海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

GXR MOUNT A12で撮る上海 福州の寺で

2011-12-31 | リコーGR GXRで撮る上海

 

福州の寺へ行ったのだが、寺の名前を忘れてしまった。最近、中国の何処の寺へ行っても仏像が新しくなっている場合が多く仏像が仏の顔をしていない傾向にある。はっきり言って顔に品というものがなくなってきている。孔子の顔も同じで、上海の文廟も世界遺産に指定された曲阜のそれも同じで、学者とはほど遠い人相になっている。その点は、日本の神社仏閣の方が保存状態も含め圧倒的にすばらしい。もしかしたら、これは宗教心と今の民衆の心の表れかも知れんな。

ロウソクの炎は、見ていて飽きない。

Ricoh GXR MOUNT A12 Leica Summilux-R 50mm f1.4

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GXR MOUNT A12で撮る上海 福州で2

2011-12-30 | リコーGR GXRで撮る上海

 

福建省と言えば茶と言われるくらい有名な烏龍茶の産地だが、最近は烏龍茶や鉄観音茶より紅茶を飲む人達が多いようだ。それは、鉄観音などの茶は味がうすい為、より味が濃く強い紅茶を飲むそうだ。つまり、現地では烏龍茶はすでに飽きられていて物足りなくなっているのだ。あまりにも烏龍茶で有名になってしまったので、商売として作り続けているが現地では受け入れられてないお茶の種類になってしまったという事になる。

やっぱり何事も現地に行って見なければ、本当の事はわからない事を実感。

Ricoh GXR MOUNT A12 Leica Summilux-R 50mm f1.4

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黄変したアトムレンズ

2011-12-29 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

トリウム入りの黄変したレンズを紫外線に当てると黄変が緩和されるという情報をネットで発見したので、テストを兼ねて手持ちの中のレンズで一番黄変がひどいキャノンFD35mm f2の初期タイプで実験。ビニール袋に入れ陽の当たる窓脇に放置。期間は本日で12日目だが、あきらかに変化があった。CCフィルターで10Yくらいあったのが、現在は5Yくらいに軽減されていたのだ。

 

 

紫外線照射器などを使えばもっと効率よく黄変を軽減させる事ができるかもしれない。早い話、外で普通に使えばある程度黄変は防げるという事になるのだが、UVフィルターを常時使用していると意味が無い事になる。これを機に5本ほどある他のアトムレンズも日光浴させるつもり。

☆その後、UV照射器を試す→コレ

キャノンFL55mm f1.2  

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GXR MOUNT A12で撮る上海 鯉の群れ

2011-12-28 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

餌を求め池中の鯉が集まったようだが、ここまでくると優雅というより上海の地下鉄のラッシュアワーを思い出す。これらの鯉は、普通の公園内で飼育されていたらほとんどが盗まれてしまうが、ここは特別な場所なので彼らも安心して住める。餌も自分で探す事無く人間が与えてくれるし福建省なので、池が凍る事も無い楽園のような場所だ。このような場所で育った鯉が、上海や北京の冬寒い池に引っ越すとどうなるのだろうと考えてしまった。

人も同じで、育った環境が長い場所に適応しているので、突然違う地方や国に行くと戸惑う事が多い。よく日本に住んでいる日本人が、「中国は」と言うが、それが北京なのか上海なのか、その他の地方なのかを明確にしないと風俗習慣がまったく違うので正確な答えは返せない。そして、中国人も日本に居る日本人に「中国では」と言っているので誤解や曲解がとても多い。

特に初めて中国で撮影仕事をしようとする人達は問題が多い。制作会社のスタッフが間にに入っていれば、ある程度海外での撮影を知っているのだが、これがクライアント直だと特に問題が多い。

先週も面識の無いフルネームも知らないクライアントの責任者と電話のみで打ち合わせをしたのだが、まったく話にならない。言葉は丁寧だが言っている事が相当失礼で矛盾がある。しかも、ディレクター不在なので撮影の段取りも出来ない状態。そして、本番2日前に私が気にいらないと言う理由で突然キャンセル。慇懃無礼で本末転倒という言葉がぴったりのおばさんだった。こちらとしては、こんな人と接したくないのでラッキーだと思っている。

最近気になるのだが、クライアント先が撮影の事を知らない人が多く相当幼稚になってきている気がする。このクライアントだけでなくデジタル撮影になり何でも出来ると思っているクライアントが相当増えた。なので、その間に入っている代理店や制作会社も相当がまんしていると推測する。

まぁ、キャンセルになった分、親しい友人が日本から来たので有効な時間を過ごせたのは、私にとってラッキーかも知れない。また、私がこの件からおりたので、相手にとっては相当良い仕事ができたはずだ。私は、こんなお子様のような大人は相手にしません。

Ricoh GXR MOUNT A12 Leica Summilux-R 50mm f1.4

 

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GXR MOUNT A12で撮る上海 ライカレンズの色

2011-12-27 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

ライカのレンズで撮影するとグリーンが美しく表現される。厳密に撮り比べテストをした訳ではないのだが、いつもハッとする緑色を見せてくれる。これは、カラーチャートを撮影し比較しても色傾向はわかるが、あまり意味がない。また、デジカメのホワイトバランスをオートに設定している人にもわからないかも知れない。ホワイトバランスの基本は、特別な場合を除いてデイライトに限る。

 

 

この竹の緑を見ていると、少しウソ臭い気がしないでもない。

福州市内にある昔を再現した街で撮影。ここは、完全な観光地なのでほとんど撮影せず。

Ricoh GXR MOUNT A12 Leica Summilux-R 50mm f1.4

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