MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

極道の紋章 レジェンド 第三章

2021-06-25 19:19:41 | Vシネマ
今月もとうとう25日を迎え、オールイン作品の時期に入りましたねぇ
お天気が不安定の中なんとかライツキューブ作品4本をレンタルしてきました
まず最初に見るのはやっぱコレでしょう
 
白竜さんが企画製作して、片岡修二さんが前シリーズに引き続いて
白竜の津浪、松田一三演じる関西俠友会初代会長前崎哲雄が侠友会から引きずり下ろされて
川谷組の食客となって、再び関東の雄弘和会と戦う姿を見せてくれる新シリーズ
「極道の紋章 レジェンド」も、もう第三章になるんですね
前作では関西を二分する京阪連合を消滅させられた弘和会は関西から撤退しその矛先を九州に移した関係で弘和会は九州の誠真会を取り込み
次々と九州侵攻をしていく弘和会に対し、九州は一つでないといかんと古井榮一の緒方組が弘和会と誠真会に異を唱えたために、誠真会から狙われてしまい
津浪は川谷組組長の芝浦と九州の緒形組二代目とで盃を交わすよう促し、弘和会の九州侵攻に歯止めを掛けようとした

一方津浪たちの行動を面白く思わない、関西侠友会の下元史朗演じる新会長の嶺井は飛野悟志演じる新井組組長に川谷組の組長暗殺を示唆するが
俠和会の内通者によって難を逃れる
川谷四代目の國本鍾建演じる芝浦は報復を考えるが、前崎に一応制止されるものの
今作の流れの中で新井は倒されることに・・・

一方、何を考えたのか山口仁演じる弘和会の梶山はなんと津浪に接触してきたものの話し合いは物別れに
梶山の思惑はあわよくば九州から津浪を去らしたかったようですが
関西では侠友会の新井が前崎と芝浦に殺され
そして九州では津浪の?助っ人で梶山がいる前で緒方二代目は誠真会を壊滅させてしまい
九州は平定され弘和会は九州から撤退してしまう
そこになんと梶山を頼って俠和会を畳んだ嶺井が”敵の敵は味方“って言う理屈から
盃を受けにやってくる
 
関西から俠和会が消滅してしまい大阪は二大勢力が消滅し群雄割拠の巷と化すとこで終わる
 
今回は第四章の予告編がついてないために、次にどうなるのかわからないまま再来月の第四章のかリリースを待つしかないようですね
山口仁と下元史朗がくっつくとはねぇ
敵として不足はないが三つ巴ではなくvs構造になってしまいましたねぇ
 
2021年製作、日本Vシネマ、SJ作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:白竜、松田一三、國本鍾建、水元秀二郎、大山大介、時任盛二郎、中澤達也、中川翔太、飛野悟志、五十嵐剛、本田広登、武田幸三、古井榮一、工藤俊作、下元史朗、山口仁
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デンマークの息子

2021-06-24 23:24:23 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2021>で上映された一本
2019年製作のデンマーク映画
実に重たいテーマを抱えた映画でした
もうちょっと明るいお話を期待していたんですがねぇ
でも十分に見応えのある作品でした
 
時は2025年のデンマークコペンハーゲン、ご多分に漏れずヨーロッパの国々はアラブとアフリカの難民を受け入れてきておりまして
それら移民とデンマーク人たちとの経済的とかいろんな意味で軋轢を産んでる近未来のお話
移民テロに悩む分断を解決するために国を変え移民を排斥せねばならないと声高に主張して党首マーティン・ノーデル率いる、移民排斥を訴える極右政党“国民英雄党"が台頭し支持率を増していた
それに対抗するかのように移民側も結束していかないと
ちょっと前のアメリカのトランプさんの政策のように分断を産んでいるのも事実
移民も黙っているわけもなくノーデルが首班指名されればデンマークから追い出され
再び難民となるし経済的にも困窮していくわけで
 
そんな中で移民も若者を集めて、ノーデル暗殺を企むわけで
デンマークの司法も黙っているわけもなく移民の中に潜入捜査官を紛らせて
って事でヒットマンに選ばれた一人の若者と潜入捜査官との人間的なつながりを描きつつ、双方が各人の目的に突き進む中で人間としての友情まで育んでいく過程を丁寧に描いていくいつどこの国でも起こりうる事なんでしょうが
難民移民を受け入れない東洋の島国の人間にはある意味他人事としてしか見ていませんが
ヨーロッパでは他人事ではなく見られている作品なんでしょうね
 
