海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

遅れに遅れたSh50Pro-bkがやっと誕生

2018-07-28 | 039ブランドの撮影用機材

50wLED 色温度変換可能のバッテリータイプ 2500k~5500K  光量は5%まで落ちる

 

何度も完成と言いながら遅れてしまっていた「Sh50Pro-V」タイプの姉妹機となるバッテリーとAC電源両方が使えるSh50Pro-bkがやっと誕生。CRI95で光量調光は5%から100%まで変更可能になったのと、色温度は2500kから5500kまで幅広く調光可能になった。バッテリー取付部の問題やフリッカー問題がやっと解決出来たので来月から生産に入る予定。専用リフレクターなどもE26電球タイプと同じだが、色はボディの色と同じ黒に変更。もちろんバーンドアなども併売するのでロケでも重宝されると思っている。

ロケで困るのが電源の確保なのだが、このLEDライト「Sh50Pro-bk」は、一般に普及しているソニーのビデオ用バッテリー2個で働いてくれる。NP-Fタイプのバッテリーは海外でも気軽に買えるので、海外ロケでも困る事はない。現場の環境光を生かしながら足りない部分をこのLEDで補う撮影方法など、工夫すれば相当カメラマンは助かると思うよ。ストロボと違い自分の目やモニターを見ながら細かくライティング出来るので、これからのデジタルカメラでの撮影にはぴったり。もちろん、小型ストロボと併用すればかなり広範囲な撮影が可能。

私のブランド「039」は、軽く小さくコンパクトにが信条で、これからのデジタルカメラでの撮影が楽になる商品開発を目指しているのだ。

8月から生産予定なので、店頭やAmazonに並ぶのは9月末頃か10月初旬予定。

 

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骨董品の家具

2018-07-26 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

骨董屋の店先 東台路

 

上海に東台路という路地に骨董街があった頃に撮影した画像で、今やこの骨董街は3年ほど前に消滅。本物もあれば本物そっくりな偽物もありで、観光地にもなっていた。ここはカメラを向けると怒られる事も多いので、どうしても撮影したい場合は安い物を一つ買う事で撮影許可が下りる事もあった。

中国の骨董品の家具に目をつけたのは欧米人で、地方に行き相当安く古い家具を買ってリペアし相当高く販売していた。当時、古い家具の価値がわからない田舎の人達は喜んで手放したそうだ。その後、中国人も古い家具に価値がある事を知り地方で買い漁って一儲けした人達も多い。

私の上海の自宅は、中国の古い家具をリペアしたテーブルが二つあるが、それ以外は全部古い木材を使い骨董風に再生産された家具を特注した。もう8年も前の事だが、当時はまだそれらは安かったのでイケアなどのくだらない家具の2倍くらいの値段で特注できたのだが、今は相当高くなっている。また、家具工場も家賃が高騰しどんどんと郊外に移転しているので、気軽に工場へ行けなくなってしまった。

 昨日の上海はゲロ暑だったので、本当の夏が到来。きっと来月は40度近い気温が続く本来の上海になるだろうね。

 

 

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フジのXF10-24mm専用レンズフードは使い物にならない

2018-07-25 | 写真日記

Nikon HN-9のフードがピッタリ合う

 

フジのXシリーズは初代から使っていてレンズも優秀なのでとても満足している。でも、一つだけ最悪なのがレンズフードだ。XF10-24mmズームのオリジナルフードなんて、買った時から肩からカメラをぶら下げるといつの間にか落下してしまう。という事で、引き出しから発掘したNikonのHN-9(PC Nikkor用) を付けてみるとピッタリで当然ケラレもない。XF23mm f1.4の初期フードも最悪だったが、改良型が販売され安心して使えるフードになった。カメラを肩にかけて人混みを移動したり撮影現場が狭い場所の場合には障害物を避ける為、レンズを自分の体側に向けて肩から下げる場合が多い。そんな時、フジのフードは必ず緩んで落下するのだ。フジのレンズはとても優秀だが、レンズフードを設計した人そんな使い方を想定してないのだろうと推測。

金属製ねじ込みフードで一番優秀なのは、やっぱりニコン製。それと、オリンパスOMシリーズ49mm径が一番しっかりと作られていて安心出来る。ただ、すでに販売中止のフードもあり中古でも相当値上がっていて、NikonのHN-9(72mm径)なんて8000円の値がついているようだ。Nikonの52mm径の金属製フードはまだ一部が販売中で安くてとても良い。サードパーティ製の中国製フードもたくさん出回っているようだが、実際にレンズに取り付けてみないと使い物になるかどうかわからないのが難点。本来レンズフードは、金属製よりプラ製の方がレンズに対しての衝撃を和らげてくれる効果が高いので、レンズとの結合部だけでも金属製にするなど考えて欲しいものだ。

★今年の日本の夏は酷暑のようで、電気の使用量は相当なはず。でも、原発が無くてもなんとかなっているようだね。

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田舎の便利店

2018-07-24 | 写真日記

便利店(コンビニ)

 

上海ではほとんど見る事が出来ないが、地方のコンビニ前は電動バイク用の充電器が備えられている店が結構多い。そして、圧倒的に電気スクーターが主流でエンジン付バイクはほとんど見る事が出来なくなっている。便利店の中の品揃えは、上海と違いほとんどがローカル商品一色なので欲しい物が見つからない。私が買ったのはホテルで飲む水2本と携帯の充電ケーブル1本のみ。

この紳坊駅付近が良いところは工場が殆ど無いので川の水透明できれいなのと、鷺に似た白い鳥が群れをなして飛んでいる事。鳥が住みやすいという事は汚染されておらず環境が良いという事につきる。

★今年の夏の気温は、今のところ日本と大陸が逆転しているようだ。例年通りだと今の上海は激暑の40度近い気温が普通なのだが、今年は意外と気温が上がらず風もあり比較的穏やかな夏。8月は避暑の為に日本へ帰国するのだが、これでは全然避暑にならんな。

 

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楽清市で夕飯

2018-07-23 | 写真日記

郊外にあるレストランへ

 

紳坊駅から田舎道を車で走り、林の中に忽然と現れたレストランで夕飯。駐車場から見たこの飯屋の雰囲気は良かったのだが、中に入ってみると雑然とした昔ながらの田舎の雰囲気。もうちょっと整理整頓して個室も手を入れれば外から来る客も喜ぶのだろうが、サービスも含めイマヨン。

この日の夜は、GFX50S+Pentax FA 43mm f1.9 Limitedだけ持って歩いたのだが、このような狭い路地風の撮影にはGFXの65x24フォーマットと43mmはピッタリのハマルね。フジのTX-1(X-PAN)やNoblex 135Uのフォーマットは35mmフィルムを使用し24x65mmのフォーマットで撮影出来る。この比率は慣れると風景にピッタリのフォーマットなのだが、日本で使う人は稀。海外ではこの比率が結構支持されているので今でもファンは多いし、フジのTX-1(X-PAN)ボディやレンズは当時の売値よりすでに高い。

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