MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

告白

2022-01-12 23:18:35 | 韓国映画
ここんとこちょっとご無沙汰気味な韓国映画ですねぇ、あの湊かなえさんの作品の映画化ではなく
韓国オリジナル作品
新米婦人警官が活躍するお話
現実はどうかわかりませんが、相変わらずな韓国警察のちょっと事なかれ主義的な描写の作品と似通う描写もありますが
この新米婦警さんはかなりな切れ者です
 
オープニング公園で出会うヒロイン二人
Tシャツがへばりつきおっぱいの豊満さを見せつけているのが婦警さん
画面端に座ってるのは、実は・・・
そうこっちのパク・ハソン演じるソーシャルワーカーの女性が実はこの映画の本当のヒロイン
ジャケットにデカデカって出てる彼女ですが完全に私の好みな役者さんでした
 
見終わって本当の主人公は画面下にいる女の子だったのかも知れない
そう実は誘拐事件を追いかけていく中で殺人事件アリーナ
さらに誘拐身代金事件と同時進行で事件が起きていくものの・・・
 
なんとなく見ていくうちに先が読める作品でして
クライマックスにツイストあるもののそれさえ先に読めちゃう
目の肥えた韓国映画ファンには物足りないほどのライトな作品だったので
どうなんだろうこの惹句のスマッシュヒットって言うのは?

テレビ局に届いた誘拐犯の身代金の声明文には"国民1人につき1000ウォンを払え、
7日以内に1億ウォン集まらなければ子供を殺す"と
韓国の貨幣レートは日本円はその十分の1と計算できるから
身代金1000万円、国民一人100円って言う計算になりますよね
少し低くありませんか?
って事件解決への伏線みたいなものでもあったり
 
さらにこの殺人事件と誘拐事件のほかに
この映画の根底に流れているのは児童虐待のはお話も巧妙に絡んできてまして・・・
新米婦人警察官ジウォンは、殺人事件を発見してから
刑事と対立しつつ自ら事件を解決しちゃう
韓国の警察機構は特に格差社会の縮図みたいな組織ですからぇ、新米巡査が事件解決しちゃってよかったのかなぁ

こんなソフトで音だけと肉体の痣だけで児童虐待を見せるって韓国映画らしくないんですが、これは韓国映画のレイティングの問題もあったのかなぁ
内容的にはエグいんですが映像表現がソフトなので
韓国映画のエグ味が好きな私には、ちょっと物足りない作品でしたが
その物足りなさを補ってくれていたのはパク・ハソンさんの美貌だった・・・
と言う作品だった
 
シネマート新宿の恒例企画興行<のむコレ2021>で上映された一本

2020年製作、韓国映画(日本公開作品)
ソ・ウンヨン製作・脚本・監督作品
出演:パク・ハソン、ハ・ユンギョン、キム・ソヒョン、チョン・ウンピョ、ソ・ヨンファ
コメント (2)
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高レート裏麻雀列伝むこうぶち5 〜氷の男〜

2022-01-12 17:29:37 | Vシネマ
前日の記事にも書いた気がするが、何故かこの「むこうぶち」シリーズも第二シリーズOAは5〜8までを9日の昼時間帯に一気放送
さらに今回は同月のリピートOAなしという
ある意味見逃したらそれまでよ
って荒っぽいチャンネルNECOさんのプログラム構成でしたが
ってことで、こちらもしっかりと録画させてもらっての
録画視聴です。
 
今回は風間トオルさんが演じる数学の大学教授ではないなぁ、今なら准教授、好み当時では助教授ですか
麻雀対決の裏に大学の学部長選挙のドロドローが絡んでいて
出世争いには表向きは学部長選挙に興味なさそうで
自身の絶対的な確率論の立証のために、裏金資金増額を高レートマンション麻雀で稼ぎ出そうって魂胆で自身の確率理論で傀に挑む風間トオルさんの姿を描いた作品
 
最近ちょい顔見せだけでのレギュラー出演ぽかった及川奈央さんですが
まずはオープニングから出演されてて、二人組みのサマ師にやられたキャバクラのお客の社長さんの仇を傀に偶然とってもらったり
風間トオルさんをマンション高レート麻雀の世界にハマりこませて
傀と勝負をさせる役回りでした
及川さんの出演部分が増えていたのは何よりでした・・・
 
っていうか私は原作漫画知りませんが見終わって調べていたら
この日陰ってキャラクターは大学の確率論の先生ではなく、裏雀士のようですね原作では
冷徹な分析能力と確率論で捨て牌と相手の手牌読みっていうところのキャラを拝借して
片岡修二さんが別のキャラクターをドラマ用に設定されたみたいですねぇ
 
毎回思うのですが、傀とゲストとの勝負に参加されてるお方たちもレートが上がってもチャンとついて行ってるんですが
ほとんどが二人の勝負に終始してて、ただ麻雀を回してるのみの存在なんですが
いつもそこにいるのは下元史朗さん
彼も一応レギュラーキャラクターなんですかねぇ
それとも単に片岡修二監督のお気に入りで出演されてるのか
そこが疑問でして、これからも注視して行きつつ史郎さんのこの作品での正体を探って行きたければって思っているんですが・・・
 
学部長選で日陰の口車に乗っかって3000万拠出する教授になんと石濱朗さん
役者さんも年輪を重ねるとそれなりの歳にふさわしい仕事しか来ないようですね
そんな教授の選対には遠野舞子さん
麻雀に負けて全額失った日陰の今後はどうなるのかしら
全額失った日陰のその後の妄想が色々と浮かぶという見終わった後の楽しみな作品でした。
 
2008年製作、日本Vシネマ、GPミュージアム作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:袴田吉彦、風間トオル、。ガダルカナル・タカ、及川奈央、石濱朗、遠野舞子、下元史朗、三上剛、宮内こずえ、成瀬朱美、高田延彦
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