ついに前作「日本統一39」で、丸神会の辰巳は、直の親である三田会長を弾いてしまい、丸神会からも絶縁され、侠和会と丸神会の双方から追われる身となった。
そして菊村と辰巳はやけのやんぱちで名古屋で俠和会への攻撃に出たのである。
一応先に言っちゃいますが菊村、辰巳も今作で最期を迎えてしまいます。
ちょっと今作では何回かこの菊村・辰巳編での回想シーンが多く使いまわされています。
ベテラン辻監督の尺のは引き伸ばし作戦でしょうか
ま、お話の流れとしては当然ですが、前作や前々作でも使われてるモノクロの回想シーンは使い回しと冒頭での前作での多目な繋がりというシーンで賞味55分ってところで
まずは名古屋で最初の菊村・辰巳vs氷室・田村との争い
これには大山大介演じる迫田組の代貸岩尾を同席させ
まずは菊村が生きてることを確認させる芸当を氷室が見せますが
決着つきませんが、いきなり田村画撃たれてしまいましたねぇ
でも前作で使っていたジミーの防弾チョッキを譲り受けて着用していたちゃっかり田村さん
お茶目ではあります・・・
これによって菊村が生きていたことを知り丸神の沖田は動揺する
これも氷室の策略だったのだろうか
ここでもう二進も三進も行かずに追い詰められた丸神会ということになり
智将迫田もこれには・・・
そして先に書いたように回想が多い原因は菊村を助け殺されることになった山村のおいちゃんの死によって
たった一人になったガンのおばちゃんのお話
これには俠和会に恨みを持った港湾会社の近藤社長が絡んでいて
中島がとっつかまえて全部ゲロさせておりまして
その近藤を使って菊村・辰巳を誘き出し、さらにこのおとしまえをつけさせるために丸神の三田会長が神戸まで詫びにくるのを利用しようとする氷室さん
堅気のおばちゃんを使って菊村・辰巳の非道さを三田会長に見てもらい
菊村・辰巳との決着に臨むのですが
結局ケリをつけたのは三田会長の男涙の銃弾でした。これは実にいいシーンだった
さすが菅田俊さん、
今作では俠和会は横浜と茨城に三田会長のお墨付きの許可をも取り付けていたのでした。
ようやっと狂犬菊村の回は終わりましたが、もうちょっとこのキ○ガイ菊村を見ていたかったって思わせられる
任侠Vシネマとは畑違いと思われる結城貴史さんの演技力の凄さを見ていたかった
さて”41“.からは迫田組との名古屋抗争になるのかな
2020年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
辻裕之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、舘昌美、中倉健太郎、大山大介、北代高士、中澤達也、小手山雅、本田広登、川崎健太、飛鳥凛、根津大介、武田幸三、結城貴史、軍司眞人、吉沢眞人、野村祐人、中野英雄、菅田俊、小沢仁志

辻裕之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、舘昌美、中倉健太郎、大山大介、北代高士、中澤達也、小手山雅、本田広登、川崎健太、飛鳥凛、根津大介、武田幸三、結城貴史、軍司眞人、吉沢眞人、野村祐人、中野英雄、菅田俊、小沢仁志
