海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海の観覧車

2011-01-31 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ
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上海市内から西に向かって高速道路を走ると右に観覧車を見る事ができる。ここは、住宅地の一角にある遊園地だが、客はいつもかなり少ない。
一度だけ行ってみたが、普通の人は二度目は絶対に行かないだろうと思うような遊園地だった。でも、私は以外とそういう場所が好きだ。
寂れた遊園地には、寂れたなりの物悲しさがあり、来ている客層を見ながら色々な事を想うのが面白い。
この観覧車、日本から寄贈されたと書いてあったが、メンテナンスがいい加減なようで、ドアが無かったりロックが壊れていたりで危なっかしい。
他にも中国らしい面白くない乗り物がたくさんあり、別の意味でおもしろい。
キャノンFD50mm f1.4
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上海 引越騒動

2011-01-30 | 写真日記
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写真は、数日前にアップした写真と同じ時に撮影。やっぱりモノクロが良い。
一昨日、新居に引っ越したが、荷物はまだ1割残っている。当日は、小雨のち青空、その後小雪。
その青空が見えた2時間で引っ越しが完了したので、晴男のメンツを保つ。
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ただ、引っ越し料金でトラブル。最初は、400元(約5000円)と見積もられたが、私が日本人だった(おそらく)のと当日予定の車が無いので4t車が配属された。(これはウソ)
そして、引越終了後に金を払う時点で800元(約1万円)払えと言ってきた。(よくある話)
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これにブチ切れたのが、私の部屋を見つけてくれて、すべての手配を取り仕切ってくれた元の事務所の女の子。50代の男を相手に、26歳身長153cmが、かつて見た事がない表情と口調で噛み付く。
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こんな時、日本人は口を出してはいけない。落としどころを探りながら、黙ってやりとり聞いているのが一番だ。なぜなら彼女のメンツがあるからだ。
その間、私と手伝いに来た中国人の男2人はやりとりを聞きながらたたずむのみ。
結局、26歳の子が勝ち600元支払う事で取引は終了。(領収書なし)
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上記を簡単に説明すると、引越を依頼する時に見積もりをもらうが、この地では、それを信用してはダメ。現地に派遣される荷物運びは、必ず言訳をして金をふっかけてくる。つまり、ふっかけ分の金を自分のポケットに入れるためだ。
ただ、ここで見積もり分しか払わないと後で何をしてくるかわからない。(これが後で怖いのだ)
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こちらでは、決まった値段というものは存在しない(デパートなどは別)ので、買い物をするのも戦い、いやゲームだと思ってよい。ただし、値切るにしても落としどころを決めていないとやっかいだ。
私が今住んでいる国は、すべての事に対して同じ事がいえる国です。日本の政治家や企業の人達も、そういう意識を持って、この国と関わってもらいたいものです。
CanonFD50mm f1.4
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中国の田舎で 2

2011-01-29 | 写真日記
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中国の田舎で食事の接待を受けた後の定番はカラオケと決まっている。というよりこれしか娯楽がないのだ。
中国は人が多いと言われるが、私が行った場所は通勤時間の朝もあまり人を見なかった。レストランも少ないので、接待で行ける場所はおおむね決まっているのと、春節前の忘年会でどこも超満員。
満員の為に2件のカラオケで断られ、3件目に連れて行かれたカラオケは入り口を入ると真っ赤なフライトアテンダントの衣装を身に着けたオネーチャン20人が迎えてくれる。床は白い大理石で高い天井には眩しいくらいの大きなシャンデリアが3つも。
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一番広い部屋に通されると、チャイナドレスを来たオネーチャン(全員20歳代)が15人くらい並び、客はそれぞれ一人を指名しなければならない。(中国のカラオケは何処に行ってもこの手が多い)
彼女達はチップで食っているので、指名されない子は日銭が入らないシステムになっているのだ。
私が指名した子は、キャンディを舐めながらビールを飲む22歳で他の地方から出稼ぎに来ている。相手の酒量に合わせる事が出来ると言っていたのでが相当酒が強いらしい。毎晩食い過ぎと飲み過ぎとカラオケ漬けで体が参りそう。
23:00まで飲み車で上海へ帰還。
深夜の高速道路は車が少ないので走りやすいが、長距離トラックの居眠り運転が多いのでやや危険。
CanonFD50mm f1.4
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中国の田舎で

2011-01-28 | 写真日記
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昨日の続き。
中国の地方に行くと必ず食事の接待を受ける。このレストランは、前菜や素材(魚など)を選び調理方法を指定すると料理してくれる。
今回は6人だったが、それでも20品は出た。それを、昼夜繰り返し2日もするとかなり太るし酒量も半端ではない。
食事の後は、わたしの嫌いなカラオケに必ず行く、と言うより行かなければならない。
地方では、娯楽がないためカラオケが一番の娯楽なのだ。
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歌わない私は、ひたすら隣りの女の子とサイコロでゲーム。
このゲームは、グラスの淵に水を付けてティッシュを貼り、真ん中にサイコロを置きライターで火をつけ口で吹き消す。そして、サイコロを落とした人が酒を一気飲みする。
この日もかなりの酒量だった。
CanonFD50mm f1.4
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中国カメラアクセサリーの工場

2011-01-27 | 写真日記
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上海から車で約3時間かけ、カメラアクセサリーの工場に行った。数件の会社をまわる為当然1泊する事に。地図にあるようで無いような道を走り、舗装されてないデコボコの道を揺られながら畑の真ん中を走り工場にたどり着く。
工場はさほど大きくなく従業員は20数人だが、暖房が一切効いてないので下からしんしんと冷え異常に寒い。
そこには、知っているメーカーや聞いた事がないメーカーの商品が山積みになっていて、商品越しに人の頭が見えるほどだ。
物にもよるが、布を使ったカメラアクセサリーのほとんどは中国製だと思ってよい。
続きは、明日。
Canon FD50mm f1.4
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