で結局、潜入捜査官の活躍っていうかヒットマンを騙す形で
ノーデルの暗殺を未然に防ぐことができるまでが実は映画の前半
実はここからが本筋だったようで
移民側も黙っておられずにさらなる過激になっていくものの潜入捜査官はノーデルから礼を云われて、潜入捜査から外れるものの
日常の中で何か違和感を感じでくるんですね
どうもノーデルは移民テロリストの隠れた一員として彼らを煽動していた証拠みたいなものも発見する元潜入捜査官
 
結局ノーデルは選挙に勝ち首班になる事で、ナチではないものの単一民族国家を作り上げるために移民テロ組織を動かして選挙に勝ったようなんですね
そしてこれ以上捜査されたら邪魔とノーデルは元潜入捜査官の息子を殺し妻にも重傷を負わせる
選挙に勝ち単一国民国家を謳う勝利宣言中のノーデルに復讐の銃口を向け
銃が火を吹く・・・
 
実に重たい内容な近未来サスペンスでしたが
ユーロの国では他人事では済まされない作品だったんではないんでしょうか
 
2019年製作、デンマーク映画
ウラー・サリム脚本・監督作品
出演:ザキ・ユーセフ、モハメド・イスマイル・モハメド、ラスムス・ビョーグ、イマド・アブル=フール
 
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異常体位 大淫乱

2021-06-24 20:51:49 | ピンク映画
相変わらずのコンマビジョンから“平成ロマン映画”シリーズとしてDVDリリースされてる2000年製作されたエクセスフィルムのピンク映画
主演はこの時代以前に一世を風靡していたAV女優麻宮淳子さんって思っていたら
ピンク映画って一応三人の女優さんを
って言う不文律があるわけで
麻宮さんの他に、最近では熟女女優さんとしてその存在感をエロチックOVとかピンク映画でその存在感を遺憾なく発揮されてる里見瑤子さんが2番手女優さんとして出演されてるんですが
20年の年輪ですよね、実に初々しいお姿というか演技を見せてくれています
 
舞台は麻宮演じるキャバクラのママ紀香と幼なじみのカメラマンの大山とがセックスしてい最中に里見瑤子演じる処女の女子大生真美が雇ってくれとやってくる
一応同じ大学主審という事でその日から働かせてもらえることに・・・
実は大山は紀香のヘアヌード写真集を出版したいと思っているのだった
 
お店はここ最近、経営の苦戦を強いられているので紀香は10分1000円でお触りOKという新たなシステムを店に導入した
3番手女優さんの中村杏里演じる春奈は常連の吉岡社長を相手にハッスルするが、新人の真美は何も出来ずにいたところ
マネージャーの小金沢は“処女じゃあるまいし”と真美を犯す
そこに小金沢の恋人である春奈が現れて真美と喧嘩してるのを治める紀香だった
 
月末ということで吉岡社長にツケをとりにいくものの吉岡は経営難を理由に支払いを伸ばすのだったが
ある日100万を持ってお店に現れるが支払ったまま帰宅してしまい
翌日お釣りを持って社長宅に紀香は行くと社長の家の家財道具全てがなくなっていて
社長と体を重ねる紀香を外から見てる真美
 
まぁ、ある意味麻宮さんで作られた作品なんでしょうけども
わたしから見たらこの作品里見瑤子さんのために作られてる作品だったような
っていうのも名乗った時には真美としか言って無かったんですが
実はこの里見瑤子さんの演じる真美は吉岡真美って言う事で
吉岡社長とチョメチョメしてる間に真美はお店の金庫からお金を全て持ち出していたんですね
 
なんとも粋なオチが待ってた作品でした
お店の初日父親の席についていたのに他人を装っていたとはねぇ
この作品オチだけで価値がある作品だった
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2000年製作、日本ピンク映画、エクセスフィルム作品
勝利一監督作品
出演:麻宮淳子、里見瑤子、中村杏里、前川勝典、久須美欽一、熊本輝生


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あの頃。

2021-06-23 23:38:57 | 邦画
先に言っておきますが、私はハロヲタでした。
東日本震災を受けてヲタを卒業したのを覚えています
したがってこの映画でのハロプロ世代は全くのど真ん中でもあり
そんな関係で見てみたいなァ、私にとってもおんなじ”あの頃“なんですよね
ってこの映画で松坂桃李演じてる劔樹人氏のある意味青春回顧録的な原作にも句点が付いているのは
ハロプロ主戦力のモー娘。に句点がついてるからですよね
 
松浦亜弥のデビューイベントに仕事サボって読売ランドに行ったよね
チューブトップがステージで下がっちゃったハプニングとかあったり
確かゴマキがソロデビューしたときの横浜アリーナでのハロプロでの披露の歌唱中にブラウスのボタンが飛んじゃったのも見てるし
思い出してもいろんなハロプロメンバーと握手していたよな
いっちゃん最後の握手したハロプロメンバーは今ではサッカー選手の奥様に収まってるし・・・
 
って事で、自分のハロヲタ時代を回顧するような作品だと思って見てまして
そういう意味では前半はよかったなぁ、シンクロする部分があって
しかし、どこから
この松浦亜弥を見つけてきたんだろう
このうわ目使いなんか並のことではできないよねぇ
そして遠目では完全にあややでしょ
 
前半は自分に置き換えて、わかるよなぁ
って言う部分が多かったんですが
 
後半主人公が東京に出て音楽家として、今が一番楽しいよ ってな調子で、音楽活動に前向きに暮らす中、
昔のハロヲタでいっちゃん性格の悪かった仲間がガンになってしまったところから
全くついていけなくなってしまって
こんな暗いお話になろうとはってというムリクリなハロプロにつながらせての
最後は、死ぬ間際にこの男が「恋 ING」を聴きたがってたことを判明させて
エンドクレジットでそれを流すという芸当はチョイお見事でしたけども・・・
 
あややは今の役者さんが演じられていましたが
劇中石川梨華の卒業コンサートでのステージ映像はDVDからの転用でしたが
よくまぁ松坂桃李周りにエキストラをよく集められたなぁって感心
 
アップフロントが協力してるようで著作権はクリアしてるようでしたねぇ
青春群像劇としてはさすが今泉監督だとは思わされましたが
思っていた作品とはだいぶ違った作品だったなぁ
 
2021年製作、日本映画、「あの頃。」製作委員会作品
劔樹人原作、冨永昌敬脚本、今泉力哉監督作品
出演:松坂桃李、仲野太賀、山中崇、若葉竜也、芹澤興人、コカドケンタロウ、大下ヒロト、木口健太、中田青渚、片山友希、山崎夢羽(BEYOOOOONDS)、西田尚美
 
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キーパー ある兵士の奇跡

2021-06-23 19:13:52 | 洋画
もうセットに組み込む作品も底をついてきてるようで
個人的に使ってるTSUTAYAさんにもGEOさんにも導入されてない作品もあったりするからねぇ
あんま見たくないような作品もセットに組み入れてこなくちゃならなくなるんだけども
こいつは借りてよかったと思える作品
第二次世界大戦末期の1945年、フランス戦線でイギリス軍の捕虜となったナチスの兵士が、捕虜収容所でサッカーのキーパーとしての技術力を見出されて
地元のサッカーチームの監督が降格を恐れてなんと捕虜をサッカーチームに入れて今シーズンノーゴルで降格を回避しちゃうんです
それを聞いた名門フットボールチームのマンチェスター・シティFCの顧問が実戦の彼を見て
ゴールキーパーとして入団テストを受けさせたことにより
何せマンチェスターはユダヤ人の多い街でナチの兵士ということだけで戦犯としての誹謗中傷を浴びせられつつもFCのゴールを守り抜き、
戦争捕虜から解放されたのちも、前の監督の娘に恋をしてドイツに帰国せずにイギリスに残りマンチェスターのゴールを守って
ついにイギリスの国民的英雄として敬愛されるようになったって言う
実話ベースのストーリー

元ナチス兵がイギリスの英雄に・・・
これだけ聞くとフィクションと疑いたくなる話ですが、主人公のトラウトマンは実在の人物で、戦後イギリスでのごるキーパーとしての活躍が認められて、1997年にドイツ連邦共和国功労勲章を、2004年に大英帝国勲章を受賞している人物です
ちゃんとwikiにも“バート・トラウトマン”の項目もあります。

そんな彼が捕虜となる戦闘シーンから始まり、イギリスのランカシャー州アシュトン=イン=メーカーフィールドの捕虜収容所に収容されて
タバコ欲しさに仲間の捕虜にPKを完全阻止のゲームを挑んでるとこを、地元のサッカークラブ、セント・ヘレンズ・タウンAFCの監督である食料品店の店長の目に留まり
降格を前にして究極の選択として敵兵である彼をキーパーとして出場させて・・・
この時代イギリス国内に収容されたドイツ兵には地元の商店や地元貢献への労働が課せられていたのを利用されたようですが
 
いきなり昨日まで敵兵だった人物が自軍のゴール守るって知らされたクラブ連中の心境はいかがなものだったんだろう
トラウトマンの心境も同じだろうけど、そこはスポーツマンだったってことなんでしょうね
戦後も大分進み1948年にトラウトマンは捕虜のドイツへの送還の申し出を拒否し、1948年に釈放されると食料品店の娘に恋心を抱いていたのもあり、そのままランカシャー州に定住結婚してしまう
 
そしてマンチェスターに加入しゴールを守っていくんですね
知り合いも誰もいない敵国でたった一人で生きていくのはつらいきとだったようですが
そんな環境で自ら技術を磨いてその技術力でイギリス国民に認めさせていく姿を尺の関係で淡々と見せてくれているのですが
もうちょっと彼の内面が描かれてもよかったようね気もしないではないですが
子供の死を戦時中のある事件とむづびつけたりして映画としての山場を作っているんですね

実話ベースのスポーツ作品と見せといてある意味、元ナチス兵士と敵国イギリス人女性とのラブストーリーであったような作品でした
っていうかWikiによるとこの彼女とは離婚していたんですね
それにしても長生きなお方ですねぇ
 
2018年製作、イギリス・ドイツ合作映画
マルクス・H・ローゼンミュラー共同脚本・監督作品
出演:デヴィッド・クロス、フレイア・メイヴァー、ジョン・ヘンショウ、ハリー・メリング、マイケル・ソーチャ、ゲイリー・ルイス
 
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パパ活 恋愛方程式

2021-06-22 23:29:33 | OV
最近こう言ったエロチックOVってなかなか手に入らないんですよね
5月7日にブリーズからリリースされた作品
どうして二月も温めていたのかわからないんですが
ようやっと見ましたって感じですが、再来月あたりにはCSかBSの深夜枠でOAされるんでしょうね
 
最近よく聞く言葉“パパ活”って言うのは、経済的に余裕のある男性と一緒に一定時間食事とか散歩とかショッピングとかを過ごした代価として、シロート女性が報酬を得る活動のことでして
基本的に肉体関係を持たないのが特徴だそうで、肉体関係を持つものを“援助交際”略して“援交”ということで、あくまでシロートのお姉さんが行動することです
玄人さんはまとめてフーゾクになっちゃうんですね
 
そんな今時のパパ活をリアルに描いたエロチック作品です
もちろんエロチックOVですから濡れ場もしっかりと用意された78分の作品でしたが
主演はAV女優の戸田真琴さんによる戸田真琴を見るための作品となっていましたね
ピンク映画じゃないけどもきみと歩実さんにしじみさんも出演されてるものの
しじみさんは完全ノンヌードだし、最近の彼女にしてはナチュラルメイクで主人公が働くヘッドスパの店長さんでしたねぇ
 
戸田真琴さんはここのブログでもエロチックOV「団地妻はわけあってヤりました」、「さよなら家庭教師」の2本とOP作品のピンク映画「童貞幽霊 あの世の果てでイキまくれ! 」なんてのを見てまして
個人的にはお馴染みになってるお方ですが
実にかわゆい主人公を演じておられましたねぇ
 
主人公杏花は夢であるメイクアップアーティストになるための資金稼ぎにヘッドスパで働く22歳の売れっ子セラピスト
だが、同棲する彼氏や田舎の母親から金を無心される日々を過ごしていてなかなかお金もたまらずに日々を過ごしていた
ある日、杏花が勤めるスパに弘美が入店して来る。彼女はセラピストのほかに勤務時間外に”パパ活“でもお金を稼いでいるが、肉体も売る子だったのだ
 
