私的には前にも書きましたが、ジャケット借りですから
邦題に“イースタン・フロント”とありますので
ロシア製の第一次大戦の戦争映画だと思ってました
これが第一の思い違い
そして円盤をプレイヤーに入れたら、彩プロのがロゴが出てきて、まぁいつもこの彩プロの配給作品はほとんど駄作というか、なんでこんな作品しか仕入れられないんだって思う配給会社ですから、見る前に期待感が失せてしまったのが第二の間違い
最初に言っちゃいますがこの作品まずはイギリス映画
さらにキャストが少なくてかなりな低予算で作られてはいるものの
彩プロさんには申しないけども、実によく出来た作品だった
そう戦闘場面は人員の関係で派手な前線での戦闘シーンも戦車も何も出てこずに
砲弾が派手に落ちてくるだけの作品で火薬の使用量は文句ありませんが・・・
そしてなんと第二次大戦の東部戦線での味方の陣地になんとか逃げていこうという
そしてなんと第二次大戦の東部戦線での味方の陣地になんとか逃げていこうという
ドイツ軍の小隊に焦点を当てて描いてるだけの作品
さらにイギリス映画ですからドイツ軍服着たキャラクターも、ウクライナの女性民間人とドイツ軍に捕まってる2人のソ連軍の女兵士
皆さん英語で喋っています
そこは原語だけでもなんとかして欲しかったけど、まぁイギリス映画だから仕方ないんですが・・・
ジャケットから得られる情報は、戦争アクション映画のようでありますが戦争アクション映画として先に書いたように戦争アクションには当たらない
ジャケットから得られる情報は、戦争アクション映画のようでありますが戦争アクション映画として先に書いたように戦争アクションには当たらない
ある意味窮極の戦場での人間ドラマって言った方が正解
人間関係がそれぞれよく出来ててなかなかうまく出来ております。
敵の攻撃から逃げてきたドイツ軍兵士ヴァイス二等兵は、友軍のトラックにかろうじて助けられる
そのトラックにはブラント少尉率いる小隊が乗っており、ウクライナの民間人の女、重症者を看護するソ連軍の女兵士二人が乗り込んでいた
そのトラックにはブラント少尉率いる小隊が乗っており、ウクライナの民間人の女、重症者を看護するソ連軍の女兵士二人が乗り込んでいた
ウクライナの女性は少尉の恋人だったんですね
そんな人たちが敵の攻撃をかわして味方のって陣営に行く間に
それぞれの人間模様が描かれていくわけで
107分の尺の前半では、少尉が彼女と軍務との狭間で思い悩み、女は少尉との関係に一縷の希望を抱いている
さらに女ロシア兵の一人は、
自分の目の前で父親のソ連兵士がドイツ軍曹に射殺されてて
敵討ちを誓っていたり
軍曹は少尉の女連れでの行動に怒っており
そう極限下で人はどんな心理に落ちていくのかを見つめた作品
少尉は女を自ら離し、逃がそうとするものの
女は少尉に捨てられたらすがるよすぎが失せてしまうからとりすがる
少尉は自ら命を断つんですね
そこで指揮を取ることになった軍曹に女は射殺される、彼遠こう言った狂気に駆り立てたのとやっぱ戦争というものだったのだろうが
まぁ見ててこう言ったとこはこっちが全て読み取らねばならないものの
なんとかそう言ったメッセージは読み取れるんですが
何せ予算不足ですから味方の陣営に辿り付いてもほとんど兵士がいないから戦争映画としては中途半端
戦線からの逃走劇の中でそこにいる様々な人種とその人間の背景とキャラクターが、戦争映画ではなく普通な人間ドラマだったんですね
2020年製作、イギリス映画
何せ予算不足ですから味方の陣営に辿り付いてもほとんど兵士がいないから戦争映画としては中途半端
戦線からの逃走劇の中でそこにいる様々な人種とその人間の背景とキャラクターが、戦争映画ではなく普通な人間ドラマだったんですね
2020年製作、イギリス映画
リック・ロバーツ脚本・監督作品
出演:ジョシュ・ハーパー、ニール・ワード、ローラ・ジーン・マーシュ、ベサニー・スレイター、マイリ・カルベイ