海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海でモンゴル料理を

2016-05-30 | 写真日記

 モンゴル料理は生まれて二度目の経験。一度目はモンゴルの砂漠の中で数日過ごし毎日食べたのが最初。そして、一昨日上海の美食街で私の会社の共同経営者のモンゴル人親子と元の組織の親子も含め8人でパオを予約。

 

ビルの谷間に並ぶパオ

 

 子供が4人もいると大変

 

 

モンゴルのヨーグルト

 

歓迎の儀式で長老の私に酒を一杯

 

 

モンゴル料理でコレは外せない羊肉

 

羊のスペアリブ絶品だよ

 

 羊の内臓スープ

 

  

チャーハン

 

左はモンゴル風ミルクティー

 

白酒58度

 

他にも料理がたくさん並んだが、私がモンゴルの砂漠の中で食べた味とはまったく違う味だった。モンゴル人に聞くと、この店の料理はモンゴルの家庭料理と同じ味だとの事。私が昔食べたモンゴル料理は砂漠の中なのですべてに塩味が特にきつかったのかも知れない。魚料理以外は全部羊肉だったが、塩加減もちょうど良く日本人にもお勧め出来る料理。店の名前は徐家匯近くの「家在塔拉」という店でパオは予約が必要。

やはりこの日一番美味かったのは塩味の羊のスペアリブで、白酒との相性はとても良い。

☆本日の朝一の便で日本へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すべての手続が終了したので一時帰国

2016-05-29 | 写真日記

新しい外国人就業証

 

一昨日ビザも含め新しい会社の手続きを半年かけてすべて完了したので30日に日本へ。上海から途中下車する地域は秘密。

日本人や中国人から、なぜ上海に住み続けるのかと聞かれる事が多い。理由をあげれば色いろあるのだが、規制やしがらみが日本より少ないので、新しい事をやる場合に日本より事を起こしやすいのも一つの理由。過去の自分をを振り返ると、約5年周期で何かを始めていたり環境を変えていたり写真のテーマを変えてきた自分がある。という事で、2016年5月29日は新しい区切りなので思春期だと思って、今はゆっくりと脱皮中。次の5年後はどうなるか、その時の流れが来た時に決めようと思っている。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上海 田子坊で

2016-05-28 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

魔鏡工作室

前世紀の上海での話、粘土で私の顔を作ってもらった事があったが、作ったオヤジ曰く私の顔は難しいそうだ。一言でいえば、私の顔は特徴があるようで無いと。その粘土で出来た私はその後何処かへ消えてしまって行方不明。

私は人の顔と名前を覚えるのが苦手で、特にスーツを着たサラリーマンの人達はすべて同じに見えてしまうのだ。時々名刺入れが膨らむと整理するのだが、その時にはすでにその名刺の相手の顔を思い出せない事が多い。時々突然お久しぶりですと声をかけられる事があるが、そんな時は一生懸命頭の中を検索するのだが、思い出せない事が多すぎ。これは、もう病気だと思っている。

この私の病気は中国ではさらに酷い。理由は、同じ苗字の人が多すぎるのと、アメリカンネームを勝手に名乗っている人が多く、名前と顔の雰囲気が一致しないから。ジェシーとかダイアナとかイザベラとか言われてもねぇ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新華路付近では呉茂興の麺が一番好き

2016-05-27 | 写真日記

葱油拌麺

 

榨菜肉絲麺

私の住んでいる新華路付近で一番好きな麺屋は「呉茂興」という昨年出来た店。以前も紹介したが「榨菜肉絲麺」とトップの画像の「葱油拌麺」を交互に食べている。昨日食った葱油拌麺は、麺のみで8元でトッピングの榨菜肉絲(5元)毛菜(2元)卵(2元)で合計17元(約290円)と良心的な料金。この店のすぐ隣も麺屋だが二回行っただけ。そして、近くに台湾の牛筋麺屋があるのだが、さほど美味くなく35元と約2倍の高さなのでほとんど行かない。

呉茂興の味はあっさりとした薄い醤油味ベースで、スープがほんのりと甘みがあり飽きない味。この店のレジにいるオバチャンは、昔ブラジャーを作っている日系の工場で働いていたらしくカタコトの日本語を話す。最初に行った時に私が日本人とわかったようで、ニホン カイシャ ブラジャー ツクル オイシ スキ イチ ニィー サン ヨン ゴォと指を折りながら知っている日本語を全部話した明るいオバチャン。

以前私が週に二回はヒィヒィハァハァしに行く店と紹介した四川料理屋は、オーナーが店を売ったしまったようで経営者が変わり最悪味の店になってしまい今は行ってない。最近の上海は店舗規模の大きな店は苦戦しているようだ。毎年上がる家賃と人件費の問題もあるが、消費が落ちているのも一つの理由。もちろんすべての店舗に当てはまる訳ではないが、タクシーの座席前にあるモニターに「一人飯」という動画がいつも流れているように、大勢で飯を食うという習慣も若い人の間では少しずつ減ってきている気がする。
 
日本がそうであるように、大陸も大皿料理ではなく定食のように一人で食べる事の出来るカウンター席がある料理屋がそろそろ出てきても良いと思う。それが出来るとしたら、まずは上海の日本人村あたりからかな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリジナルの8x10ネガをスキャン

2016-05-26 | 写真日記

旭豊の断髪式ポスター

データを日本に持って帰る為に、1995年に撮影した旭豊(今は立浪親方)のオリジナルネガ(8x10)を上海でスキャンし画像処理。フィルムサイズが大きいのでニュートンリングとゴミ取りの戦い。平成11年当時、断髪式のポスターは化粧まわしで関取が立っているカラー画像を使うのが通例なのだが、それを無視して作ってしまったのがコレ。前例がないという事で色々と言われたらしいが・・・。撮影したのは現役バリバリの27歳で、付き人は一時期旭天鵬だった。親方は私の一回り下の申年なので今は48歳と立派なオヤジになっているが、いまだイケメンを保っている。当時、高輪の事務所内で無理矢理撮影したのでカメラが引けなく壁にへばりついて撮影した。

 

ネガの保存状態バッチリ

久しぶりにフィルムスキャンしPSで画像処理したのだが、やっぱり大きなフィルムの画像密度はすらばしい(上海風日本語)事を再認識。いくらデジカメの画素数が上がったとしても大判フィルムには勝てないだろうな。

上海に来てから一度もフィルムプリントをやってないので、おそらく相当勘が鈍っているだろう。でも、何だか久しぶりに暗室でプリントをやってみたくなった日だった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする