海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

GFX50SとMD Rokkor45mm f2

2017-11-29 | GFX+オールドレンズ

MD Rokkor45mm f2+GFX50S

 

GFX50S+MD Rokkor45mm f2 開放 新華路のテーラーで

 

GFX50S+MD Rokkor45mm f2 開放 新華路で

 

GFX50S+MD Rokkor45mm f2 開放 新華路にあるレリーフ

 

旧ミノルタのロッコールレンズは好きなレンズが多いのだが、このロッコール45mm f2はGFXに取り付けても4x3のフルフォーマットを完全にカバーしてくれるのと、GFXで使うと35mmカメラ換算で焦点距離35mmになるのでとても使いやすい画角が得られる。今、日本でロッコール58mm f1.4(4x3をカバー)をOHに出しているのだが、この58mmをGFXの標準レンズにする事にしている。同じ58mmでトプコール58mm f1.4も持っているが、4x3をカバー出来ないのだ。

このMD Rokkor45mm f2は、パンケーキに近いレンズでとてもコンパクトなのと重量も約130gと相当軽い。これは鏡胴の大部分がプラスチックで出来ているからだが、普通このタイプのレンズ構成はテッサータイプが多い中、めずらしくガウスタイプのレンズで開放値もf2と明るいのが良いのと、描写もミノルタらしくギスギスしない軟らかい描写に好感が持てる。

以前のブログで65mm以上のレンズはGFXの4x3をカバーすると書いたが、それは一応の目安でレンズによっては200mmレンズでもカバーしない物もある。それは、鏡胴の造りによってケラレが発生する事があるので必ずテストした方が良い。それと、35mmカメラ用に設計したレンズをフォーマットの大きい44x33で使う事は、元から無理がある事を理解して使う事ね。

本日は、この45mmだけを持ってテスト撮影と65x24のリハビリに出たが、雨がひどくなったので中止し映画館横のスーパーで食料品の買物。

 

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GFX50S+PC Nikkor28mm f3.5でパノラマテスト

2017-11-27 | GFX+オールドレンズ

上海の街で距離感をつかむ為に、GFX50SとPC Nikkor28 f3.5mmだけでほっつき歩く。GFXで28mmは、35mmフルサイズ換算で約22mmだ。1996年から2000年まで使い慣れた24x65のパノラマフォーマットだが、17年のブランクは大きく昔の感覚が取り戻せない。こりゃ、相当のリハビリが必要だな。

 

レンズテストの定番になっている外灘から浦東を

 

2000年に撮影した外灘から浦東を(TX-1 45mm f4)

 

感度12800でいつもの場所を

 

GFX50Sのフルフォーマット4x3で

 

2000年を過ぎて一度ピンホールカメラに戻って撮影していた時期があり、その後は35mm換算で約60mm前後のレンズがメインになっていた時期が長かった。なので、超広角レンズはずっと使って来なかった事もありちょっと戸惑っている自分が情けない。

☆画像はあまりにも当たり前過ぎて、ちっとも面白くないが、GFX50S+PC Nikkor28mmのクセがよくわかった。PC Nikkor28mm f3.5は前世紀のレンズなのだが、けっこう使える。当たり前の事だが、風景では通常f8以上とシフトした場合はさらに絞った方が良いようだ。パノラマサイズの画像は、ACROS+粒子入り(弱)。最後の画像はRAWから現像で粒子無し。

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上海虹橋駅から常州北駅まで中国新幹線で

2017-11-21 | 039ブランドの撮影用機材

毎回上海から車で三時間かけて行く常州の工場へ、初めて中国新幹線で行った。 上海虹橋駅から常州北駅まで約50分。その後、老板(社長)が駅まで迎えてくれ、そのまま昼飯に直行。大陸では仕事の話より、まずは飯をみんなで食う事が優先だ。

 

2等席のチケット

 

 こちらは特等席

 

常州北駅

 

今回は、照明機材を日本向けに改良してPSE(電気用品安全法)を取得出来るかどうかの打ち合わせ。世界で一番厳しい日本の基準をクリアするためには、使うパーツも限られるのでとても面倒だ。しかも輸入品に頼らざるを得ない場合も多く、それだけコストも相当上がってしまう。新しいパーツを取り付けてその場で角度を調整してみたら何とかなりそうなのと、もう一つ違うパーツを取り寄せて試作してもらう事になったのだが、そのサイズが合えばそれで何とかなりそうな予感。日本だったら仕事が終われば即帰路につけるのだが、ここは大陸なのでそうは行かない。という事で、夕飯もいただいた。飯に始まり飯で終わるのが大陸流なのだ。

X-Pro2+XF35mm f1.4

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路は落ち葉だらけだが

2017-11-19 | GFX+オールドレンズ

GFX50S+PC Nikkor35mm f2.8

 

昨日、今の上海は過ごしやすい季節と書いたのだが、翌日は北風が強くいきなり寒くなってしまった上海市内。画像は夜撮影した私のアパート前だが、路は落ち葉だらけ。でも、翌朝には路はきれいに掃除されるのだが、24時間かけてまた落ち葉で覆われる。

今世紀に入って24x65のパノラマサイズで写真は撮ってなかったので、17年ぶりにパノラマフォーマットを使った事になる。前世紀末に使ったNoblex135UもフジのTX-1も画面サイズは24x65だ。今世紀からは2x3のフォーマットがメインでワイドレンズをほとんど使ってこなかったので、ワイドレンズとパノラマフォーマットを使うにはリハビリが必要。

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GFX50SとPC Nikkor35mm f2.8

2017-11-18 | GFX+オールドレンズ

GFX50S(65x24)+PC Nikkor35mm f2.8 開放

 

東京から上海に戻ってきてからずっと秋の長雨状態なので、GFXでオールドレンズ(35mm用)のテストも出来ない状態。という事で、本日は自宅の昼飯圏内でプラタナスの葉を撮影。65x24のTX-1フォーマットで撮影しているので、本来の画素数の約半分の2500万画素の画像。

このPC Nikkor35mm f2.8をGFXフルフォーマットで使うと35mmカメラ換算で約28mmになるので、普段65x24のサイズで使う時には丁度良い焦点距離になる。しかもシフトが使えるので一般的な中版レンズより融通がきくのでとても便利。同じPC系で28mmもあるのでワイド系はこれで十分戦闘力になる。

今の上海は少し肌寒いシーズンだが、とても過ごしやすい季節。おそらく今月から来月にかけてプラタナスの葉が舞うシーズンになるが、上海のクソ暑い真夏に日陰を作ってくれた葉達にお礼を言わなければならないな。

 

 

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