MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

新・大地震

2023-06-05 20:08:29 | 洋画未公開
ハイ、みんな大好きじゃなかった、私大好きアサイラムのデザスターパニック映画「新・大地震」です
台風と豪雨でもう忘れてしまってるようですが先月でっかい地震が日本でも起きておりまして
米国より日本の方が地震大国ではあるんで
多分にいろんな大地震経験してるがために日本映画では地震のパニック映画は作られない
じゃなくてCGとVFXとかに予算かけられないから作らないじゃなく作れないって言ういう方が正解ですかねぇ
 
っていう事でカリフォルニアにマグニチュード20.5の大地震が来ると予測したヒロインの金髪のおばちゃんが、家族と一緒に・・・
って夫がウィリアム・ボールドウィンで黒人の長男と白人の長女と一緒に・・・
で気づきましたがな
昨日だか一昨日だかの作品にも書きましたが洋画はジェンダーに配慮してだかなんと白人夫婦の子供に黒人を混ぜ込んで
そうそこで思い出したこれってまさかのアルバトロスから2月にリリースされた「ボルケーノ 2023」の続編だったのね
 
っていう事でハワイの地震の元になった開発業者で心を入れ替えたお金持ちのプライベートジェットでカリフォルニアに飛来してきて
確か地震学者のヒロインなんですが、真先にやるのは被災者の救出
今、前の作品の記事を読み返して見ましたが
今作ではそういう事で本土っていうのもあってロスが被害地ってこともあって被災者のエキストラを結構アサイラムにしては導入してきましたねぇ
 
前作っても地震以外にヒロイン達に向かってくる人為的な敵役も同じ人物たちであるっていうことでして
一応前作のお金持ちだけがこっちについたようでしたが
天災がおっきくなるかならないかっていうのは人災であるっていう映画になってて
科学的な経緯とかはそっちのけで
この作品も被災者救出に映画的な観点を置いて描かれている作品だったかなぁ
 
人間的な問題を残しつつ
まだこの作品としてというかこのシリーズは続いていくような終わり方でしたねぇ
 
アルバトロスはまるっきり関係のない同工異曲の作品をシリーズって形で売るのに
元がシリーズの作品はなんとシリーズものとしてウラないのね
不思議な会社だわ
ただ時流にのかって今作を「シン大地震」っていう邦題にしなかった点だけは褒めておこう
 
2022年製作、アメリカ映画
ジャレッド・コーン監督作品
出演:マッケンジー・ウエストモア、ウィリアム・ボールドウィン、グラント・バウラー、トリー・グリフィス、 ジェシー・B・エヴァンス、タイラー・クリストファー

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にっぽんGメン 摩天楼の狼

2023-06-05 05:05:30 | 邦画
東映が東横映画時代にGHQって言うかマッカーサーからポン刀での斬り合い
そうチャンバラ映画の制作&上映をって東映だけでなく日本映画界全般にお触れがきて
苦肉の作として銃撃戦ならOKだってことで
銃器を扱えるのは警察官や公安官だってことで時代劇俳優である片岡千恵蔵話市川歌右衛門を使って作り出したのがこの“にっぽんGメン”シリーズ
 
東映チャンネルではここ3月からシリーズ作品を連続放送してくれているんですが、フィルムが現存しないのかどうかは不明ですが第三作の千恵蔵さんの「にっぽんGメン 不敵なる逆襲」をのぞいて、全4作のOAがようやっと終了しました
 
ってことでなんと1948年に始まったこのシリーズも1960年
それもこの最終作だけはなんと製作配給共に第二東映からの作品だったのね
いきなり第二東映のロゴが出てきてびっくり、そしてこの作品はさらにシネマスコープサイズで撮られた作品だったんですね
 
前作「にっぽんGメン 特別武装班出動」ではなんと高倉健さんが主演でしたが、今作では
梅宮辰夫と三田佳子のW主演作となっており
現職刑事がコールガールと心中した事件を九州から転勤してきた死んだ刑事の親友だった梅宮辰夫演じる不破刑事が顔が知られてないことからまずは土地の愚連隊が経営するトルコ風呂“夢の園”で黒岩組と喧嘩して見せるとこから始まり
 
梅宮演じる不破竜太郎刑事はなんとこの土地の生まれであったために花屋を経営する幼馴染の千鶴に会った。彼女は妹由利江と、生花の大家大和田桂月の世話で始めた花屋はここいらのフーゾク店にも花を入れていたのだった
なお死んだ刑事の背広のバッジホールに差してあった梔子の花が目印で不破刑事もようやっとコールガーに出会うことができこの一帯を牛耳ってるコールガールの大元締は黒岩組ではなくブラックジョーという元締めがいることまでは突き止めることができたが
 
警察の捜査が行き詰まる中殺される人間がさらに増えていき千鶴・由利子姉妹も怪しい素振りが見えると言うお決まりの展開の中で
華道家元が佐々木孝丸ですからねぇ
こっちには最初っから元締めが誰だか見えてるって言う作品でしたねぇ
ただ意外だったのが
個人的にこの人は刑事か正義の味方しか演じたことがないと思っていた
クレジット三番目の波島進さんがなんと悪党一味での出演だったのね
 
1960年製作、日本映画、第二東映作品
監督:伊賀山正光
出演:梅宮辰夫、故里やよい、三田佳子、佐々木孝丸、梶すみ子、清水一郎、荒川さつき、須藤健、岡野耕作、岩城力、永島明、滝沢昭、岡田敏子、高橋京子、富田仲次郎、安藤三男、室田日出、日尾孝司、山口勇、佐藤広二、木川哲也、増田順司、曽根秀介、醍醐都子、北原路子、久保比左志、相馬剛三、波島進
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