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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

極道の紋章 レジェンド 第十五章

2023-06-25 20:08:32 | Vシネマ
前々作「極道の紋章 レジェンド 第十三章」ではトミタの工場用地買収を巡って啓仁会の意を受けたガーシー議員みたいなYouTuberを退治し
前作「極道の紋章 レジェンド 第十四章」ではトミタが工場として利用しようとしている工場を巡って裏でこれまた暗躍していた啓仁会との絡みでの総会屋みたいなのを阻止してきた津波さんでしたが
全て横浜を仕切っておる道場組新組長東堂絡みでしたが
 
今作も完全に東堂さんがらみですがトミタは出てきません、したがって仁科さんの見せ場がほとんどない作品でした
まぁこの東堂さんに関しては弘和会の黒沼がこれまた東堂への想いがほの見えて
これって三部作っていうか三本撮りだったんですかねぇ
この2人の因縁がこれからどう発展していくのかの期待値大ですが
 
なんと改めて横浜は道場組が仕切ってるって思っていたら
今作ではその道場組にはさらにその親筋にあたる金筋博徒の寿一家っていうのが横浜にいて
清水宏演じる組長が余命宣告を受けるガンんを発症して
跡目になんと東堂をって考えていたことから、そこの幹部である川原英之さん演じる組長代行田辺が跡目を継承したいと
啓仁会と横浜中華街を牛耳るチャイナマフィアと手を組んで
 
東堂に挑戦していくわけで、いつもはここまでの梗概で始まるお話も
オープニングでは東堂・津波と啓仁会岡島&田辺との撃ち合いから始まり
その中で啓仁会の江原シュウ演じる岡島が津波に射殺されるとこから始まる
江原シュウさんもこれでおしまいでしたねぇ
 
ってことで今作では金筋ヤクザの跡目相続のお話だったのね
怪我の功名から弘和会ではいつもドジな大賀太郎さん、今回ではそのおかげで東堂を助けてしまう羽目で、なんと黒沼さんに褒められてしまうのね
ここいらのプロットはさすが村田啓一郎さん
っていうことで弘和会の黒沼さんはどっちにつくのか
警察本部長にも縦ついてる雰囲気だったし
っていうか西守正樹さんは制作進行としてスタッフにもクレジットされていたのね
 
川原さんはこの一作でFOしちゃうのね
さて次作の予告編がついていませんが2ヶ月後に第十六章はリリースされるんでしょうか?
ラストに暗黒星雲から新たな暗黒の星が生まれてくるっていう予言的な蘊蓄はどんな意味があるのかなぁ
 
何せこのシリーズと「日本統一」の2シリーズしかないからねぇ
コンスタントに2ヶ月交互に順調にリリースして欲しいよね
 
2023年製作、日本Vシネマ、、「極道の紋章 レジェンド」製作委員会作品
村田啓一郎脚本、片岡修二製作・監督作品
出演:白竜、松田一三、國本鍾建、大山大介、隼翔、五十嵐剛、松沢蓮、河本善鎬、本村衆、YU、木下徹、佐藤研也、亀谷亮太、江原シュウ、大賀太郎、川原英之、清水宏、工藤秀昭、日高智弘、仁科貴、木村圭作、西守正樹、武田幸三、川本淳市、武蔵拳、小沢和義、本宮泰風
コメント (2)
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マジック・マイク ラストダンス

2023-06-25 05:05:02 | 洋画
私はデラシネの映画ブロガーでして節操なくブログサービスしてる会社を利用しまくってきてましたので
今やサービス停止してたり会社自体消滅してたりでネット上では消えて無くなっているブログが数多あるんですが
チャニング・テイタムの映画俳優として人気者になるまで自分を支えてきてくれてた
男性ラップダンサーとしての経験を映画化した「マジック・マイク」そして「マジック・マイクXXL」と完全に見てきております
でついにその”マジック・マイクシリーズ“の最終章のDVDレンタルが始りました。
 
今作ではコロナ・パンデミックで家具作りの仕事まで失った元ストリッパーのマイク、40歳も過ぎて未だにマイアミでアルバイトのバーテンダーをしており。ある日大富豪マックス・メンドーサのお屋敷で基金集めのパーティのバーテンダーをしていると、10年前のストリップの客の女に出逢ったりする
ここの会話が実に楽しめるものの、そこでマイクの過去を知ったメンドーサは
個人的に自分に対してラップダンスを求めて
その流れで一夜を共にして、さらにダンサーとしての60000$の仕事の依頼をするが詳細はなんも語られずにOKしたマイクをプライベートジェットでロンドンに連れていく・・・
 
メンドーサはロンドンの旧家のお金持ちの奥方で、なんと離婚の危機を迎えており
その財産分与の中に伝統ある劇場が含まれており
彼女はマイクを演出家としてその劇場のラストシヨーとして永年続いているきた旧態依然とした伝統ある劇場で男性ストリップの群舞ショーで伝統破壊を企んでいたのである。
イギリスってことでちゃんとした旧家ですから執事が存在していて
この執事のキャラクターが実にいい
 
さらに最近のハリウッド映画の特徴なのか旧家の旦那と執事は完全なるアングロサクソンであり、その女房はサルマ・ハエックというヒスパニック、そして娘は養子である黒人の女の子っていうジェンダーに配慮した配役になるのは世界的な趨勢としては仕方ないことなのかなぁ
ある意味こう言った配慮から映画的ないわゆるプロットの基本である葛藤の対立軸の本質がかなり薄まってしまっているのも事実でして
この映画もご多分にもれず・・・
 
ハリウッドですから世界的にセクシー男性ダンサーを集めてその演出を任されてのマイクの奮闘と
伝統を護る旦那側とかそれを打ち破ろうとするサルマ側との攻防戦が面白いもののプロットとしてはちょと弱いのも事実
やっぱクライマックスでのダンスがカタルシスを呼ぶものの
ちゃんと雨を降らしてくれるとこは一作目のソダーバーグ監督
一作目に感じたあのワクワク感はなかったものの一応映画としては完成されたものとなってはいましたが
見終わっての爽快感はなかったなぁ
ってことでこのシリーズはこれで最後でいいように思える
 
2022年製作、アメリカ映画
スティーヴン・ソダーバーグ監督作品
出演:チャニング・テイタム、サルマ・ハエック、アユブ・ハーン=ディン、ジェメリア・ジョージ、ジュリエット・モタメド、ヴィッキー・ペッパーダイン、ケイトリン・ジェラード、ギャビン・スポークス
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