そんな彼女の誘われて”パパ活“に手を染める杏花だった・・・
日常のお金の無心がストレスになり”パパ活“で知った紳士と肉体関係を持ってしまう杏花だったが
お金をもらう意思は無かったのだが結局彼も・・・
 
先に書きましたが戸田真琴さんを楽しむ作風で終始してましたねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2021年製作、日本OV、ブリーズ作品
カワノゴウシ脚本・監督作品
出演:戸田真琴、きみと歩実、郡司博史、川又シュウキ、飛田敦史、しじみ、麻木貴仁
 
 
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ベルヴィル・コップ

2021-06-22 19:36:58 | 洋画
最強のふたり」の黒人介護人を演じたオマール・シーが主演のフランス刑事ものだと思っていたら
オープニングロゴはオマール・シーって事で配給はなんと”kino film“のロゴから始まりまして、いくつかの製作会社(多分フランスの会社だと思うけど)の後本編がチャイナ祭りをバックに出演者クレジット
ちょっと不安な気がしたらフランス語のタイトルの下に中国語のタイトルが・・・

 
フランス映画界もとうとうチャイナマネーの軍門に降ってしまったようですね
主人公演じるオマール・シーの現カノ自体がチャイナガールって一体
だってねぇお母さん自体が白人だし
ってか主人公かなりなマザコンだし
って事でマイアミが主戦場になってる作品なのにこれまた微妙なフランス産アクション・コメディ作品だった

オマール・シーにしては実にとっても薄っぺらな中途半端な作品としか言いようがない
アクションもコメディも中途半端でしかないんですよね
本人はベルヴィル警察のバーバ・ケイタ刑事、麻薬がらみの犯罪で目の前で幼なじみの調査官がヒットマンに殺されてしまい

さぁ友人の敵討ちだと麻薬ルートがマイアミからアフリカ経由してベルヴィルへ
コカインの密輸が行われていると死ぬ直前の友人から聞いていて
とり逃したヒットマンがマイアミに向かったと知ったバーバは、領事を動かして何故か母親と共にマイアミに・・・

マイアミ市警のこれまたマザコンにあたるリカルド・ガルシア刑事と組み、捜査することになるんだけど
密輸組織はアフリカの架空の国の外交官が黒幕で、思っていたよりもその闇は深くてデカかったのだ
バーバもガルシアもある意味やり過ぎ刑事なので、ガルシアは自分が轢かれそうな車を追いかけて運転手を逮捕しちゃうんですが
その逮捕したのが外交官夫人だったため、外交特権をかざされて上司からお目玉食うような刑事
ってこれって振りだったんですね

バーバはやり過ぎであるものの実に的確に捜査してるのかと思いきゃのか、結構場当たりだったり
見てるこっちはなんでそうなるのっていうくらいサクサク進んでいくんですが
アクションにしてもミステリーにしても全く擬都合主義で進んで行きます

こういう映画に必要な女刑事とか的にすごい美人な女がいたりとかするのが映画だと思うんですが
この作品二人のお母さんがその立ち位置にあたるにでしょうか
完全ヒロイン不在の映画だったなぁ

結局オマール・シー一人を見るだけの映画だったようですが・・・
クライマックスも盛り上がらずにダサかったしねぇ
111分の尺が苦痛な作品でした 
 
2018年製作、フランス映画
ラシッド・ブシャール原案・共同脚本・監督作品
出演:オマール・シー、ルイス・グーズマン、ビユーナ、ジュリー・フェリエ、エリック・エブアニー
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シティーコップ 余命30日?!のヒーロー

2021-06-21 23:29:11 | 洋画
アルバトロスって月二回リリースするんですね月初と月中に
今作は月中リリースの作品で<未体験ゾーンの映画たち2021>で上映された、フランス版「シティーハンター」を製作したチームが作った作品ということで
エロ小ネタをアリとあらゆるトコに仕込んでのドタバタ・アクション刑事コメディでしたが
ドーなんだろう、こう言った小ネタって西洋人の感性と個人的にあわねぇっていうか
実際にツボがシンクロしないから全く笑えない作品
主人公がクルマの下にしがみ付いてのウンコネタなんか笑うにも笑えない
さらに笑えないのがおっぱいの整形ネタとか・・・

