海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

夜上海 廃墟寸前の旧城内2007年

2015-07-31 | 遠い記憶 現代のレンズ

まだ数件居残っている(2007年)

 

数軒を残しほとんどが立ち退いた路地はちょっと不気味でさえある。この路地を撮影したのは陽が落ちて約10分後なのだが、天空がまだ明るいので路地と天空の光とのバランスがちょうど良い。さらに10分も経過すると手前の路地部分は暗くなりトーンはまったく出なくなる。

 

台所

 

この付近の家の水道は外にしかないので、料理や洗濯もここでやるしかない。前世紀までの上海はこんな家がけっこう多く今でも旧城内に一部残っているが、今や海外で高級品を爆買するような国になるなんて当時は誰も想像してなかった。

☆私の元アシスタントは10月に女の友人だけで北海道に10日ほど行くらしい。費用はツアーなので約1万元(約20万円)らしいが、今から北海道での食い物の話をしていた。色気を置き去りにした食気満々の女集団は、爆食族という方が正しいかもしれない。

Canon EOS EFレンズ

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夜上海 浦江飯店と上海大廈

2015-07-30 | 遠い記憶 現代のレンズ

2007年の浦江飯店

 

HD内の整理で発掘した2007年の画像をしばらく掲載。この頃は最新のデジタル用レンズを使っていたので、クッキリクリアーな画像ばかり。ここ数年間は古いレンズばかり使っているので、ちょっと新鮮味があるがやっぱり面白みに欠ける。

 

上海大廈

 

上海大廈のトップ部分を蘇州河から

 

先週からネット接続が相当不安定でVPNも不安定。この国は何か大きな問題が起きると即ネットの接続に影響してくる面白い国。

Canon EOS  EFレンズ使用

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夜上海 租界時代の建築を見るなら夜がお勧め

2015-07-29 | 遠い記憶 現代のレンズ

 

ここは外灘から北京東路に入り江西中路へ入った場所だが、ここから北に向かって歩けば租界時代の建築にたくさん出会える。これらは2007年に撮影したものなので外観が当時より綺麗になっているかもしれないが、すべて優秀歴史建築に指定されているので今でも必ず出会える。

 

 

 

租界時代は日本から一番近いヨーロッパと言われていたのが上海。そんな租界時代の上海を見るには昼より夜の方がお勧めなのだが、日本人専門の詐欺師も多いので必ず複数人で行動し注意しましょう。

Canon EOS  EFレンズ

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夜上海 置いてある椅子

2015-07-28 | 遠い記憶 現代のレンズ

 

 上海の路地裏を歩いていると、置いてあるのか捨ててあるのかわからない物をよく見かけるが、椅子の場合はほとんどか置いてある物のようだ。これらの物は近所の家庭から出た粗大ごみのような物だが、まだ椅子として使える物が置いてあり井戸端会議の場所になっている場合がほとんど。これらの椅子を使っているのはほとんどが老人で、冬は陽だまりのある場所に移動しながら使い、夏は日陰を求めて涼しい場所に移動して使っている人も多い。

 

 

最近はさすがに少なくなったが今世紀にあった上海万博前までは、エアコンが無い家などは家の外で寝る家庭も多かった。オフィスビルのエントランス前などは石を敷き詰めている場所なので、夏はひんやりと気持ち良いらしく数十人が大挙して寝ていた時代があった。

☆今日の写真とは関係ないが、今年の春節が明けてから大型ストロボなど使わなくなった物などをアシスタント達に譲り少し身軽になった。今は写真集などの本類と細かい撮影用アクセサリーを選別中なので、月末までにはずいぶんとスッキリするだろう。

EOSでEFレンズを使用

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夜上海 夜の路地裏1

2015-07-27 | 遠い記憶 現代のレンズ

 

夜の路地裏を歩くと昼とまったく違う顔がある。上海の旧城内を地図無しで歩く自信は今でもあるが、夜はそれがあまり役に立たない。まさに迷路にハマってしまうのだが、意外とその方が面白い。世の中も同じで、脇道に外れたり遠回りした方が新しい発見が多い。

 

幽霊ではないよ

 

これらの画像は2007年撮影で、当時は最新のデジタル用レンズを使っていた頃。その後、一度ピンホールカメラという写真の原点に戻った後に、キヤノンFDのレンズの性能を落とし撮影を始めた。今あらためて見るとやっぱり最新のレンズは写りすぎて面白くない。

 

 

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