MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

高レート裏麻雀列伝 むこうぶち7 筋殺し

2022-01-31 23:05:13 | Vシネマ
チャンネルNECOで連続OAされてる“むこうぶち”シリーズ
オールインの前会社GPミュージアムからリリースされていましたが
エロス的な女雀士モノは好きですが、お色気ないし、任侠ドラマではないとリリース時には敬遠していたのですが
この7作目まで見てくると、片岡修二監督の作劇のうまさと原作の良さもあったのか
かなり傀の持ってる世界観にはまっている自分がいまして
OAされた分は必ず見てブログアップしていこうと思ってる次第です。
 
今作の仇役はなんとデビッド伊東さん、ここんとこ「日本統一」の八王子編で主役を張っておられてて
間をおかずにこっちでは10年前の伊東さんの怪演が見られてよかったというか
これは偶然と言うか蓋然なんでしょうか
 
そんなデビッド伊東さん、元プロ雀士でその強さがヤクザに買われて反社の代打ちして協会から追放され
今ではマンション麻雀のオーナーとして、サマ麻雀で荒稼ぎしてる人間
それも麻雀好きなキャバ嬢を麻雀で借金漬けにして
キャバクラのお客さんをマンション麻雀に誘い込み、みぐるみはいでいるという
 
その毒牙にかかったのが詩織のヘルプについた華彩なな演じる新人凛香ちゃん
そんな凛香が国の母親に仕送りしてるお話にこころ動かされた安永プロ
詩織をほったらかしで東空紅では招待麻雀したりしていたが
彼女に誘われるままデビッド伊東演じる前野が営む、マンション麻雀の店に連れて行かれて、なんと安永が身ぐるみ剥がされてしまうのだった。
 
いちおうサマだとはわかるものの全自動雀卓でのサマにこころあたりがない安永でして、前野は凛香を使って次々と社長さんたちを喰い物に・・・
また凛香も借金で身動き取れないようにして、フウゾクに落とそうとすることを知った安永は、傀に前野打倒を頼むものの
一応“自分はむこうぶち”だからと言う傀でしたが
安永が凛香を助けるために前野に勝負を挑んでいったことを知り
傀は動く、そして一局を回す間に前野のいかさまを見抜いた傀
傀の反撃が始まる
 
今回は副題にあるように”筋殺し“と言うイカサマ・・・
特定の牌を回転台に落とす時にそれが集中して山に集まるように仕組まれ
さらにその山にぶち当たるように賽の目も磁石で調節しているわけで
圧倒的に有利になる仕組みを見抜いた傀による反撃がはじまる
 
凛香さんを演じていた華彩ななさんのキュートさと
麻雀打ちながら飴を食べるデビッド伊東の演技力に圧倒される今作でしたが
高田延彦さんの演技力のなさには笑うしかないのが残念
今回は傀より安永がフューチャーされてる回でしたから余計に・・・
 
2010年製作、日本Vシネマ、GPミュージアム作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:袴田吉彦、デビッド伊東、ガダルカナル・タカ、及川奈央、華彩なな、史朗、三上剛、宮内こずえ、成瀬朱美、黒部幸英、岡田正典、高田延彦
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファイナル・ジャッジメント

2022-01-31 17:57:08 | 洋画未公開
「ファイナル・デスティネーション」のシリーズでは人がスラッシュされたりとホラー映画として
人体破壊がよく出来ていて、ホラーサスペンスとして面白く見られた記憶だけがありまして
その制作陣が再結集して作ったから「ファイナル・ジャッジメント」と言う寄せてきた邦題とジャケットのど真ん中に鎮座ましましてるスカルプに釣られてのジャケット借り
 
しかしまぁ、最初に言っちゃいますが栓開けて日向に置いてあった炭酸の抜けたコーラみたいな映画だった
スラッシャー的な人体破壊も皆無、人は死ぬものの死体が破壊されるわけでも
墜死した死体のグチャってのもなんもない
主人公もこの人?ってくらいヒロインに美貌もなんもない
見方によってはブスにしか見えないと言う(失礼)
もう希望もなんもあったもんじゃない作品
唯一の救いが84分と言う短尺だったこと、っても個人的には結構長く感じた
 
ヒロインは直近に父親と一緒に強盗に襲われ死亡から生還してきた人物
そんなこんなで死に関してトラウマを抱えて生活してる
おっとヒロインは黒人さん、そして現代のアメリカを反映してからか、白人の彼氏がいる
ある日ジョギング中に公園で男が殴り殺されるのをそこにいた数人の人々と目撃したものの
彼女は強盗事件を思い出し一瞬固まってしまうが
周りにいた人はただ見てただけで、誰も止めようとはしないで傍観してるのみ
一人の男だけが携帯でその様を動画撮影していた
 
その動画が出回りマスコミが買ってそれを流して傍観していた人間たちを批判するニュースを流す
そうして目撃者がっていうか動画撮影者が最初に墜死し・・・
傍観していた人が次々に死んでいく
それを止せばいいのにヒロインが死の真相を探っていく・・・
 
だけのお話でしたが犯人はすぐに割れるんですが
さらにとってつけたようなツイストで締めくくってくるとはねぇ
よくオチずに見てられたと自分を褒めてあげたい
 
2020年製作、アメリカ映画
ジェフリー・レディック脚本・監督作品
出演:コートニー・ベル、ウィル・スタウト、スカイラー・ハート、ジェレミー・S・ホルム、ジャクリーヌ・フレミング
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする