MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

プロミシング・ヤング・ウーマン

2022-01-15 23:19:30 | 洋画
なんとも不思議な映画でした。
直接的な表現はなされないものの
ヒロインであるキャリー・マリガン演じるアラサーのお姉ちゃんキャシーが、
毎夜クラブで泥酔して、下心ある男にお持ち帰りされて
相手が手を出し始めた途端素面になって・・・
家に帰ってくると、手帳に男の名前と印をつける
そのノートには数多くの人数が彼女の餌食になった証が見られる
 
そうなんですシノップスの展開の中で
彼女の立ち位置が順次語られていきます
なぜにそんなことをしてるのか
彼女は果たしてお持ち帰りされた男どもを殺しているのか
世間的に事件として表面化されてるシーンはありませんが
確実に肉体目的で女に猥褻行為を行なってる男たちを懲らしめてる事だけは確か
 
元医大を中退して、実家に住んでコーヒーショップでおざなりなアルバイターのしがないキャシーですが
なんでこんなことをしていたかと言ったら医大のルームメイトで友人の前途有望なニーナって言う同級生が、大学パーティで、男子生徒にしこたま飲まされた挙句にレイプされるものの
裁判で彼女が泥酔していたことと、大学側の男子優遇から罪に問えず自殺してしまい
キャシーも友人以上のニーナの死によって中退しちゃって
それ以来女を誑かす男どもを一人で懲らしめていたようです
 
そんな時に主犯株の男が医者として成功の果てに故郷に錦を飾り
かつ結婚することを知り復讐に動くんですね
大学時代に自分に好意を持っててくれて今は母校の病院で小児科医の青年から愛を告白されるものの
それを振り切ってニーナの復讐にうつるわけで
 
なんとバチュラーパーティにストリッパーとして潜り込み
男と二人きりになっていざ復讐って時に
男と女の体力差によって、いざっていう時に逆に殺されてしまう
さらに証拠隠滅のためにキャシーの死体は焼却されてしまうんですよ
そう主役が目的を果たせずに死んじゃうだけでなく、死体まで焼失しちゃう映画
さぁ、結末はどうなるんでしょうか
いろんな意味で度肝を完全に抜いてくれる作品
 
まぁレイプによる女性犯罪防止というか“Me too”
をテーマにした作品ということで、マーゴット・ロビーが製作に関わり
女性監督のエメラルド・フェネルがホンを書き自らメガフォンをとっての
完全なる”Me too“作品だったようです
 
暗くならずにコメディタッチというかポップでキッチュな作風の作品でしたが
彼女が殺されるとこは克明に描いているのですが、彼女が男狩りしての行為はノートに描かれてる赤い線と黒い線で行為の差があったようですが
彼女の行為に関しての描写がないのもある意味意図的だったようですね
 
ある意味男にはキツイ作品ともいえるかも
 
2020年製作、アメリカ映画
マーゴット・ロビー製作、エメラルド・フェネル製作・脚本・監督作品
出演:キャリー・マリガン、ボー・バーナム、アリソン・ブリー、クランシー・ブラウン、ジェニファー・クーリッジ、ラバーン・コックス、コニー・ブリットン
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科捜研の女 -劇場版-

2022-01-15 17:03:56 | 邦画
私は日本のTVドラマはほとんど見ないんですが、テレ朝っ子ということで
ある意味DVDを見ない時間帯ではテレ朝にチャンネルが固定されてて
平日の夕方とか、平日の午前4時とか、でリピートされてる旧作の徳川八代将軍の時代劇とか
水谷さんの人気刑事ドラマや、この坂口さんのドラマを流しっぱなしでブログをも書いたりネットサーフィンしたりしてるんですね
 
で一応この「科捜研」シリーズが20年以上も長期に続く長寿番組であることも知ってはいます。
でも沢口さんのファンの方には怒られるかもしれませんが、歯茎が見える女性が好きくなくて
沢口さんたしかにお綺麗なお方だとは思いますが、でも耳ではちゃんと見てたりしてるようで
 
この作品は一応“劇場版”ということで、邦画を積極的に見て行こうって言う
個人的な企画もあって
その一環として視聴してみました
いや、なんと20年の総集編的な作品でしたねぇ
もう元旦那の渡辺いっけいさんとか、父親小野武彦さんとか、チラッと母親役の星由里子さんとか
もう二十年の完全なる集大成
これはもう、このシリーズ終了を予感させるような配役でしたねぇ
 
よくまぁこんだけ予算をつぎ込んで
底の浅い推理劇を作ったモンだと感心してしまう作品
20年の間ずーっと飽きずに見続けてきた「科捜研」ファンの方だけが見て喜ぶだけの作品でしかないんですね
クライマックスでの一芝居は流石にやりすぎでしょ
東映京都撮影所制作だからできた作品とでもいうことでしょうか
つまらなくはないのですが、映画としては実に底の浅い作品でしかなかったのが残念でしたが
私は違う人物が犯人だと思って見てました
そこだけ完敗なんですね
 
2021年製作、日本映画、「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会作品、東映配給
兼崎涼介監督作品
出演:沢口靖子、内藤剛志、佐々木蔵之介、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、⻫藤暁、⻄田健、渡部秀、山本ひかる、石井一彰、佐津川愛美、マギー、宮川一朗太、片岡礼子、阪田マサノブ、中村靖日、駒井蓮、水島麻理奈、渡辺いっけい、小野武彦、戸田菜穂、田中健、野村宏伸、伊東四朗、星由里子
 
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ザ・娼年倶楽部3 美女が蕩ける竿師の無限快楽奥義

2022-01-15 04:00:53 | OV
最近こういったRー15のエロチック作品がリリースと同時に見られなくなりましてBS・CSでのOA待ちでして
実際にはピンク映画とかキングレコードで製作されてる作品はDVDパッケージ化される前に見られる作品もあるにはあるんですが
高澤吉紀プロデュースで作られるエロチックOVは衛星放送で見るしか方法がないんですよね
 
でそんな中「ザ・娼年倶楽部」シリーズがようやっと3本順番に見ることができました。

第一作の「ザ・娼年倶楽部 愛と快楽を与える魅惑のテクニシャン」は京介が竿師になるものの希美殿愛に悩むお話
そして第二作の「ザ・娼年倶楽部2オンナたちを悦ばせる性戯の秘訣」は希美が竿師のクラブの秘書件事務員になる前日譚を描いていましたねぇ
そして今回は第一作での後日譚と言う時制で描かれています
2→1→3と言う時制で描かれてる作品だったのね
 
今作では希さんとの愛に生きるか竿師にとして生きるかって悩む京介

1で父親とわかった伝説の竿師を父に持つものの優柔不断の性格から一流の竿師になりきれない京介
そこに横浜から流れてきた半グレ集団が竿師を名乗って新宿を荒らし周り
その暴力性で並木塔子さん経営する竿師会員制クラブ“サンゲ・ブランカ”の縄張りを暴力で脅かしてくる

迎え撃つものの京介がガード中に希美を敵にさらわれて
会員名簿をかけて竿師に同士の逝かせテクニックの勝負“裏札勝負”での決着を開催することで雌雄を決すと言うことに
 
しかし敵は去るもの京介以外の竿師をなんらかの形で出場不可能にさせて京介1人を残す
さらに審判に伝説の竿師であり京介の父親を持ってくると言うことで
親子共々地獄の責め苦の勝負になるものの
敵の不正を見破って京介が勝つ・・・・

 
そして京介がくだした決断とは・・・
やっぱ個人的に架乃ゆらさんのお体はお綺麗だとは思いますが
お顔が馴染まへんねんなぁ

 
切り口の違う記事はコチラ
 
2021年製作、日本OV、ネクスタシーEX作品
貝原クリス亮脚本・監督作品
出演:架乃ゆら、並木塔子、山本宗介、吉田タケシ、桐原みお、森羅万象
 
 
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