海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海の足マッサージ屋

2021-01-17 | 写真日記

生姜湯

 

 

 

仕上げのパカパカ

 

行きつけの足マッサージ屋は、虹口区の大連路に一件と中山公園駅近く長寧路に一件あるのだが、画像の店は大連路にある安い方のマッサージ屋。この店のマッサージ屋はマッサージ師の年齢が高く値段が80元(約1300円)と安い。湯に生姜の粉末を入れて足を暖めるのだが粉末の入った袋も桶の中に捨てるのがこの店の流儀。画像はないが、もう一件の店のマッサージ屋はスタッフも若く値段は倍の160元で、内装はクラシック中華でリラックスできるちょっとだけ高級店。さらに高級な店もあるが、私は行かない。

上海のマッサージ屋には上海人はいない。まず間違いなく地方からの出稼ぎで、ほとんどが女性だ。昨年はコロナの影響で店を閉めた店もあったが、今は完全復活で結構忙しい職種。ただ、マッサージ師は、年齢性別に関係なく自分と気が合う人とそうでない人がいる。名札に番号が書かれているので、指名を取れるようになれば相当儲かると思うよ。もう10年以上前の事だが、盲人按摩店に36番の名札を付けた男性マッサージ師がいたが、店舗が立ち退きでどこかへ行ってしまったのは残念。

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上海は再び検温とQRコードの提示が

2021-01-14 | 写真日記

私の健康QRコード

 

現在上海では新型コロナウイルス感染者はいない。でも、本日からショッピングモールに入る手前で、マスク着用と検温とスマホの健康QRコードの提示確認が始まった。先手先手で封じ込める戦法が中国のやり方だが、これは見えないウイルスと戦う為には、とても正しい判断だと思う。

菅の緊急事態宣言の会見を観て思うのだが、この人は自分に何の哲学もないのかなと思うほど言葉に重みもないし説得力もないし想像力も欠如している風にしか見えない。でも、じゃ誰が首相に相応しいのかなと考えると、誰も思い浮かばない悲しさがある。当然、野党は問題外だが。

今の日本の与野党含めた政治家で、一本筋が通った政治哲学を持っている人って誰?と思うと、誰も思い浮かばない寂しさが漂いすぎる。政治や行政なんかに頼らず日本国民はどう生きるか、個人で頭を使って生き延びる方法を常に自分で考えた方がイイね。

 

 

 

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上海旧フランス租界

2021-01-12 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

夜に撮影

 

昼に撮影

 

本日も過去の画像から。上海のフランス租界は他国と比べて独自の租界を築いていた。上海で雰囲気の良い街並みだなと思う場所は、旧フランス租界だった場所だ。街路樹にプラタナスを選び、夏は葉が生茂り完全な日陰を作ってくれ、冬は葉が落ちて太陽の光が暖かさを与えてくれる。ただ、このような撮影をする場合に夏は葉が邪魔をして建物が見えにくいので、撮影できる季節は限られる。

上の画像はSummilux-R 50mm f1.4で、下の滲むような画像はCanon FD 50mm f1.4(補正レンズ付)

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旧城内豫園の近く

2021-01-08 | 遠い記憶 現代のレンズ

 

日本も寒そうだが、上海もゲロ寒の日が続いている。ただ、雪が降るほどではないが、あまり外に出たくない。なので新しい写真が枯渇状態なので昔の画像からチョイス。

ここは豫園の外側の裏路地だ。この地域は、つげ義春の世界がそのまま残っていた場所だが、すでに存在しない。撮影したのは今世紀に入ってからだが、当時は手書きの看板やサインが街に溢れていた時代。日本の昭和時代には、手書きの看板も多かったので店の看板も店ごとに個性があった。上海で手書きの看板が消えたのは2010年の上海万博前だ。古い街並みにある小さな店の看板全部を、市が資金を出し見栄えが良い看板に変えてしまったのだ。店は看板を無料で提供してくれるので喜んだ人も多いが、看板だけきれいになったので違和感アリアリだったのを思い出す。

 

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さっむい上海

2021-01-06 | 写真日記

普段撮らない浦東を浦西から(2020年)

 

1996年の上海

 

例年なら日本で過ごす西暦の正月だが、今年はコロナで久しぶりに上海で西暦の正月を迎えた。上海ってこんなに寒かったんだとあらためて実感。普段まったく行かない外灘に行ってみると観光客が少ない事もあり人は少なめ。あらためて思うのは、ホント高層ビルが増えたなと思う。この位置から見て、今後高層ビルが増える地域は画面の左側の北外灘と呼ばれている地域で浦東側ではない。北外灘地域は日本人が多く住んでいた虹口区と楊浦区付近でユダヤ租界もあった地域だ。

この北外灘から虹口区付近は間違いなく発展する地域なので、結構穴場になるかもね。

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