上海浦東空港第二ターミナルGゲート
上海浦東空港の新しい第二ターミナルのGゲートは人も少なく飲食の店も豊富にあるので、早めにチェックインしてゲート内で過ごすにはとても良い。主に今はLCCがメインのゲートのようだが、ACも完全完備しているのでとても快適。今までは、時々浦東空港のラウンジを利用していたが、今後はそれも必要ないほどだ。日本の空港のLCC用ゲートのように、手抜きしてないのがとても良い。
飛行機に乗る時の定番焦点距離は、35mmでカメラはGFX50Rだ。GFXに取り付けられた35mmは、33x44センサーではフルサイズ換算で28mm。機内から外を取る時にも理想的な焦点距離だ。
GFX50R＋PC Nikkor35mm f2.8
ここは小南門から近い場所にある立派な造りの石庫門だが、すでに住人は退去していて解体を待つばかりの状態。門の上の方は植物が生え黒く変色しているので相当長い間手を入れた形跡がない状態。入口の上部にあるガラス状のの物は濃い黄色で細かい模様が入っているので、当時は相当凝った造りの石庫門だっただろう。文革時代に一部の石庫門は、門の上部にある装飾部分を削られたり壊された跡が残っている事が多いが、これも門の名前が彫刻された部分は削り取られていた。
再開発はある意味仕方がないが、立派な造りの門だけでも良いので修復して残して欲しいものだ。
★GFX50R＋Pentax FA 77mm f1.8 このレンズは、GFXの44x33でケラレが発生しないレンズで一番気に入っているレンズ。
旧城内のとある石庫門の中に入ると前世紀に撮影した洋館がまだ残っていたが、すでに人は住んでなく荒れ果てていた。ここで撮影しているとニッケルエルマー付きのライカM6を持った香港人が話かけて来て、半年前までは人が住んでいたと教えてくれた。その建物の奥には、大きな鉄の門があり中国の象徴ともいえる星が取り付けられていて、星の中心から放射状に鉄筋が延びているデザインはとても良い。相当昔に作られた物のようで、一部が腐食していた。前世紀に撮影した時は建物の奥まで入らなかったので、これは完全に見落としとしか言いようがない。当時気が付いていれば必ず撮影していただろうな。
★GFX50R＋Pentax FA 43mm f1.9
家の立退きが完了すると、入口と窓が封鎖されるようになったのは約10年くらい前からと記憶している。一時期解体され捨てられたレンガのみで入口を塞いでいた時期があったが、最近はさらにセメントで固めてしまうやり方に変わったようだ。
こんな場面の時に簡単にフォーマットを選べるのがデジカメの良さ。もちろんフィルム時代でもトリミングすれば良いのだが、カメラのファインダーは調整できない。そういう意味でもフジのGFXは、44x33(6x8)から65x24まで様々なフォーマットが選べるのは私にとってはありがたいカメラ。
★GFX50R＋Pentax FA 43mm f1.9(1x1) Zuiko Auto-W 24mm f2.8(65x24)
