MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

バトル・オールナイト 武装集団の襲来

2021-06-13 23:06:01 | 洋画未公開
ジャケット借りの私、まずはポン刀みたいな長刀に惹かれて
さらに邦題の「バトル・オールナイト」に釘付けでセットに組み入れて大正解
ってのは
銃器はもちろんの事、長刀に斧やらマチェーテやらボウガンやらでてくるはでてくるは、さらに血糊タップリ、肉片も飛び散ります
 
麻薬カルテルから抜け出したい税理士ペドロは家族とともに鉄壁のセキュリティの要塞のような家に住んでおり
さらに警護の人物をたくさん敷地内に配置しでいるんですね。
最後の取引の夜、どこからか謎の武装集団に追われる少女が逃げ込んできて
まだあどけない少女を匿ったばかりに中世の鎧のような武装集団の襲撃を受け
外を守る各自マシンガンを携帯してる警護人たちは全てあっというまに倒されてしまい
シャッターの降りる要塞のような家に籠城してこの武装集団と戦う羽目なるアクションホラー作品です。どこか「パージ」の一作目のような雰囲気の作品みたいな雰囲気ですが
閉じこもって戦う人間も悪人であるし、実は逃げて助けを求めてきた少女の正体が○○○○でして
 
マシンガンで武装した警備の人達も、最初の襲撃であっという間もなく簡単に警備の人間達が次々とボウガンで射抜かれていき、壊滅していくトコ実にはテンポ良く
ある意味爽やかさを感じます
武装集団も、なんだかパルクールみたいに壁や屋根をすいすい上ってハイセキュリティの警備システムをものともせずに
人間離れした攻撃力を発揮しで室内に入ってきちゃいまして彼はなんも言わずに男だろうが女だろうがこれまた主人公の家族を倒していきます
 
そんな中で逃げてきた少女の正体がわかるようになってて
一応主人公の家族達を武道集団から守ります
この少女もニンジャみたいでしたが、この少女の正体が正体だけに武装集団はころさなくちゃあかんから邪魔する奴は手当たり次第に・・・
ってことでの殺戮ショーなんですが
少女はこの家族に加担して武装集団が一人また一人と倒されていく中で
主人公の家族の足に障害を持った少年とその姉と少女が
ハイセキュリティの家を捨てて屋外に逃げてゆき
ようやっとワンシチュエーションの室内から広い屋外へトコ空間的に広がっていくんですが・・・
 
最終的に父親の会計士と武装集団のボス殿一騎討ちになろうって時に少年が武装集団の人質となり、呆気なく射殺されてしまう
その間にカルテル同士とか武装集団とかちょっと三つ巴のアクションになったりと
これは拾い物の作品でした
 
ラストでは撃たれ死んだ少年に自分の血を飲ませて生き返らせる少女
そう少年は生き返り足も動くんですね
で、その少年と姉と少女は父が武装集団リーダーと戦ってる間に逃げるんですね
父は倒されてしまい子供達だけに・・・
姉だけは少女の血をもらってないから普通に人間なんですが、一応三人で逃げ追いせたようで・・・
そんな人間である姉のその後も気になりますが・・・

個人的には先にも書いたようにあどけない少女が実はアレで
って言う意外性と武装集団が狙っていた意味もわかってからホラー作品だったんだっていうことで楽しめた作品でした
 
2020年製作、メキシコ映画
リゴベルト・カスタニーダ監督作品
出演:パメラ・アルマンザ、オラシオ・ガルシア・ロハス、アラップ・ベスキー、ラモン・メディナ、カルラ・ニエト
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警視庁物語 顔のない女

2021-06-13 18:56:17 | 邦画
東映チャンネルで毎月一本OAされてる“警視庁物語”シリーズの第九弾
もう9作目になるんですね
前作「警視庁物語 魔の伝言板」ではキャスティングクレジットで犯人が誰を演じてるかが役者の重みでわかったんですが
今作は読めなかったけど、わかって見れば納得の犯人役ではありましたねぇ
後、ポスターでは“東映スコープ”の文字はデカデカとあるものの
本編でのロゴはなくなったようですね
さらに前作では東映の看板女優さんが一人も出演されてなかったけど
今作ではなんと
この人
そう佐久間良子さんをはじめヴァンプ女優さんと言っていいのか浦里はるみさん、小宮光江さんが、そして最終的に犯人の女として星美智子さんと四人も出演されてる
さらにシスタームービーから昇格したのかって言う女優陣自体プロットの関係から完全チョイ役でしかないものに・・・
さらに尺も86分とそれなりな作品になってるし・・・・
 
 オープニング刑事たちものの普通の人間ということか
半ドンの土曜日の昼下がりデートに家族行楽にとプライヴェートな状況をスケッチしながら、路線バスに乗ってる金子刑事の目線が窓外の河川敷で草野球をしている子供たちに移り
その草野球の少年が荒川に浮かぶ胴体だけの死体を見付けるまでの流れで見せ、タイトルロールに繋げる流れは実に見事でした。
原案脚本の長谷川公之としてはよくできた脚本だと思うし
作品としても
同体、両足、両腕そして首から上と順次遺体の主が分かっていく過程も見事なプロットで作り上げていってて実によく出来た作品警視庁出身という経歴でここまでのシリーズでは
佐久間良子さんを持ってきてるシノップスでの今井健二の役所の面白さも美味いよね
 
今回も荒川の上流から隅田川に分岐するとこから各橋とかの見取り図を捜査本部に図面を掲げて一つ一つ潰していく過程が実に丁寧だし
被害者女性の身元を洗ってゆくうち、舞台が荒川ということから、ダルマ船での貧しい生活から抜け出そうと、己の肉体を元手にして必死に足掻いてきた被害者の人生が浮かび上がると同時に、当時流行始めた美容整形とか、化粧品の訪問販売とか
ハンケチタクシーとかの当時の社会現象を垣間見られるのも
今の世代にとっては逆に新鮮な風俗の記録でもあったりするわけで
 
そして今作では犯行動機としで闇ドルの問題が、
1959年の日本って1ドル360円の時代だし
さらに刑事が子供産まれたお祝い金に関してもヒラ刑事は200円って
電車初乗り20円の時代ですものねぇ
 
そして子供の名前を考えて、これがいいって言う名前が重要参考人の名前で躊躇したりとここまで続いてくるシリーズならではの
刑事たちの役に肉付けもされてきてるようですね。
個人的にはここまで9作品のうちでは一番面白く見られた作品だったかな
 
1959年製作、日本映画、東映作品
長谷川公之原案・脚本、村山新治監督作品
出演:南廣、堀雄二、神田隆、松本克平、花沢徳衛、山本麟一、須藤健、佐原広二、佐久間良子、星美智子、沢村貞子、浦里はるみ、小宮光江、潮健児、今井健二、高橋とよ、成瀬昌彦、加藤嘉、菅井きん、杉義一
 
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エアポート2021

2021-06-12 23:20:59 | 洋画未公開
そうだよね、こっちがアサイラム作品だった、アルバトロス配給だしね
そうなんですアルバトロスは”エアポート“シリーズとして毎年同行異曲の航空パニック映画を配給してきて
その大半がアサイラム作品
今年のこの作品も2020年製作なのに、邦題が「エアポート2021」
 
なんと航空機パニックではなくて、原題は「AIRLINER SKY BATTLE」ってあるように“AIRLINER”そう民間航行機の旅客機が文字通り“SKY BATTLE”をするという荒唐無稽な作品を
あのおバカ映画製作会社のアサイラムがおバカではないものの
絶対シリアスではありえねぇプロットを考え出しちゃった
この“エアポート”シリーズとしてはある意味航空パニックではあるものの
このシリーズ屈指の飛び抜けた作品で、それなりに面白かったのも事実
いっちゃんこのシリーズでは好きな作品になってしまったような・・・
 
