海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

外灘の旧横浜正金銀行上海支店

2021-01-30 | 遠い記憶 現代のレンズ

旧横浜正金銀行

 

文革の名残

 

上海に行ったら誰でも行く観光地に外灘(バンド)がある。その歴史的建造物が並ぶ中に横浜正金銀行上海支店があった。これは外国為替専門の銀行で、上海で唯一の日本の銀行だった。戦後は東京銀行に引き継がれ、その後に現在の三菱UFJ銀行に。

現在は中国工商銀行として営業していて、私も数回中に入った事があるが、内装が開業した1924年当時のままで、まるで映画を観ているような錯覚におちいるほど素晴らしい。入口を入ってすぐ右奥にひっそりと鎧兜の武士が佇むが、銀行内は一切撮影禁止。

☆両替をするなら、この中国工商銀行か浦東発展銀行をお勧めする。

 

 

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自宅の近所3箇所が危険地域に指定

2021-01-26 | 写真日記

3箇所がレッドエリアに

 

上海では、昨日25日に新規コロナウイルス感染者が2人判明。1人は私の自宅から歩いていける場所で、緑新小区222号(住人)と莱儀堂天山西路店(中医治療)と蒲蓮堂中医館がレッドエリアに指定されてしまった。この感染者は、私が時々利用する中山公園駅近くのオフィス勤務で、現在そのビルは閉鎖中。閉鎖された店の、莱儀堂と蒲蓮堂は中医学の治療やマッサージに関連しているので、ここに治療で通っていた人も追跡調査されているだろう。日本と違って、こちらでは一人でも感染者が出たら場所と個人の苗字が公表されロックダウンという恐ろしさがある。ここ数日、天気が悪くほとんど外に出てないが、最低限の外出で乗り切ろうと思っている。

☆日本は感染者が少しづつ減ってきたようだが、このまま減少してくれる事を望むのみ。

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1月21日の夜隔離ホテルへ

2021-01-23 | 写真日記

1月21日夜(WeChatから) 広東路付近

 

昨日の続き

上海市内中心部で3人が新型コロナウイルスに感染した日の朝に、この付近を封鎖。そして、翌日22日に新たに3人の感染者が判明したが、6人すべてが関係性のある事が判明。21日の夜に住民はPCR検査を実施し隔離ホテルへ集団移動。普通は自宅隔離で済むのだが、この地域は古い家屋も多くお上は自宅隔離は無理と判断したようだ。日本と違って、このくらいの思い切った行動をしないとコロナは収束しないのかも知れないな。今私が住んでいる123棟もある巨大な団地内で感染者が出た場合はどうなるのか、想像しただけでも恐ろしい。

という事で、自宅隔離になった場合を想定し、食料と酒をネットで発注。二時間後に届く予定。

 

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2021年1月21日に上海の河南路付近で新型コロナウイルス感染者3人

2021-01-22 | 写真日記

2021年2月21日AM 送られて来た動画から

 

昨日の朝に起きたら、友人からWeChatに動画が送られて来た。観ると上海の河南路付近(上海の中心地)で新型コロナウイルスの感染者3人が出たとの事。3人は親しい友人だったようで、すでに隔離されていて、付近はロックダウン状態だそうだ。それにともない、公共交通機関やモールなどの人が集まる地域では、再び健康QRコードの提示とマスク検温が始まった。

お上から、今年の春節は帰省を控えるよう通達があったので、すでに地方の工場では2月11日の春節を待たず1月25日から工場勤務の労働者は帰省が始まるので、商品の納期が大幅に遅れると連絡があった。通常なら本来の春節の1週間前と春節が終わる1週間後は工場操業が止まるので、約3週間は春節休みになるのだが、今年はさらに休業日が増えそうだ。

仮にの話だが、もし私が新型コロナウイルスに感染したらどうなるのかと思うと、日本で感染するよりもっと怖い。

☆数年前からマスコミのニュースより、チャットの投稿拡散の方が情報が早い。

 

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Elmarit 90mm f2.8をGFX50Rで

2021-01-19 | GFX+オールドレンズ

↓↓↓

前玉をViso変換しGFXに

 

ライカM用レンズで人気がないのが長玉系レンズで、135mm以上の長焦点距離レンズは相当値段が安く売買されている。私がGFX50Rで常用しているレンズに旧Elmarit 90mm f2.8があるが、GFXで使うと35mmフルサイズ換算で72mmとして使えるので、とても使いやすい焦点距離になる。ただ、そのままGFXに取り付けるとケラレが発生するのでViso変換する必要がある。同じ焦点距離に旧Summicron 90mm f2があり、これも前玉を外しViso変換すれば使えるだろうが、レンズの大きさと重さを考えるとエルマリートの方が使い勝手は相当良い。また、このエルマリートの描写は、現代のデジタル用レンズと違いギスギスしたピントではなく程よいシャープネスとコントラストのやや低い描写はフィルムで撮ったような描写をしてくれるバランスの良いM用ライカの隠れた名玉だ。

Viso変換アダプターを説明すると、旧Elmarit 90mm f2.8の前玉を外す(ねじ込み)→Visoヘリコイド(OTZFO)+ライカMRリング+R-GFXマウントアダプター(K&F製)経由でGFXボディに取付。このVisoヘリコイド(OTZFO)とMRリングのセットあるとElmar65mm f3.5やHektor135mmとElmar135mmとTele-Elmar135の4種類のレンズにも使えるので一個持っておいて損はない。

今、GFX50Rをメインに使っているが、使うレンズは95%以上が古い35mmフィルムカメラ用レンズだ。GFX専用レンズも2本持っているが、それは人を撮る時にどうしてもAFが必要な時だけ。GFX専用レンズは文句をつけようがないほど優秀だが、ピントが合った部分がシャープ過ぎて好きではないからだ。それと、私がGFX50Rをメイン機にする理由は、65x24と1x1がメインで時々フルセンサー44x33を使うからだ。

4x5や8x10で撮影しプリントした事がある人は理解しているだろうが、大判レンズは35mm用レンズより解像度が低くいが、フィルムの面積に助けられプリント拡大率も低いのでピント面のエッジが鋭くなくしっとりとした描写が得られる。それを思うと、画素数が高く面積の広い中判センサーに昔の小型フィルム用レンズを使う方が昔のフィルムの描写に近いと思っている。

✴︎OTZFO関連記事→コレ

☆Elmar135mm f4とHektor135mm f4.5には、OTZFOにOTSRO(中間リング)が必要だが、Tele-Elmar135mm f4にはOTSROは必要ない。

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