1999年撮影 福佑路
1999年撮影 福佑路
前世紀の豫園の福佑路付近はリアカーの屋台が無数にあり賑わっていた。その中でもリアカーに子供用べットを取り付けて商売をしている夫婦を発見。当時の瓜の売値は忘れてしまったが、この夫婦のたくましさには頭が下がる。
TX-1 45mm
1996年撮影 大世界
1999年撮影
租界時代の大世界は大人の娯楽センターだった。なので、なんでもあり。私が通い始めた1996年頃の大世界は、地元の人達が見向きもしない寂れた娯楽センターだったと思ってよい。でも、私にはそのレトロ感がすらばしく(上海風日本語) 何度も通った。googleで大世界を画像検索すると面白いよ。
大世界は一生懸命頑張って営業していたのだが、今世紀に入り閉館後ずっと改修工事が続き、やっと今年の3月にリニューアルオープンするそうだ。
☆トップの画像はNoblex135Uで下の画像はフジのTX-1 30mm
1999年撮影 豫園改装後
1998年撮影 豫園前
1998年撮影 豫園前
上海に来たら誰でも一度は必ず立ち寄るのが豫園で、東京だと浅草のような場所。その豫園も上海万博前に大改装されてしまったが、前世紀の豫園は今より風情があり数倍楽しめた。パノラマで上海を撮っていた頃は、この豫園を基点として行動していたので何処に何があるかほとんど知り尽くしていた。
上の画像は子供が小遣い稼ぎに大道芸を披露していたのだが、その後警備員に追い立てられ退散。子供ながら金がなければ自分で稼ぐという根性はすらばしい(上海風日本語)。
Noblex135U
☆本日の朝一便で日本へ。
1996年撮影 長生路
小学生が学校帰りに立ち寄る屋台では、日本のお好み焼き風の物が人気だった。全員の目が一点に集中しているのが子供らしく、自分の子供時代を思い出す。この時はパノン商工のワイドラックスF8を使用したが、ノブレックスよりレンズの回転が半回転で済むので瞬間のタイミングが撮りやすい。ただ、このワイドラックスF8にはラックス26mmF2.8のレンズが装備されているのだが、近距離や中距離撮影ではワイド過ぎて極端に歪みが出てくるので使いにくい。その点、ノブレックス135Uはノブラー29mmf4.5なので、3mmほど焦点距離が長く歪は少ない。何だ3mmの違いかと思うかもしれないが、ワイドレンズのその差は歴然なのだ。
1996年撮影 小学校の校門前で ノブレックス135U
では、どちらのカメラに信頼感があるかというと、歯車で作動しているワイドラックスの方が圧倒的に信頼できる。それは、内部の動作部分にオイルを使ってないので南極のような寒冷地でも改造せずに使用できるくらい信頼性があった。一方ノブレックスの方は、1996年に使い始め5年間に4回ほど取り替えて使っていた。最初のボディはいつも同じ場所にネガキズが出来るので交換し、二台目はモーターのトルクが弱く縦位置使用の場合回転が途中で止まってしまうトラブルが発生。三台目も同じようなトラブルに見舞われ、最後には3台のボディの中から一番安定しているボディを選んだが、やはり信頼性に欠けるので結局売却しそれ以後使ってない。後で思えばネガキズが入った一番最初のボディが一番安定していたのだった。そして、あまりにも日本で売れなかったので、輸入代理店も販売をやめたという経緯がある。
☆上の画像Widelux F8 下の画像Noblex135U
私が住む新華路からちょっと郊外の上海南駅方面へ行き、頼まれていたレンズを届けてその後夕食へ。この店は新しく出来た店らしく、聞くとこの近辺の飲食店は出来ては消えまた出来るという具合に、競争が激しい地区。
なぜかマリリン・モンローが背もたれに
どんな店でもWifiは当たり前
最近の飲食店ではWifi設置が当たり前になったが、監視カメラまで設置されているとはちょっとびっくり。そして、今年の3月1日からの禁煙条例に備えて店内禁煙のところが多くなってきた。上海は2010年の万博時に大禁煙令を実行し大失敗した経緯があるのだが、今回は本気度が違うようだ。禁煙区域内で喫煙すると罰金なのだが、今回はさらに厳しく飲食店のオーナーにも罰金が課せられる事になる。
禁煙も大事だが、それより大気汚染対策の方がもっと大事だと思うんだかなぁ。
