MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

Never Goin’ Back/ネバー・ゴーイン・バック

2023-06-23 20:08:06 | 洋画
軽ーいシモネッタで終始動いていく2人の女の子の何気ない日常を描いた青春ムービーって言った感じで見ていましたが
究極アメリカのコメディ映画って結局はウン○にゲロなのね
 
でも2018年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭でゲームチェンジャー賞にノミネートされてるわけでして
アメリカ人自体シモネッタにはそれしかないっちゅうことなんでしょうね
っていきなりリバースがきますから油断大敵な映画です、
2人のお姉ちゃんのうち個人的にはジェシー役のカミラ・モローネの美貌に惹かれて最後まで見てしまった作品
 
高校を中退した親友同士のアンジェラとジェシーは、兄とその友人との4人で一軒家を借りて共同生活を送っているが、バイト三昧の日々でも、家賃を払うのがやっとの極貧生活を送っているんだけど
ジェシーの誕生日に1週間のビーチリゾートのバカンスをプレゼントしたいアンジェラは、家賃を支払わなければならないお金で2人分の夢のチケットを購入してしまい
また兄は兄でヤクの売買しようってこれまたドシロートがそんなことで成功するはずもなく
逆に有金巻き上げられていると言う
 
家賃を稼ぐためにバイト先に無茶苦茶な追加シフトを入れるも、兄のお金取り立てに現れた男たちのために隣家に警察呼ばれて2人のコカイン使用が見つかったりで、刑務所に入れられるわ、急遽参加したクスリパーティーで誤って大麻入りクッキーを大量に食べてハイになるわで、挙句の果てにバイトもクビになり・・・
 
暑さ凌ぎで入店して備え付けサービスの氷でトラブル起こすまっとうな風態の老人が
ラストで大どんでんのエロオヤジだったり
ヒロインの2人にしても、またその兄貴たちにしても
出てくる人物がみんなアホ、唯一まともなのは2人のバイト先の店長くらいかな
それも憎めないアホって言う設定がいいよね
でも最後は大金ゲットしてのハッピーエンドでしたねぇ
尺も86分とサクサクって見られる映画です。
 
監督のオーガスティン・フリッゼルは自身の体験を元に脚本を書いて監督までさせてもらったようですが、本業は女優さんとして15年以上のキャリアを積んでこられた人だったようですね
一応劇場公開されてる作品なのね。
 
2018年製作、アメリカ映画
オーガスティン・フリッゼル脚本・監督作品
出演:マイア・ミッチェル、カミラ・モローネ、カイル・ムーニー、ジョエル・アレン、ケンダル・スミス、マシュー・ホルコム、アティーナ・フリッツェル
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイレント・ナイト

2023-06-23 05:05:49 | 洋画
個人的に映画の情報入れない人ですから、GEOさんの店頭で新作ということだけでセットレンタルの員数に入れてきただけの作品でしたから
蓋を開けてなんとこんな映画にキーラ・ナイトレイが出演してるんだって
でもなんだろう見てるとナイトレイが主婦を演じてる田舎なんだろうか、郊外なんだろうか5人家族の元にクリスマスイブのパーティに参加しようと親友とその家族たちが次々と現れて、久々の再会を喜ぶって言うか、ある意味人間関係の忌憚のない関係がそのパーティーで発揮されてゆく
 
特に子供たちが大人をなんとも思ってないようなクソ発言していたり、この集まった12人たちがある意味本音を直に口にしてしたりと
なんかそんな本音を聞かされても、つまり人前で装うこともしない代わりに怒りもしない
そんな会話劇が一軒家でただただ続いていく
ワンシチュエーションのブラックコメディ会話劇だと思っていたら
 
なんと後半になるにつれて彼らは一緒に人生最期のために集まってきたんだって言うのがわかり
そうなんです劇中にも出てくるんですがロシアがばらまいたって言うような、イギリス全土を死にいたらしめる毒ガスが迫ってきて
なんと政府から1人1人に致死のピルが配布され彼らはどうせ避けられない死なら一緒に死のうとここに集まって、人生最後のイブを祝うって言うか1人で死ねなくて集団でならなんとかなるだろうって言う事で
もう前半の会話は本音バチバチで飾りっ気なしだったわけだったのね

多分にこれは今回のコロナパンデミックからの発想から作られた様な気もするが・・・まさかの完全なるブラックコメディを超えたブラックな映画だったんですね。こんな毒ガスが迫ってきてるなんてわからない前半時点ではこの映画どんなオチが待ってるのかって思っていたら
まさかのこちらの想像をはるかにに超えた物語だったとは
いやだから映画は見る前に情報を遮断しておくのも一つの見方でもあるようで・・・
このまさかの展開の中で子供が1人耐えられず逃げ出して
一般家族全員の死をガスの中で見て父親に連れ帰らされるのですが
1人先にガスで顔面血濡れて息絶えているのを見て
一人また1人と家族同士恋人同士と静かにピルを飲んでいき
そして誰もいなくなり・・・
 
静かなクリスマスの朝となり衝撃のオチを迎える
 
見終わって自分だったらこんな静かに自から死を選ぶなんてできるんだろうかって言うことを考えさせられる作品でしたねぇ

キーラ・ナイトレイはもちろんですがその子供を演じてた子役のローマン・グリフィン・デイヴィスはいい仕事してましたねぇ
劇中の双子とこのローマン君は監督さんのお子さんたちだったようで
 
2021年製作、イギリス映画
カメラ・グリフィン脚本・監督作品
出演:キーラ・ナイトレイ、マシュー・グード、ローマン・グリフィン・デイヴィス、ハーディ・グリフィン・デイヴィス、ギルビー・グリフィン・デイヴィス、アナベル・ウォーリス、ルーファス・ジョーンズ、ダヴィダ・マッケンジー、ルーシー・パンチ、カービー・ハウエル=バプティスト、リリー・ローズ・デップ、ソープ・ディリス
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする