老西門近く
老西門近く
復興路
過去のRAW画像を再現像
前世紀の上海旧城内は、街灯も少なく夜歩くと足元さえ見えづらいほどだった。今世紀に入ってから夜の上海を撮っていたのは、上海がイケイケドンドンの時代。この頃から街の照明がLEDに変わり始めた頃だったので、その照明で空が明る過ぎて、夜に写真を撮っても夜に見えないという悩みがあったが、それが時代というもの。
☆12月1日の夜に上海到着。その後、成都へ。ブログが更新出来るかどうかは、わからない。
老西門近く
老西門近く
復興路
過去のRAW画像を再現像
前世紀の上海旧城内は、街灯も少なく夜歩くと足元さえ見えづらいほどだった。今世紀に入ってから夜の上海を撮っていたのは、上海がイケイケドンドンの時代。この頃から街の照明がLEDに変わり始めた頃だったので、その照明で空が明る過ぎて、夜に写真を撮っても夜に見えないという悩みがあったが、それが時代というもの。
☆12月1日の夜に上海到着。その後、成都へ。ブログが更新出来るかどうかは、わからない。
上海旧城内の電線
過去の画像を再現像
蜘蛛巣のような電線は、ケーブルTVやネットの線も含まれているからだろうが、電柱を支えているのはこの電線かもしれないと思ってしまった。現在の上海は、電信柱を廃止し地下に埋設されている場所が多いので、もうこんな風景を見る事もない。
この頃はCanonの一眼レフを使っていた頃で、古いCanon FDレンズに補正レンズ付きアダプター経由で使っていて、絞りは開放で撮影。メインレンズはFD 50mm f1.4で次にFD35mm f2とFD85mm f1.8の3本。
2011年に撮影の自転車
過去の画像から
13年前に上海で撮影した自転車をRAWから再現像。この頃は、古いレンズであえてボケ表現のテストをしていた頃。こんな時、前ボケにするか後ボケにするか、どのくらいピントを外すかで見え方がまったく違う。また、レンズの種類によってもボケはまったく違うが、あえて素直なボケより暴れるボケの方が面白かったりする。
この頃に使っていたレンズは、CanonFD 50mm f1.4がメインで、補正レンズ付きアダプターを使いEOSで撮影していた。
上海旧城内(老西門付近)
過去の画像から
前世紀から夜の上海を撮っていたが、今回は2011年の画像を掲載。その画像を最新のRAW現像ソフトで再現像したが、過去のデータをRAWで保存しておいて良かったと思う一番の理由は、高感度ノイズ処理の進歩だな。
この頃の上海旧城内は街灯も少なく慣れない人にとっては、夜に一人で歩くのは不気味過ぎて怖いと言われていた時代だが、かつて私は一度も怖い思いをした事が無かった。それは、1996年からこの付近の画像を撮っていたからという慣れもある。でも、慣れって一番怖いのだ。すべてでは無いが、過去の思い込みや経験は捨て去る方がイイね。
写真は目の前の瞬間を記録する事だが、条件が悪いのでブレるからとかピントが合わないから撮るのを止めるのではなく、くだらない理屈は捨て去り、その瞬間にシャッターを押せるかどうかだ。この時は、私の横を走り抜けた子供をノーフィンダーで撮影。
☆Canon FD50mm f1.4(補正アダプター付きマウント)
プラタナスの落ち葉
秋なのか冬なのか、最近は世界中の季節が狂っている。地球は沸騰期に入っているという記事も見たが、ある意味正しいかもね。
画像は十数年前に上海にあったギャラリーの入口で、場所はフランス租界の中。オーナーは、歩道を勝手にキャンバスにしていたが、こんなの今では出来ないだろうね。
プラタナスの並木は、過去フランスが関わった街には必ずある。暑い夏は歩道のほとんどが日陰になり強い陽射しから守ってくれ、冬は葉が落ちて陽を照らしてくれる素晴らしい樹木で、上海はプラタナスの葉が落ちると秋が来たというメッセージだった。
昔の話だが、上海の街並みを撮りに来た日本のカメラマンが、撮れるはずの写真が撮れなかった。それは、プラタナスの葉が建物を覆い隠し古い建物がほとんど見えなくなっていた真夏。来月の初旬に上海へ向かう予定だが、プラタナスの葉がどのくらい残っているのかちょっと楽しみ。
☆画像のカメラはCanonのデジカメで、レンズはCanonの古いFD50mmをマウントアダプター経由で無理矢理使っていた。