海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

LEDライトをモデリングランプに

2010-07-31 | 使える中国製カメラ機材
クリップオンタイプのストロボにモデリングライトがあったら便利だと思った事はないだろうか。それが、今はバッテリーで光ってくれる軽量なLEDがその役目を果たしてくれる。
しかもストロボ光の色温度にとても近いし熱が出ないので大変便利だ。


上の写真は、ステンレス製のポール(長さは変える事ができる)にDL4.0を付けている。このストロボはバッテリー専用ストロボでモデリングライトも付いているが、バッテリー専用なのでモデリングランプは10秒しか点灯しないような構造になっている。
なので、あえてモデリングランプとしてLEDのZ96(上の写真)を取り付けているのだ。


仕事の内容にもよるが、私の場合アシスタントがいるので人物撮影の時にストロボをスタンドに取り付けない。相手も動くのでその都度微妙に光りを変えるのだ。つまりアシスタントがライティングするという事になる。
これに慣れると簡単に光を変える事ができるので大変便利だ。ただし、シンクロコードをラジオスレーブに交換する必要がある。また、ダボ付きのクリップは大変便利だ。日本のエレンクリップより強力なので安心して使えるが、オートポールのような太い物には使えない。
コメント (2)
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首長亀 

2010-07-31 | 新博物図鑑 オールドレンズ
旧ブログで一度紹介した首長亀だが、別カットをグリーンを基調にして色を変えた。古いレンズを開放で撮影しているのでピントが合っている部分がシャープ過ぎないのが非常によい。これが、今のデジタル用レンズだとまったく違う描写になる。
良いレンズの定義は何なのか、時々わからなくなる。個人的には新しいデジタル用レンズはあまり興味がない。
最新のレンズは持っているが、完全に依頼仕事用レンズになっている。
今私が使っている作品撮影用レンズは、オートトプコール58mm f1.4  キャノンFDの28mmから85mmまでの明るいレンズ メイヤートリオプラン100mmだ。それらの開放と一つ絞った状態の描写が一番好きだ。
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上海 UFO基地

2010-07-30 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ
数日前に上海UFOビルの話を書いたが、南京路から見えるもう一つのUFOビルがある。このUFOはラディソンホテルのそれよりコンパクトで燃費もよさそうなUFOだ。このUFOも空を飛ばない。
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上海 夏の太極拳

2010-07-29 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ
朝早く人民広場の噴水の中で太極拳をやっているおっさんを発見。上海は早朝からすでに暑い日が多いので気持ちはよくわかる。
私たちの事務所の中国人(全員20歳代)で泳げる人は誰もいない。泳いだ経験が無い人も多いのは、プールが学校になかったからだ。
前世紀後半頃、古い家に住んでいる人達は風呂もトイレもない家に住んでいた。トイレは馬桶という簡易トイレを使い風呂は銭湯に通っていた。
中国人が日本に行くと必ず温泉に行き泳いでみたいと言うが、これはきれいな水の中に自分の体をゆだねてみたいという体内回帰のひとつかもしれない。
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上海 窓ガラス

2010-07-28 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ
今の上海は梅雨が明け晴れの日が多くなったが、青空より雲の面積の方が広い。そして、時々小雨。
雨の降り始めに窓ガラスに付いた雨水を見ていると、再開発中のほこりや黄砂がたっぷりと詰まっているのがよくわかる。
時々、ビルの窓からガラス越しに外の風景写真を撮るとはっきりしない写真が撮れるが、年中どんよりとした上海にはそれが良く似合う。
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