テロリストにハイジャックされた旅客機が、ワシントン郊外の原発に特攻しようって言うテロが発生
その前日にテロリストが米軍や政府機関にサイバー攻撃を仕掛けたために、米国の軍事施設のITシステムが全停止しで、迎撃ミサイル発射不能
ジェット戦闘機のシステム不能で一機も飛べない状態になっていたもんだから
軍は政府は特攻民間機を迎撃できないという体たらく
 
民間航空機のシステムは機能していたために、NY空港をこのテロ機と同時期に離陸した民間航空機CS117便だけがこのテロ特攻旅客機の近くを飛行していたために
軍から”なんとかテロ機能を撃墜せよって“命令画像降る
機長と同乗中の航空機警官も元空軍のパイロットだったってこともあり
乗客乗員の理解を得た上で、テロを阻止するために旅客機同士の空中バトルが始まるという作品
 
テロ機も旅客機ですから武器はないわけで
地上で唯一ロケットランチャー何一発撃てるから高度を1000以下にトテロ機のも上を飛んで高度を下げさせるもののランチャーですから外れちゃう
そりゃ一発で当たったら映画が2、30分で終わっちゃいますからね
 
さて地上からの攻撃はもう手立てがないからねぇ、どうやってバトルするんだっていうことで
なんとあのキャビンアテンダントさんが通路で使うカートを落として当てるって言うような作戦
果たして作戦は成功するのか、カートは3台しかなかったり
っていうようなプロットがアイディアいっぱい
カートが当たってテロ機のドアが空いたから、そこになんと乗客の一人NYFDの消防士がロープを使ってテロリスト倒しに行こうって
もうここからは飛行機同士ではなくて
人間同士の戦いに、ついでに航空警官が唯一拳銃持ってるからねぇ
拳銃一丁での戦いに・・・
 
ある程度簡単に無武器のテロリストを退治できて
さぁ安心とは行かずにテロ機をどうやって着陸させるか
って言うここからが航空パニック映画同様な、いかに着陸させるかに・・・
そのため航空警察官を元空軍パイロットって設定にしといて良かったものの
操縦効かないんですよ
さてどうやって航空機を無事に着陸させられるかっていう方向に
 
まぁ無事になんとか着陸できるんですけどもね
アサイラム作品ですが、それなりにこの“エアポート”シリーズとしてもある意味面白く見られた作品だった
 
2020年製作、アメリカ映画
ロブ・パラティーナ監督作品
出演:バイ・リン、ジョセフ・マイケル・ハリス、ジーナ・ヴィットーリ、テリー・ウッドベリー、ザビ・イスラエル
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世にもエロスな物語〜昇天〜

2021-06-12 02:32:03 | OV
チャンネルNECOの企画OV
そうドラマ仕立てのAV製作会社オルガというAVメーカーが製作した
AV作品から毎回3本をR−15用に一本20分前後に換骨奪胎編修してのオムニバスエロチック作品の「世にもエロスな物語」シーズン2もついに10本目になりました
 
今作は、まず第一作は私個人的にはお初なAV女優さんであるちょっと妖艶な本田莉子さん主演で「若妻の浮気癖」という作品
ある日町で偶然出会ったプロのカメラマンをしているという夫の後輩に、
酔った勢いで夫は妻のは莉子も撮ってくれと依頼する
そして旦那の競馬に行ってる日に莉子を撮影しにきた後輩は
過激な衣装に大胆なポーズで撮影する
そのうち莉子と後輩は不思議な雰囲気になり体を重ねてしまう。
その日から二人だけの秘密な撮影と肉体関係は続くようになる。
莉子の後輩との浮気を知った夫は過激なセックスで莉子を毎夜責めるようになっていった。
 
