これは個人の感想ですが、最近ちょっと減った感のあるロシアの戦争映画(第一次and第二次)でした。
そしてロシアの戦争映画って言ったら「T-34 レジェンド・オブ・ウォー 」に代表されるような娯楽に徹した作品だろうが、いわゆる国威発揚というかプロパガンダを目的とした史実に基づく戦争映画と言う二種類あるものの
どっちの映画に関しても寸分違わぬ当時の戦車とか武器を再現しての物量で作られているのも事実でして
この映画は1941年10月、ドイツ軍のモスクワ侵攻を防ぐため、士官学校の若い士官候補生達が卒業もしないうちに前線へ送られると言うお話で
敵は数万に戦車部隊と空軍の支援があるのですが
コチラは士官学校で教練に使っていた対戦車砲しかないと言う圧倒的不利な状況の中で、イリンスコエ防衛ラインでドイツ軍のモスクワ侵攻を増援部隊が来るまでのたった5日間耐えしのぶ任務だったのだが・・・
圧倒的なナチの軍勢と、士官候補生との戦いはソ連側には圧倒的不利でしかなく士官学校の若い兵士たちが次々に戦死していく映画
このロシア戦争映画、戦地に赴くことになった士官候補生と家族たちの別れのシーンがあるんですが
このロシア戦争映画、戦地に赴くことになった士官候補生と家族たちの別れのシーンがあるんですが
これは完全に死亡フラグデスよねもう彼らがどのように死んでいくのかを見るための作品となっていましたが
そんな奥さんや母親とかちょっと出の女優さんを含めて
本編で一応主役の青年と恋に堕ちる看護兵の女性とか士官候補生の母親で軍医さんとか、もう登場してくる女優さんたちがなぜかめちゃくちゃ可愛い女優美人さんでして、どこからこんなに集めてきたのか?
特にヒロインの看護兵が可愛いすぎて
最後に撃たれて主人公といっしょに死んじゃうのが・・・
軍首脳部が会議だけで増援部隊も派遣できないと言うのはどこの国も一緒か
軍首脳部が会議だけで増援部隊も派遣できないと言うのはどこの国も一緒か
圧倒的な不利な状況下でドイツ軍がモスクワを取られないために死力を尽くす姿には、一応泣ける戦争映画ではあるんですが
ちょっと2時間20分が長かったのもあるのかもしれませんが
ロシア人ではありませんからプロパガンダ臭も薄かったって感じてしまいました
もっと謳いあげてもよかったような
2020年製作、ロシア映画
ヴァディム・シメリェフ共同脚本・監督作品
出演:アルチョム・グビン、リュボフ・コンスタンティノワ、イゴール・ユディン、アレクセイ・バルデュコフ、エフゲニー・ディアトロフ、セルゲイ・ベズルコフ、ロマン・マディアノフ、エカテリーナ・レドニコワ、セルゲイ・ボンダルチュク