主人公がドジな警官で最初はイライラしますが、その分周りの連中特にばあちゃんの本筋にからまねぇ小ネタとかどうなんだろうって思ってしまいます
これ大爆笑できる人が実ぬ羨ましいんですが
主人公のドジっぷり同様にイライラさせられるだけでした。

元カノだか、元嫁だかわかんない女が婆さんたきつけて動画サイトでバズろうとするとことか世相を反映させるのはわかるんですが
全く持って笑えない
現実ドジで片想いしている相棒警官のステファニーには告白出来ないし、
挙句捕らえた犯人には逃げられて、さらにネズミに噛まれたりして
医者の間違いからレプトスピラ症と判断されて余命30日と宣告される

そこでライアンは今までの生き方をやめて人生を楽しもうと決意して
近隣に住む顔見知りの麻薬ボスから大金をせしめ、ベガスで遊びまくる。
しかし、そのボスに馬鹿にされスーパーひーロー並に
自分を嫌うトニーやその相棒のハゲと協力してボス逮捕の捜査を開始するのだが・・・

ここでなんとトニーはDカップのおっぱい
これなぞコテコテなんだけどねぇ笑えねぇ、せめておっぱい出したまま街頭でボスを追っかけて欲しかった
これがナンセンスってやつだと思うんだけども
外に出てきたらTシャツ着てるんだもん、おっぱい整形された意味ねえじゃん

とにかく、余命宣告されてスーパーヒーローになっちゃう主人公って言う設定自体もう使い古されたシノップすでしかないんだよね
余命自体が誤診だったていうオチも同様だし・・・・
どうにも笑えない作品ではありました
 
2020年製作、フランス映画
タレク・ブダリ出演・共同脚本・監督作品
出演:フィリップ・ラショー、ジュリアン・アルッティ、ヴァネッサ・ギード、ジョゼ・ガルシア、マリ=アンヌ・シャゼル、リーム・ケリシ、ニコラ・マリエ、シャンタル・ラデスー、ブラヒム・ボウヘル、リアド、フィリップ・デュクエスネ
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アイネクライネナハトムジーク

2021-06-21 19:23:13 | 邦画
日本映画を積極的に見ていく企画
最近は本も読まなくなって久しいのですが・・・
この作品を見ないでキラキラでは無いんだろうけど、日本映画での恋愛ものはちょっと
って避けて通ってきていたんですが、なんとよく見たら伊坂幸太郎さんが原作だったってことで
見てみようかなってセットに組こんできた準新作作品
三浦春馬クンの遺作となる三作品の一本に当たるようですね
今更ながら惜しい役者さんを失ってしまったなぁ
そんな感慨を持たせてくれた作品
 
伊坂幸太郎初の恋愛小説だそうで、原作は全5篇の短編オムニバス作品として刊行されたようで
それぞれ各編での登場人物が重なり合ってるようで
それを一本の映画に今泉監督がっていうか脚本家の鈴木謙一さんが見事に脚色して
それを映像として今泉力哉監督が人間ドラマに仕上げたようですね
 
もう10年も前でしょうか、青春Hシリーズの一本としてしじみさんが主演されてる「終わってる」って言ったエロチック作品を見てるだけの監督でしたが
手堅く爽やかな作品にしあげてるようですね。
偶然でしか無いんですが一緒にセットの一本として「あの頃」って言うハロプロヲタの青春を描いた作品も今泉監督作品だったようですね

衝撃的な事件と言った山場も何も起きずに登場人物が人生を送ってきた10年間を描いた作品
原作では一編一編主人公が変わって人生を描いてるようですが、オムニバスではないために映画はある意味原作の短編の主人公たちが、なんらかの形でお互いが知り合いと言った形の群像劇として見事に昇華させていたようね
 
伊坂幸太郎作品の映画化されたものはほとんど見てきている私には
恋愛モノってどうなんだろうって言う感覚で見てましたが
物語としてのクライマックスがないのに
映画としての物足りなさを全く感じさせない作品だった。
人の人生って大体クライマックスなんてなく、だいたいこんなもんだって人生が終わっていくのが大半の人の人生だと気づかせてくれる作品です。