 
第二作品は個人的にエロチックOVとか、このシリーズで見知ってる春原未来さん主演
で「羞恥と悦楽」という奴隷調教される人妻のお話
オルガでシリーズとして作られてる「露出悦楽」というシリーズの一本でして
ここのブログでも「露出悦楽〜羞恥快感に堕ちた美人妻 波多野結衣」というAV作品を中古で購入しで見ておりまして
一応R−15に再編集してるからベリーソフトですが、本編はかなりハードでしたし
波多野さんはテニスでしたが、こちらの春原さんはバレーボールという細かいとこは違うものの
ロケ地も同じでしたねぇ
 
第三話は、オルガお得意の昭和エレジー的な作品でした
いや実に巨乳な熟女女優の宮部涼花さん主演で「人妻痴情」という作品
遠洋漁業の船主である夫の帰りを待つ妻涼子
夫の船で殺人事件が起きて現地から帰れなくなくなった夫を待つ涼子は現在
夫の部下の工藤に家の中で軟禁状態に置かれており
実は工藤は船上での殺人事件の濡れ衣を着せられた復讐のために来たと毎夜工藤に犯されていたのであるが
工藤と肌をあわせてるうちに情が移り工藤の無実を信じるようになる涼子であったが
現地で夫は捕まり、工藤を逮捕に刑事が乗り込んで工藤を連れて行ってしまう
 
そんな刑事に幸野賀一さん、今作では女優さんと絡まないんですね
エンディングでの涼子を思いやる演技は流石です
 
まだこの「世にもエロスな物語」シーズン2は続くようで
来月は「世にもエロスな物語〜蜜愛〜」だそうです
 
切り口の違う記事はコチラ
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ゾンビ津波

2021-06-11 23:20:14 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2021>で上映された一本
配給がトランスフォーマーなので期待してはいませんでしたが
主演のハンターのお顔を見たら
そしてオープニングになんとアメリカのペイチャンネルsyfy originalのロゴマークがってことで誰もが思ってると思うんですがasylum作品と一線を隠してるあの「シャークネード」シリーズを制作してるチームが新たに
海の中からゾンビが地上に襲ってくるという新たなサメより怖い存在の生き物ってかゾンビだから死人やねぇ
ゾンビに襲われた地上の人々の運命やいかに・・・
 
ってある意味サメをゾンビに変えただけの作品を製作してくれはりました
syfy original作品ですから見ててもそれなりに楽しめる作品となってましたが
このゾンビ、先にネタばらしちゃいますけど
海の中から登場しできます、さらに泳ぎます、でもタイトルにあるように泳いで見せてもゾンビはゾンビですから
陸になかなか到達しません、その後彼らを陸に運ぶのが津波なんですね
そしてもう一つ、噛まれ人間はゾンビになりますが、このゾンビ頭を撃ってもそれでダウンしませんからねぇ
人体をぐっちゃぐちゃにせんとあきませんが
それじゃこっちの人間がもちこたえられませんから、唯一の弱点は電気で感電死させることですかねぇ
テーザーガンなら有効ですが拳銃じゃ頭撃っても死にゃしない
 
ある会社の化学実験で生まれたゾンビですから、化学薬品汚染されて真っ青なゾンビです
ゾンビ役の方々はみんな真っ青ですねぇ
ただ地上で噛まれた人は普通ゾンビのメイクでしたが
 
とある島の沖合で、友人たちと釣りに興じていた漁師のハンターたちが魚の代わりに全身が真っ青に染まった謎の死体を釣り上げてしまう。とりあえず船の上に引き上げてみるやいなや、どういうわけだかゾンビとして覚醒し有無を言わさずたちまちハンターの友人の姪の喉に食らいつく
 
