海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海に超高層ビルが出来ると

2015-01-31 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

上海環球中心と金茂大厦

 写真は、数年前に撮影した金茂大厦と上海環球中心(森ビル)。つい最近、この横に上海中心(632M)というビルが出来たのだが、暮れの外灘事件で大きなイベントも中止し霞んでしまった。上海で超高層ビルが完成すると金融危機が起きるというジンクスがあり、一度目は金茂大厦が出来たアジア通貨危機で、二度目は上海環球中心の時にリーマンショックと過去二回的中している。ジンクス通りだと、今年はちょっとヤバイ年になる。すでに中国経済は徐々に崩れつつあるし、暴動だって中国の何処かで1日に約500件起きているので、いつ何が起きてもおかしくない状態ともいえる。

今年の春節は、2月18日が大晦日で19日が新年。2月24日までが休日となっているが、その前後一週間を含む三週間は工場も稼働しないと思ってよいので、まったく物が動かなく動くのは数億を数える人のみ。今年も爆竹や花火で大きな事故が起きなければよいのだが、毎年当たり前のように何かが起きるのが中国。春節明け大量倒産(夜逃げ)とか年が明けたら株価大暴落なんて事が起きなければよいのだが、世界経済や紛争も含め今年は先が読めない年になりそうで不安要素はいっぱい溢れている。

Canon FD50mm f1.4 

 

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中国で地下鉄に乗る時の注意 

2015-01-30 | 写真日記

三角関数をお勉強中のオヤジ

上海の地下鉄は、1995年にやっと1号線が開通したので歴史は浅い。でも、すでに総延長距離は気がつけば東京より長くなっている。この上海の地下鉄が、東京のそれと大きく違うところは、改札を通る前に荷物のX線検査や金属探知機を持った係員が待ち受けている事。でも、これ結構ザルで係員もやる気がない。二人一組でこの検査をやっているのだが、時々3人体制になった時は何か重大なイベントや事件が起こりそうな時だと思ってよい。それと、電車内で本なんて読んでいる奴は稀で、今ではスマホを見ている人がほとんど。あとはデカイ声でしゃべりまくるオバハンが多い事。

ただ、注意しなければならない事は、大きな荷物を平気でバスや地下鉄に持ち込む奴がいるが、その中には爆竹や花火の火薬類やガソリンなどの危険物を持ち込む奴がけっこういるのでヤバイのだ。また、電車内で子供に大小便を平気でさせる親もいるのが中国。

という事で、地下鉄乗り場で待つ時は、なるべく先頭と後部車両の真ん中の車両に乗る事と、乗ったら周囲に危険そうな人物がいない事を絶えず確認しながら乗るのが私流。

東京と違う事が一つあるとすると、電車内で痴漢被害をほとんど聞かない事が大きな違いかもね。仮にこちらで痴漢なんかやらかそうものなら、その女にその場で叩きのめされるだろうな。上海で生きていくには、女も強くなければ生きて行けないのだ。

スマホで撮影

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油断は禁物

2015-01-29 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

ボケッとしていると何か起きるかわからないのが上海

 上海で生活している時は日本でのそれより数倍周囲に気を使うので危機管理能力は高まるが、日本に戻るとその能力は逆に下がる。というより、日本ではそんなに周囲に気を配らなくても暮らせると言った方が正しい。上海で一番酷いのは道路を横断する時で、こちらは車優先なのと交通マナーなんて無いので一番緊張する。歩行者の信号が青でも道路を逆走してくるバイクや自転車などがノーブレーキでかっ飛んでくるのだ。これは、私が上海文化で一番吐き気がするほどイヤな事。


すでにどちらが強いか見てわかる

 当然白猫の負け

 


前世紀の上海では犬や猫をペットとして飼う家は稀だったが、今は誰でもペットを飼う時代になった。そして、お金持ちゃん達は高価なペットを競って飼う時代になった。


Wantedの張り紙が数年前から相当増えた。2015年1/28に発見したので誰がこれを見たら連絡を


金になれば何でもやる中国国内で、人間の子供は誘拐ビジネスとして昔からずっと今でも続いているが、最近はそれがペットまで被害が拡大。





 

