海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

GFX50Sとオールドレンズ

2018-09-28 | GFX+オールドレンズ

デスクの上に転がっているレンズとGFX50S

 

フォトキナ2018の情報を見ていると、35mmフルサイズフォーマットミラーレスカメラが花盛りで、それに伴い各社レンズもデビューして、今年はミラーレスカメラ元年と言ってもよい。プロやハイアマチュアの間では、おそらく35mmフルサイズセンサーがミラーレスの標準フォーマットになると思って間違いない。まぁ、それは良いとして、新しいミラーレスカメラ用のレンズのデカイ事にちょっと違和感がある。せっかくコンパクトになったミラーレスのボディには、それらのレンズはアンバランスだ。それと、新しい単焦点レンズの構成枚数を見ると、まるでズームレンズ並の構成枚数には驚いてしまう。

上の画像はGFX50S用に最近使う頻度が多いレンズを並べてみたが、前世紀のレンズなのでどれもコンパクト。右上のボンレスハムはGFX専用レンズで、上海のカメラマンからしばらく使って良いと言われているのでデスクの上に置いてあるのだが、一度だけ持ち出して懲りた。カメラボディに取り付けてあるレンズはズマリット5cm f1.5で当然GFXの33x44フルフレームをカバーしないが、他のレンズは完全にカバーしてくれる貴重なレンズ達。

☆33x44を完全にカバーと言う意味は、ケラレが無いと言う意味。

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茨城空港から上海浦東へ

2018-09-27 | 写真日記

茨城空港で

 

9月25日に茨城空港から上海浦東空港へ向かった。私が日本と上海を行き来する場合に様々な日本の空港を利用する理由は、片道チケットを買う事が多いのと、遠回りの旅をするのが目的。今回の上海行きは茨城空港を利用し、東京駅から500円バスを利用し茨城空港へ向かった。バスの中は中国人旅行客が多く日本人は数人のみで、最近の中国人もマナーが良くなりバスの中も静かに過ごす人がほとんどで、話をしてもみんな小声で周囲に気を使っている。でも、今回は私の前に座った20歳過ぎの日本人若いネーチャンの話し声に、周りの中国人も顔をしかめるほど。当然私が注意したが、バスを降りる時に周囲の中国人がその煩い日本人女二人を睨みつけていたのは、ちょっと笑えた。中国人に煩いと迷惑がられた日本人は、相当珍しいからね。この日本人バカ女二人も同じ上海便だったようだが、さすがに上海行きの機内ではおとなしかったようだ。

以前と比べて大陸都市部から日本へ向かう中国人旅行客は、数年前から相当マナーが良くなった。マスコミに登場するようなマナーの悪い中国人旅行客はまだ多いが、それでも以前に比べマナーは格段に上がったと私は見ている。過去を振り返れば、1970年代頃の日本人団体旅行客のマナーは世界最悪だったし、ソウルオリンピック後の韓国も同じ道をたどって来たのを見てきた。

ただ、今回のスゥエーデンでの出来事は、ちょっと異例。こちらに住んでいると似たような事がよくあり過ぎるので笑えるのだが、黒いものを白だと言い張ればなんとかなると思っている人は結構多いからね。

茨城空港の横は百里基地なので、F15やファントムの訓練飛行を間近で見る事が出来る。

GFX50S+PC Nikkor35mm f2.8

 

 

 

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上野の美術館で秋の空

2018-09-25 | 写真日記

 

 

 

上海に戻る前に、上野の美術館で藤田嗣治展を見た。この日は、OHが終わったPC Nikkor35mm f2.8のテスト撮影。西大井のキートスでOHしてもらったレンズは安心して使える。

明日から上海へ。そして、10月16日から久しぶりに銀座で写真展を開催予定。

GFX50S+PC Nikkor35mm f2.8

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地方へ行くと俯瞰して街を見たくなる

2018-09-18 | 写真日記

八戸で

小高い丘から八戸の街並みを撮影。たまたま夕陽での撮影になったが、夕陽を撮りたかったわけでは無い。知らない街へ行くと、その街を俯瞰で見たくなる。それは、その街の規模やたたずまいが見えてくるのが良い。

高層ビルが無い風景を見ると心が落ち着くのは、圧迫感がないからだろうと思う。ただ、人が多過ぎる上海に慣れていると、人が異常に少なく静か過ぎる日本の地方都市はちょっと寂しくもある。

 GFX50S+Flektogon 35mm f2.8

☆昨晩から都内滞在中

 

 

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旧城内の立退き

2018-09-16 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

ほとんどが1930年代に建てられた長屋

 

長屋のほとんどは風呂もトイレも無し

 

 先週友人から聞いた話だが、最後まで残っていた豫園付近の古い住宅の立退きが始まるそうだ。まぁ、これはいつかは来る事で驚きもしないが、立ち退き料に驚いた。1930年頃に建てられた20平米くらいの古い家で、当然風呂もトイレもない長屋の一部屋の立ち退き料が800万元(約一億三千六百万円)だそうだ。この家の持ち主は数年前に亡くなったので、それを奥さんが受け取る事になるのだが、まさに濡れ手に粟で相続する本人も驚いていたようだ。

上の画像は旧城内の老西門から近い場所だが、孔子廟を中心にまだ古い街並みが少し残っている。でも、ここもおそらく時間の問題。ここが無くなれば、私が前世紀末に撮影した旧城内の昔の風景はすべて無くなる事になる。

 

☆本日の夕方便で一週間ほど東京へ一時帰国。

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