さらに間の悪いことに、そのとき海で大津波が発生し海面を漂う大勢のゾンビを巻き込んで沿岸に迫り陸に上陸し、ビーチに壊滅的な被害をもたらした上、波に押し流されてきたゾンビたちがそのまま陸地で破壊活動を開始
島ではゾンビと津波という二重の脅威による阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されることとなるわけでサメよりもたちが悪いんです
そんなわけでゾンビメイクもsyfy TV ですからasaylumと違ってさほどCGに頼らずにしっかりメイクされてるし
ある程度満足のいくようなゴア描写もありますして、それなりに楽しめる作品になってはいるんですが
 
結局ゾンビに噛まれたりして一人死に一人ゾンビに化身したりで
最終的にはハンターとその彼女の医師とその娘ともう一人しかこの島で生き残った人はおらんという有り様に・・・
製薬会社が人体実験に失敗しその被験者を船もろともに沈めて隠蔽していたものが地震で船が壊れてゾンビが溢れ出し
津波に乗って陸に揚陸してきて島全体が壊滅しちゃったって言うお話
 
今までもゾンビは陸では波状攻撃で津波の如く押し寄せてくるような作品もありましたから
字面からあんな攻め方で来るのかって思っていたら津波に乗っかってやってくるんですね
頭撃っても倒れないって言うゾンビが新しいかな
第二波、第三波のゾンビ津波がありそうな気がするけども・・・
 
2019年製作、アメリカ映画
アンソニー・C・フェランテ共同脚本・監督作品
出演:アイアン・ジーリング、エリック・チカシ・リンズビクラー、シェルトン・ジョリヴェット、チェリー・カシディ、テイタム・チャイニークイー
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さんかく窓の外側は夜

2021-06-11 18:47:25 | 邦画
日本映画を積極的に見て行こうって言う企画で見た作品でしたが
なんかよーくわからん映画だった、ってのが正直な感想
岡田将生、志尊淳、平手友梨奈の三人を見る映画なんでしょうか
見る基準としては、キラキラ映画ではないと言うだけですからねぇ
ダークファンタジーミステリーなのか、ホラーミステリーなのかようわからん作品
見終わって調べたら、これも原作コミックがあって、原作ヤマシタトモコさんのニューBL作品らしいと言うことはわかりまして
劇中らしき雰囲気なシーンもあったようですが
正直個人的にはこの映画BL的な雰囲気は薄いような気がするし
何がどうでどうなんだ?って言う映画だったえ

平手友梨奈さんがヒロインなんですね、いっちゃん最初に北川景子さんと絡まれてて
なんと北川さんが登場してきたので、映画の情報全く入れないから
北川景子さんまたこの映画のヒロインだって思い見てたら
なんとワンシーン2カットで昇天させられてしまいました
駅を聞かれただけの通行人でしたが
このシーンで舞台は横浜、そしてダークファンタジーな作品っていう企図を持ってのカメオ出演だったんでしょうか
それにしても平手友梨奈さんのキャラ設定がよくわからなかったなぁ
 
あと和久井映見さんもぜいたくな使われ方だった
個人的には滝藤賢一さんが、これほど活躍されるとは思ってもいませんでした
霊を除霊というか浄霊する岡田将生さん、そして霊が見える志尊淳くんのお二人が組まれ滝藤賢一さんの捜一刑事と被害者の霊を見つけそれを除霊することで事件を解決していくお話で進行して行って・・・・

こういう展開の作品だと思っていたら、後半平手友梨奈さんが絡んでくることから
プロットがどうにも破綻してきてるし
その後着地点がなんと
どこぞのカルト宗教団体とかで
この存在自体だけで面白い作品が一本作れるはずですが
このカルト宗教集団で若い頃の岡田将生の半生を描いてくるとは
完全に破綻してるだろう
 
「プリンセストヨトミ」が非常に面白いかったんですが
それと同じ脚本家の相沢友子さんの脚色なのによくこんなわけのわからん作りになった作品になったなぁ
多分に原作が長いんでさらに続編作るような終わり方だったんでしょうか
全体的に暗いし、あんだけ志尊淳の子供時代を描くなら彼が周りから無視される存在でなく、どうして霊が見えるのかをちゃんと描くべきでしょ
 
2020年製作、日本映画、「さんかくまどの外側は夜」製作委員会作品、松竹配給
森ガキ侑大監督作品
出演:岡田将生、志尊淳、平手友梨奈、滝藤賢一、筒井道隆、マキタスポーツ、新納慎也、桜井ユキ、和久井映見、ー北川景子
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チャイニーズ・ゴースト・ストーリー 千年魔界大戦

2021-06-10 23:34:53 | アジア映画
この「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」は中国の奇書である『聊斎志異』が書かれた顛末をプロットにした悲恋物語だったんですね。
これも最近の傾向でDVDスルーの未公開作品
まぁ役者さんはほとんど知らない人たちですし
最近の傾向としで、CG技術の各段の進歩によって実に私が好む中国映画になっていましたやん
そのために視覚的には、ある程度見られる作品でしたが、内容的には物足りなさを感じるのも事実ですね
 
木の魔物である黒山は「生・老・病・死」の4人の女妖霊が守る扉で千年もの間封印されていた。
小説家プー・ソンリンは、幽霊や妖怪といった怪異な物語を書くことに没頭し
特殊な霊力を宿した筆で『画皮』『嬰寧』『小謝』を書き上げた
『画皮』は「画皮 あやかしの恋 」として映画化されていましたよね
 
で執筆に専念してしまったために、ソンリンのは妻であるジェンニアンは作品に嫉妬してなんとその作品に油を注いで火をつけてしまい
作品に火が燃え移ったことで”生老病“の女妖霊が守る扉の封印を解いてしまい、黒山を解放してしまう羽目に
 
おかげで黒山を封じようと天女はまだ完全体にもなっていない黒山の化身に肉体を破壊され敗れてしまったため
肉体を失った天女は火の中で逃げ遅れたソンリンの妻ジェンニアンに乗りうつる。
 
ジェンニアンは現世では焼死したものの肉体には天女が乗り移ったジェンニアンとソンリンが一緒に魔界へ行き再び黒山を封じ込めよう戦うお話
 
妖魔たちとの戦いがメインとなるんでまさにCG満載な作品ですよね
飛んだり跳ねたり飛ばされたりと
黒雲が渦巻いたりもう視覚的に充分に中国CGを堪能する作品ですが
 
姿は妻であるため共闘し悪霊と戦ううちにソンリンは再び妻ジェンニアンへの愛を蘇らすものの
実際に妻であるジェンニアンはもうこの世には存在しないわけで
黒山を封印させたことで天女は天国に帰っていくわけで
妻のは姿をした天女との戦いの中で妻への愛の確認したために書いたソンリンの作品が『聊斎志異』だったって言う悲恋オチの作品だったて言うオチ
 
なんだか先にも書きましたが今月は中国映画のDVD新作リリース何多いなぁ
 
2020年製作、中国映画(日本未公開作品)
ラン・チーウェイ監督作品
出演:チャン・ヤーチー, チャン・ズィーザン, ユー・スィーーチュー, グー・チーイェン, ワン・メイチー
 
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列島制覇-非道のうさぎ-Vol2

2021-06-10 17:31:57 | NET配信映画
極道と合唱と言う、ある意味相容れない真逆なものの融合で
コメディタッチの極道Vシネマ「列島制覇-非道のうさぎ-」の第二弾のDVDがレンタルリリースされました
いよいよコンクールに出演したり、町内会の音楽フェスティバルに出演したりする傍で
本職のヤクザ稼業での抗争も描かれていきました
目先が変わっている分、ある意味楽しめる作品になってて
毎月のリリースが楽しみになってきてるのも事実です
 