 

 

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出前散髪屋

2015-01-28 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

私のアパートの管理人のオヤジが散髪中

 

自分のアパートの階段から外を見ると管理人のオヤジが散髪中。若いニーチャンが出張サービスしているようだ。前世紀の事だが、上海では路地裏などで勝手に店を開く路上散髪屋がけっこうあったのだが、最近は見かけなくなった。

 

当時の料金10元(約150円)

 

前世紀後半の上海旧城内で 

私も以前は床屋に行っていた事があったのだが、一度酷い目に合ってから行くのをやめた。その後はパナソニックのバリカンで自分で刈っているのだ。2008年頃に前の事務所の近くに床屋があり3回ほど通ったのだが、4回目で不覚にも大失敗。

いつもお願いしているベテラン(自分で言っている)ニーチャンにお願いし、いつもと同じように3mmのバリカンでと頼んだのだが、バリカンでなくハサミでやらせてくれとニーチャンが言ったので何も気にせず素直にOKした。その日は確か徹夜明けで不覚にも私は眠ってしまったのだ。そして、眠りから起こされて鏡を見ると、そこには見たこともないオヤジが鏡の前にいた。そして、その自分でベテランだと思っているニーチャンが一言、「どうだ?この方がカッコイイだろう」と言いやがる。鏡の中のオヤジの頭はトップがヘリポートのように水平な角刈りになり、おまけにソリまで入れてあったのだ。「こっ、怖い」と心でつぶやく自分がそこにいた。この角刈り事件以来、床屋恐怖症となり今も自分で頭を刈っている。

こちらの男は自分が一番正しいと思っている自信過剰な奴が多いので、ちょっと目を離すと余計な事をする奴がとても多い。以前、大連のとある工場に撮影に行った時、工場内に異常に男が少ないので工場長に聞いてみると、男は余計な事をして無駄な仕事を増やすのであまり積極的に雇ってないという答えが返ってきた。つまり工場内での作業の手順などを勝手に変えてしまい、不良品率が上がるのだそうだ。

中国国内の様々な工場に何度も撮影に行った事があるが、どの工場も機械系の技術者以外のラインの班長は95%女性だったのはちゃんと理由があったのだ。まぁ、中国では男と女を比べた場合、どこへいっても圧倒的に女の方が優秀すぎる。中国で人を雇うなら女に限るぞ。

二枚目と三枚目の画像は、Noblex 135U 

 

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日本で偽物を掴まされ中国で本物を買い直す

2015-01-26 | 写真日記

この中に偽物が一つある

 

昨年日本のnetで買ったスマホ用バッテリーが偽物だったので、上海のネット通販天猫で本物を買った。本来なら逆の話だと納得がいくのだが、バッテリーに限らず日本のAmazonや楽天でもかなりの偽物が出回っているようだ。私が本物だと思って昨年買ったのは日本のAmazonなのだが、まさか日本では偽物を売らないだろうと油断したのが大失敗。

 

上が本物

 

偽物のバッテリーは、スマホを一回充電しても100%充電出来ないほどの粗悪品で、質感もザラザラしていてアルミのエッジも処理されてないので、幾分とエッジが尖っている。小米のサイトを見ると偽物と本物の見分け方を動画で説明しているのだが、それを見ずに買ったのも失敗の一つ。中国で「小米」といえばスマホ市場では急成長したブランドで、私も中国滞在時はこのブランドの2つsimが使える「紅米」を使っている。

 

小さい方が69元(1300円) 右の1600mAhが今は109元(2053円) LEDライトが15元(282円)

この小米ブランドの製品はネット販売がメインなので、店頭で見る事が出来ないのが難点だが、ショップで値段交渉をする手間も省けるし、ネットの小米旗艦店で買えば間違いない。今回は、右上の小さなLEDも一緒に買ったのだが、これ結構便利で使える。

☆ネット販売で、「激安」なんて表記されている物ほど怪しいと思った方が良いな。まともな物は、そんなに安く買えないし買える訳がない。

 

 

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