海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

これは偽物で無いから安心して

2014-02-27 | 写真日記

カナダで売られている漢方

親しい中国人からお土産に人参をもらったのだが、彼曰く「中国で買った物でなくカナダで買ったので本物だよ」と言われた。それを聞いた私は苦笑するしかないので、当然のごとく私は苦笑した。今や中国人でも中国で売られている物を信用してない国のあり方ってどうなんだろうねと思う。

中国人にも人気が高かったカナダへの投資移民制度が廃止されたようだ。つまり中国人が多額の投資をカナダにするとカナダ政府から永住権がもらえるという制度なのだが、どうもそれを悪用する人達が増えたので突然の廃止となったようだ。

このカナダで買ったというお土産を私にくれた中国人も奥さんと娘をカナダに住まわせているのだが、本人はカナダがあまり好きではないようだ。理由は言葉の問題と日本のような飲み屋が無いのが耐えられないと言っていた。あまりにもつまらん理由に、再度苦笑。

 

 

 

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商品を商品と思ってない下衆な発送仕分人たち

2014-02-26 | 写真日記

発送商品に座り配送準備するアホども

昨日は、夕食を二度食べる。今上海では婚礼ショーをやっていて、それに関連する撮影機材関連の会社も照明機材などを展示しているが、機材展示としてはかなり小規模。二度も夕飯を食った理由は、製造会社同士がけっして仲が良い訳ではないので、私の立場としてはこういう事になってしまうのだ。

数年前から上海でのカメラやその周辺機器関係の店舗販売は完全に底。店舗家賃の値上げや人件費の上昇もあるが、それより市民がカメラ機材に金を使わなくなったのと、ネットで商品を買う人が増えたのも理由の一つ。つまり、カメラなどは家電と同じという事。ある店では淘宝での販売も落ちていて、ebayで海外との取引が一番多い店もけっこうあるのだが、利益はほとんど出ないと嘆いていた。

トップの画像は、店舗横のスペースでネット販売の商品の仕分けをやっている若いネーチャン2人だが、よく見ると右のバカ女は商品の上に座って仕分けをしている。 

中国の製造会社が作った商品は品質管理がまともでないので不良品率はとても高いのだが、一部の不良品は発送時の乱暴な扱いで不良品になる確率も他国と比べると異常に高い。最近はネット販売が大幅に増え配送業者が人手不足なので、こういうバカを雇わなければ仕事をこなせないのかも知れないが、言われた事をやる奴はまだマシ。しかし、注意してもすぐに忘れてしまうアホもかなり多い。こいつら二人は、おそらく注意しても無駄なタイプのようだな。売った方も買った方も悲劇。

 

 

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X-T1とXF56mm f1.2をFujinon55mm f1.8で撮影

2014-02-25 | 写真日記

Fujinon 55mm f1.8開放で撮影 

東京に滞在期間中に予約していたFujiのX-T1とXF56mm f1.2が手元に届いた。56mmは出国する前日に届いたのでギリギリセーフ。昨日さっそく外でテストしたかったのだが、あいにく小雨模様と大気の状態(PM2.5)が良くないので自宅で過ごす。

古いFujinon 55mm f1.8を3000円で落札し上海に持ち込んだので、X-T1とXF56mm f1.2を絞り開放でテスト撮影。X-E1のコントラスト設定を低めに設定して撮影したので何だか昔の写真のようになった。jpgで撮影しPSで周辺を焼き込んだだけの画像だが、開放で少し滲む描写は私好み。このやさしいボケ味は、今のXFレンズにも引き継がれているようだ。

XF56mm f1.2+FOTGA 接写リング 開放で撮影

この古いFujinon 55mm f1.8 M42マウントは、1970年頃のFUJICA ST701の標準レンズだったようで、コーティングもEBCになる前のアンバーモノコート。もっと早くからこのレンズを知っていれば、東京に暗室がある頃にフィルムで撮影しプリントしてみたかったレンズの一本。

上の画像は接写リングを付けているので判断出来ないが、このXF56mm f1.2の描写は、とてつもなく素晴らしい。その画像は、後日あらためて掲載予定。

本日の午後、気が進まないが婚礼機材ショーに行く予定。

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カメラのサービスセンター

2014-02-21 | 写真日記

RE Auto Topcor 58mm f1.4をオーバーホール

カメラやレンズなどの修理やメンテナンスをする時に一番困るのが、一部の会社のサービスセンターの受付の対応だ。カメラやレンズの事を理解している人が対応してくれると話は早いのだが、最近自社のカメラでさえ理解してないサービスセンターの受付担当が異常に多いのはとても腹が立つ。また、サービスセンターの奥に自社のカメラの事を理解している人も居ない場合が多く、質問しても明確な答えが返って来ない場合がよくある。これは、カメラが家電になり修理などのほとんどが工場送りになるからだろうと思う。

先週も池袋のとあるサービスセンターに行くと、小田原からわざわざ来たという先客が居て受付のオネーチャンとの会話が聞こえてきたのだが、その受付担当者は日本語を理解しているのかどうか疑うような返事を聞き私は笑ってしまった。

言葉は丁寧なのだが、的が外れているとしか思えない返事と自社の製品を使った事がないのではないかと思うほどカメラを知らない事がバレバレ。私から見れば自社の製品に対して愛情も無いし、自分の仕事にプライドを持って無いという事になる。

日本に戻ると、日本という国がいかにすばらしいか良くわかるのだが、一方では慇懃無礼とも思えるような場面に遭遇したり、過剰サービスとも思えるような場面によく遭遇する。また、「お客様は神様だ」と言う日本人がいるが、これは言わない方が良い。言い替えればお金を支払う人がすべて神様という事になるからだ。そして、他国の人が聞くと誤解を招くし笑われる。

写真は、レンズ内のクモリを除去してもらい新品に近い状態になったRE Auto Topcor 58mm f1.4。OHをお願いしたとあるカメラ屋のスタッフは、私が知らない事もたくさん知っていて話ができる人なので勉強になるし安心して任せる事が出来る。

X-T1 XF35mm f1.4

 

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海外からも評判の悪かった2014年のCP+

2014-02-20 | 写真日記

 

2014年CP+は、昨年よりひどかったというのが私の第一の感想。今回は中国の代理店2人をアテンドしたのだが、彼らの第一声は「えっ、これだけ?」彼らは世界一のカメラ製造国のカメラショーとして相当期待していたようだが、ほとんど見る物がなく商談もしたかったようだが、各ブースの担当者の歯切れの悪い返答にも呆れ顔。また、各ブースは英語で返答出来る人もほとんどいないイベントは国際的なショーとは言えないので、CP+は日本に住む日本人の為のカメラショーなんだろうね。という事で来年からは来ないそうだ。

中国人が海外へ出国する場合にツアーでなく個人で出国する場合は上海人で約5万元(85万円)広州からは10万元(170万円)のデポジットを払わなければビザが下りない。もちろんデポジットなので帰国すれば戻ってくる金なのだが、中国人が出国するのは結構大変な事。

という事で、彼らの第二の目的でもある本物の日本料理を食べる方がCP+より楽しかったようだ。もちろん、買物もね。

X-T1 XF35mm f1.4

 

 

 

 

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