列島制覇−非道のうさぎ−3
前作「列島制覇-非道のうさぎ- VOL.1 」の第二話で小沢仁志と新羅慎二が銃を突きつけているところに
合唱の先生である真飛聖さんが飛び込んできたとこで終わっていましたが
務所仲間で舎弟になった吉村界人の咄嗟の機転で拳銃ごっこにして
その場を納めるということで
こういったクリフハンガーの納め方も無難ですが
合唱部分のプロットと本業の極道部分とのギャップを見せるのが、このシリーズの得意な面でして
前作で糸を引いて宇佐木を的にかけた六平さんのはことを
ヒットマンをとっ捕まえて、吐かせるシーンが実にエグい
画鋲を食わせて口にガムテを貼って殴るんですから、吐かないわけがない
ってことででんでん親分の兄弟分で一本独鈷の六平親分がついに処分されてしまうんですね
海でドラム缶に詰めてBB弾で撃って撃って
最終的には菊村の玄関先にドラム缶コンクリ詰めのは六平さんを置いちゃうんですね
 
合唱団の制服が水色で結構派手、役者さん以外は本職のお方が4人ほど入っていられるんですかね
こんな練習だけでよく人前で歌えてしまうんですね
町内会での音楽祭のは司会者には反社殿関係でコンビを解散させられ事務所から追放になって一人でやって行かなくてはならないカラテカの矢部太郎さんだった
 
列島制覇−非道のうさぎ-4
六平さんの後ろについてる近藤芳正は六平直政の遺体を見つけて
菊村にお伺いを立てるものの、菊村は全く意に介さないんですね
こういった役にもってこいの笹野高史さん、最終的には怖い存在になっていくんだろうな
足元に火がついた近藤はなんと今度はでんでんの命を狙うことに
でんでんのは的が取られてしまい、新羅と小沢は水口のは大親分から破門状が回されて
さて稼業のは方でどうなるってところになんと葵の姐さんが登場してきて
二人に好意を見せてくれる
”自分のとこには破門状が回ってきてない“って言うことで・・・
今後後立てになってくるんですしょうかねぇ
そういや前作には登場してなかった木柳友が再び出演されてきて、
早速合唱団の一員に
 
合唱の関東大会予選でライバルとなるのが県警OB合唱団って言うプロットが面白い
さて県大会を通過するのかうさぎ合唱団は・・・
 
2021年製作、日本Vシネマ、東映ビデオ作品
内田英治原案・監督作品
出演:小沢仁志、新羅慎二、真飛聖、吉村界人、小柳友、高橋光臣、近藤芳正、六平直政、萬田久子、でんでん、笹野高史

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セックス依存症 漫才師の濡れた毎日

2021-06-09 23:37:57 | ピンク映画
今月の日本映画専門チャンネルの深夜枠でリピートOAされてるこのOP・PICTURES作品ですが
スターボードという会社から2020年の8月に「師匠の女将さん いじりいじられ」と言うタイトルで、さらに劇場公開版同様にR -18作品としてDVDリリースされていたんですが
今回TVOA用にR -15に再編集してってもトリミングカットだけだようですが
 
”師匠の女将さん“っても漫才師のお話で、主人公の安藤ヒロキオと折笠慎也が直接師事した師匠ではなく
彼に憧れてこの世界に入り男二人音一人のトリオ漫才師として芸人活動を続けていく中で限界を感じ
トリオ解散し、折笠と水川は漫才師として業界に残り
ネタを書いていた安藤は水川と同棲しながらアルバイトの清掃業が今や本業になってて
水川も安藤を捨てて折笠の元に・・・・
 
そんな安藤の清掃会社に新人の熟女並木塔子が入ってくる
と、社長の飯島大介がセクハラ仕掛けるだけで登場する贅沢さ
その並木さんが彼らの憧れていた漫才師の後妻さんでして、その漫才師が亡くなられて生活のために清掃会社に
ってことで安藤の身元は彼女にバレていて
 