何気ない日常の営みの積み重ねが人生で、ある瞬間を切り取って彼女との出会いとか、結婚とかの自分なりの目標ができて、それがだいたい紆余曲折の末に成就するとこで終わるのが
いわゆる恋愛ドラマではあるんですが
実は結婚して終わりではなくて、その人の人生は結婚後もさらに続いていくわけで結婚できたからそれで終わりってわけじゃないんですよね
そして結婚は新しい家族の誕生や、やっぱ元は他人同士が一緒に過ごしていくわけで山あり谷ありするのだなと・・・
 
先にも書きましたが人生って毎日毎日の単純な積み重ねなんだってことを
三浦春馬演じる佐藤と多部未華子演じるカップル
佐藤の学友織田夫婦とその家族たち
貫地谷しほりと日本ヘビー級チャンピオン
佐藤の同僚先輩の原田泰造
と言った人々が教えてくれる

特に主演の三浦春馬のどこにでもいるような人物像が実にいい
同棲10年記念にプロポーズするものの、なんとなく肝心な時に躊躇するけど、それを自力でひっくり返しての“ただいま“”おかえり“のなんでもない日常のセリフが
どうしてこんなにじわ〜っとくるんでしょうか

とにかく見終わって清々しい感情に浸される作品です
 
2019年製作、日本映画、「アイネクライネハナトムジーク」製作委員会作品
伊坂幸太郎原作、鈴木謙一脚本、今泉力哉監督作品
出演:三浦春馬、多部未華子、原田泰造、矢本悠馬、森絵梨佳、恒松祐里、貫地谷しほり、MEGUMI、濱田マリ、藤原季節、中川翼、祷キララ、八木優希、伊達みきお、富澤たけし、萩原利久、成田瑛基
 
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小林ひとみの淫乱絶頂

2021-06-20 23:45:21 | ピンク映画
相変わらずの、コンマビジョンから“平成ロマンポルノ”シリーズとしてDVDリリースされてる
エクセスフィルム製作のピンク映画です。
タイトルに“小林ひとみの”と敢えてつけられてるように、AV業界では昨日も記事にしたイヴさんこと神代弓子さんとAVの人気を二分されてた女優さんではあるんですが
こういったピンク映画だけで、本業のAVは見たことありません
が、イヴさんも小林ひとみさんも実に美形なお方
今おいくつなんでしょうか?いいお年を重ねてこられたようですねぇ
 
一応、ピンク映画ですから小林さん以外に、今井恭子、
池谷紗恵と三人の女優さんが出演はされてますじぇども
そして濡れ場も一応用意はされてるんですが、実に小林さん含めておっぱいの露出の少ない作品
ってことで小林さん以外おっぱいの画面露出はありゃしません
ってか小林さん自体濡れ場も少ないピンク映画でした
 
簡単に言うと、夫貞之が失踪して以来、聡子は毎朝改札で夫の帰りを待っていた
貞之の後輩である渉は一緒に探しましょうと聡子に告げた
渉は先輩の貞之に食事に誘われて聡子の美しさに魅入られて
っていうか飲みすぎて寝てしまったために貞之と聡子の夫婦セックスを見て、その時の絶頂顔の聡子の美しさに惹かれてしまったのだった
聡子は貞之の上司上野から貞之は会社の金一億を拐帯して逃亡したと知らされるが
 
渉から他社と仕事の関係で先方の専務の娘杏子の下で働き始めた途端に貞之が消えたと教えて
一緒に探していくうちに杏子が千葉にいることを知らされる
なんと杏子を訪ねるその日に渉は会社に辞表を提出し、妻亜紀と離婚して
聡子と共に千葉へと向かった・・・
 
千葉はオープニング上総一ノ宮の駅舎が出てきましたね
そして貞之を待ってる聡子はハチ公よろしく渋谷駅でしたけども・・・

全体的にエロチックシーンは最低限でエロ映画というよりはミステリー風な作品になっているんですが
愁いを帯びた小林ひとみさんの美しさを強調した作品となっているんですが
ミステリーのオチとしては
失踪した夫を必死に探したら、夫は女装癖に目覚めて過去に関係した若い女のペニパンをしゃぶっていたというお話だったんですね
切り口の違う記事はコチラ
 
2002年製作、日本ピンク映画、エクセスフィルム作品
下元哲監督作品
出演:小林ひとみ、今井恭子、池谷紗恵、なかみつせいじ、柳之内たくま、久須美欽一、神戸顕一
 
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