ったおり、今はその借金です首がまわらなくなり
安斎が企画立案する巧妙な詐欺行為により社会の闇に蠢く裏金を手に入れることで、その返済に充てるという、どこか「ミナミの帝王」に通じる痛快アクションドラマですね
最初っからシリーズとして企画されたVシネマして始まったようで
原作は土山しげる/平井りゅうじの劇画作品のドラマ化だそうで・・・
この三人「ミナミの帝王」との違いは、相手は確かに社会的に闇の世界に生きてる人々から詐欺罪認識しての犯罪行為ですが
この三人「ミナミの帝王」との違いは、相手は確かに社会的に闇の世界に生きてる人々から詐欺罪認識しての犯罪行為ですが
物語としてはワルが悪を騙して金を奪い取る
それも我々庶民が聞いても現実味を感じない億単位の金が動きますので
さほど主人公たちに犯罪者って言うような感覚を持たせないとこがミソですが
完全に詐欺行為であるには間違いない
今作ではさんにんが知り合うまでの経緯と彼が借金を背負ってることの人物紹介からきっちりと始まるんですね
ちゃんと知能派である哀川翔、お色気担当夏樹陽子さん、強面で司直の立場ではまんまですが化けるのに得意なのは反社に人間という志賀勝さんと
それぞれの持ち味を十分に活かしてのキャスティングのハーモニーを楽しめばいい作品
踊りの青柳流の家元から15億を銀行として預かったものの先物取引にその後金を使い
一獲千金を狙ったものの失敗し家元から返金を督促されてる哀川翔さん
その家元にお色気で迫る絵沢萠子さん、さすがの貫禄で哀川翔を組み伏せちゃうんですね、したがって哀川翔の謝金は15億円
夏樹陽子さんは15歳で男に騙されてお水日本落とされて
体一つでソープの世界から新地のクラブママにのし上がってきた女傑ですが
クラブ経営での借金が5億
返済迫られ二進も三進もいかない状況
ギャンブルにのめり込んで、刑事の身でありながら反社の闇金から謝金をしており
所轄のお店からはみかじめとってるけど、その金は現役JKとの援交で使い果たしてる借金額不明の男
その三人の出会いと詐欺行為の詳細が今作では描かれていて
それなりに面白かった
全9作品あるようですので、これから見ていこうと思いますが
それなりに著名な役者さんが出演されててVシネマとしては製作費は潤沢なようですね
切り口のは違う記事はコチラ
1997年製作、日本Vシネマ、日活作品
和泉聖治監督作品
出演: 哀川翔、 志賀勝、 夏樹陽子、 室田日出男、 三谷昇、 絵沢萠子、 浜田光夫、 安部譲二、 堀田真三、 高月忠、 左右田一平、 渡辺哲