このは二人急激に仲良くなって、お決まりの濡れ場から
半同棲にいくものの、実は並木にはなさぬ仲の先妻の娘がいて、
さらに彼女はニンフォマニアックな病気で二人のセックスを見て自慰したり
安藤を誘惑したりと・・・
それだけならいいのだが折笠がこの師匠の女将さんに目をつけて
擦ったもんだのあげく安藤はニンフォマニアックな娘に誘惑され
折笠は並木をモノにしてと人間関係グッチャグッチャになっていくんですが
 
整理もつかないまま終わってしまうとこはさすが尺のは制限にひっっかかった感が否めません
何も解決せずに映画は突然終わる
 
果たしてこれでいいのだろうかって言うような作品だったかな
並木塔子さんの美しさが際立ってるだけの作品だった
安藤、折笠のは演技プランにしてもどこからも漫才師のは雰囲気も伺えなかったし
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2019年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
工藤雅典脚本・編集・監督作品
出演:並木塔子、水川スミレ、生田みく、安藤ヒロキオ、折笠慎也、小滝正大、飯島大介、古本恭一、酒井あずさ
 
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燃ゆる女の肖像

2021-06-09 18:38:30 | 洋画
TSUTAYAさんが休業宣言を解除して、最初にセットを組もうとしてたら
見たい作品が足りなくて、なんとなく員数合わせにレンタルした作品なのと、が尺2時間超えだったんでけっきょく返却日前日に見た作品なんですが
なんとすごい作品にであったって言うような作品だった
 
基本は女性監督がいわゆるレズを描いた作品
舞台は18世紀フランス、ブルターニュの孤島、いわゆるワンシチュエーション作品でもあるような
そして18世紀というと、たとえヨーロッパであっても女性の地位は子供を産むマシーンであり、男に食物を供給するだけの存在であった
って言う時代を背景にしてるとこがミソ
主人公の絵描きさんも女性であるために、自分の作品は父親の画家の名前で作品を出品しないと売れないと言う時代
そこで得た仕事は、お金持ち同士が婚姻を結ぶために描かれる
いわゆる見合い写真的な存在の女性の肖像画を描くと言うお仕事を得て
そうお金持ちの女性はお金持ち日本嫁ぐために肖像画が大事なアイテムの時代
 
先に男性画家に肖像画を描いてもらおうとしたら、当人は顔を見せずに未完成だったために
散歩のお相手って名目で雇われたヒロインの女性画家
散歩で顔を表情の動きを盗み見て、それを頼りに肖像画を完成させるものの
 
そこは女ですから身分を明かして当人に肖像画を見せるが、本人からはにべもなく似てないとけんもほろろ
仕事を終了させようと思ってたら、当人からモデルになると・・・
母親が本土に使いに行ってる五日間のは間に完成させる約束で再び・・・
今度は濃密な二人だけの時間を共有するうちに
なんとお互いに恋心が芽生えて、愛を育むことで絵は完成するものの
恋人同士になってしまうんですね
 
ここいらまでの描写が実に淡々としてはいるものの
それなりに二人の心理的な葛藤と綾の描写に惹きつけられており
真夜中に見てんですが、全く寝オチせずに最後まで見てられる映画
 
二人の心の模様を見事に外景とマッチして実に見事な作品だったかな
絵の完成が縁の切れ目ってよくあるお話で
先に書いたように未婚の女性の肖像画は見合い写真のようなもんですから
この彼女も結婚したようで、その後絵描きさんが彼女ヲ見たのは
子供と一緒の肖像画の中であり
またある日コンサート会場で反対席に彼女のは姿を見つけつものの
目を合わせることもなく、あの日あのとき燃えた二人ではなかったってことで・・・
 
まさに禁断の恋心を時代の中で一瞬燃やした青春とは・・・
切なくもはかないものの、決して消えることなく二人の心の中に生きてるけど
それは決して外に出てはいけない秘密ってことなんでしょうね
 
2019年製作、フランス映画
セリーヌ・シアマ脚本・監督作品
出演:ノエミ・メルラン、アデル・エネル、ルアナ・バイラミ、ヴァレリア・ゴリノ
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