前作「日本統一40」で菊村と辰巳を倒した氷室と田村も被弾しており
その養生に励む姿は「日本統一外伝 山崎一門2」で詳細に描かれておりまして
その甲斐あって傷も癒え、再び現場復帰をするものの
なんと中倉健太郎演じる俠和会の名古屋支部長の木槌が氷室たちを逃がしたってことで逮捕されたことに歩調を合わせるかのように
鶴見と菊村を失った名古屋の丸神会系鶴見組は名古屋地元の長谷部組と、鶴見本家である茨城の東龍会とが名古屋の主権争いの内部抗争を始めて
再び名古屋はきな臭くなってきたから
丸神からは名古屋掌握のために迫田が乗り出してきた
それを阻止せんと氷室と田村が名古屋に入るが
何せ丸神会の内部抗争であるために俠和会は口出しが直接できずにいる
双方死人が出たりと抗争は激化する一方で手をこまねいているわけにも行かずに
木槌の伝手で長谷部と会い、彼の胸中を推し量る氷室であったが
その会合の後長谷部が狙われて、その弾が虎に当たったために、今度は東流会と俠和会との三つ巴の抗争を呈することに
実はこの策略は東流会の臼田が仕組んだもので、長谷部を弾いてなんとかしたかったものだったが
そこを見抜いた田村によって彼の目論見は潰えるのだが
臼田にはカミさんと10歳になる女の子がいて・・・
登場人物の名前が異なるものの、この妻子を残して田村が殺した男の忘形見と交流する「日本統一外伝 田村悠人」・「日本統一外伝 田村悠人2」のお話と繋がって行ってるような終わり方でしたねぇ
一応名古屋の件はこれで片付いて、
今度は迫田と氷室との対立に発展していくのでしょうねぇ
それにしても名古屋は”世界の山ちゃん」って劇中連呼してましたが
直接店が出てくるわけでもなく
って、これってタイアップでもなんでもなかったようで
エンドクレジットを目を皿のようにして見てましたが結局“世界の山ちゃん”の名前というか店名を見つける事はありませんでした。
2020年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
辻裕之監督作品
辻裕之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、舘昌美、中倉健太郎、大山大介、北代高士、中澤達也、小手山雅、本田広登、川崎健太、飛鳥凛、森岡豊、根岸大介、軍司眞人、吉沢眞人、西守正樹、中野英雄、菅田俊、小沢仁志