WOWOWのジャパンプレミアで日本初OAされた後に
DVDスルーされた英国映画
お話は1917年ですから、第一次世界大戦ですか
ヨーロッパ大陸のフランスの国土で塹壕戦としてドイツ軍と対峙しているイギリス軍
このまま行くと空爆とかで英軍は連合軍としても敗戦濃厚
なんとか打開策をと考えた前線将校
塹壕よりも深い地下トンネルを掘って敵塹壕の下に爆薬仕掛けて起死回生を測ろうってアイデァが閃くものの
塹壕は土ですから普通に兵士たちが掘って作れるが
その下の地層は粘土質で素人ではトンネルが掘れないと、本国に帰り
上層部に作戦概要の許可を取り
彼が選んだのは鉱山会社の社員である民間人の穴掘り作業員の専門家たち
鉱山労働者達で粘土質の土層のトンネルを掘って敵の壕を爆破するという奇抜な作戦ってありそうでなさそうで・・・
巻頭でのスーパーでは”事実に基づいた云々“って言うような文言のスーパーは入らないのですが
巻頭でのスーパーでは”事実に基づいた云々“って言うような文言のスーパーは入らないのですが
どうやら史実に基づいた記録をもとにフィクションとしては作られた戦争映画のようです
主人公の穴掘り作業員のリーダーのお親父さんが実に渋いんですね。
主人公の穴掘り作業員のリーダーのお親父さんが実に渋いんですね。
民間人としても愛国心が強く、兵役を志願するも穴掘りがたたり肺に障害が起こり志願兵募集に不合格となっているという映像をしっかりとオープニングに挟み込んでおり
民間人ではあるものの一応最前線ですから、臨時徴用兵役としてトンネル掘りではあるものの自分が最前線に行くという僥倖に恵まれる
将校とのやりとりとか掘削での自己提案や、最後の無謀とも思える行動にしっかりとした説得力を与えていたんですね。
そんな主人公の背景はしっかり描かれていますが、他の4人の背景はありませんでしたが、一人の若者が故郷での恋人が自分が戦地に赴いている間に、
そんな主人公の背景はしっかり描かれていますが、他の4人の背景はありませんでしたが、一人の若者が故郷での恋人が自分が戦地に赴いている間に、
故郷で別の男と一緒になったことで、塹壕と敵塹壕の中間安全地帯を超えて敵の銃撃で自殺するという
ある意味心理的に残酷なシーンがありましたが
そんな女のために自ら死ぬことはないだろう
思い詰めなくても、他に最いい女にこれから巡り会えるだろうに・・・ある意味無駄死にというようなシーンがあって
戦争の悲劇の一面をも見せてくれていたような
ただ映画としては、英軍だけでなく、隠密行動でトンネル掘りは敵もやっていたようですが
ただ映画としては、英軍だけでなく、隠密行動でトンネル掘りは敵もやっていたようですが
映画としては穴掘りがメインですから
絵面としては実に地味なのと穴蔵で暗いのとで
絵面に変化がなく実に戦争の映画とは言え、かなり地味な映画ではありました。
2021年製作、イギリス映画
J・P・ワッツ監督作品
出演:サム・ヘイゼルディン、トム・グッドマン=ヒル、クリス・ヒッチェンズ、エリオット・ジェームス・ラングリッジ、サム・クレメット
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/35/82126c5695d4449b00928101495b5417.jpg)