海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

小型LEDライトは必須機材

2012-11-30 | 使える中国製カメラ機材

 

最近のデジカメは、高感度を使ってもノイズが出にくいので、堂々とISO感度を上げて撮影する事ができる。なので、薄暗いBarの中でもその場の臨場感を記録する事ができ撮影が楽になった。ただ、上の赤ワインのようにワインの色を再現するには補助光が必要な時がある。こんな時、小型LEDの前にティッシュペーパーを被せればちょうど良い補助光になる。

 

 

私は、小型LEDライトを15個ほど持っていて、インテリアの撮影にはほとんどLEDライトを使用している。最近は、色温度を変える事の出来るLEDライトもあり室内の光にある程度色を合わせる事ができるし、目視で光をコントロールできるのと熱が出ないので家具などを熱で傷つける事も無いので大変便利な照明機材だと思っている。

上のLEDライトは、YN-140。最近バックの中に入れて常時持ち歩いている中国製LEDライト。色温度と光量がある程度バリアブルで調整でき単三電池でもOK。

☆中国製LEDは、最近安定してきたが時々不良品があるので、少々高くても信頼できるショップで買う事をお勧めする。製造ロットにより時々不良品があるので注意。YN-140は、日本だとここで販売中。

 

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反日デモ期間中の各社の対応

2012-11-27 | 写真日記

 

反日デモ期間中の事を、こちらに駐在している会社の人や個人で活動している数人に会い話を聞いたのだが、どこの会社もほとんど日本の本社から同じようなメールが来たようで笑ってしまった。そのほとんどが、日本の外務省が発信している事をほとんど丸写していたからだ。

外務省の海外安全ホームページというのがあるのだが、その上海日本領事館が発信した注意喚起の内容に「一人でタクシーに乗車することはできる限り避ける」(日本人の乗車拒否が散見されております)とあるが、乗車拒否されれば他のタクシーに乗ればよい事であり別に何の問題も無い。ドライバーから日本人かと聞かれたら、そうだと答えて、嫌なら降りれば済む事だ。それより、地下鉄やバスなど大勢の現地人が利用する交通機関を利用する場合に注意すべきである、と言う事が書かれてないのが不思議でならない。この件、おそらく外務省の海外駐在経験が無くデスクワークしか出来ない奴が作成したマニュアルが、そのまま掲載されたとしか思えない。間抜けである。

 こちらに住み始めて反日デモを何度も経験したが、その期間中に日本の本社から人事部長が来て現場を見て正しい指示を出したという話を一度も聞いた事がない。つまり、後方の安全な場所で本当の現場がわかってないお偉方が、あれこれ指示を出していた旧日本陸軍と同じ事をやっているのだ。(今の時代、来られたら現地の駐在員が迷惑したかも知れないが…)

他にも日本の本社の指示が間抜けで笑える話があるのだが、またいつかの機会に。

☆写真と文章はまったく関係ありません。

 

 

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人民広場の中のBarで

2012-11-26 | リコーGR GXRで撮る上海

 

人民広場の中にあるBarで、一年前に撮影。RICOH GXR A12MOUNTが仲間入りしてNokton classic 40mmf2を楽しんでいた頃だ。

 

感度を上げレンズ開放で約1/1000secが使えるので、ワイングラスを揺らして白ワインを撮影。

 

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2003年に上海の拠点を

2012-11-25 | 遠い記憶-上海 オールドレンズ

 

2003年の春、やっとSARS騒ぎが治まった6月に上海の拠点としたのが上のマンションの一階。今、このマンションの裏が再開発され更地状態になっているのだが、何だかかなりスローペースで進んでいるのがちょっと気にかかる。前世紀の98年、アジア通貨危機が勃発した頃の上海は途中で建てるのを止めたビルが無数にあったのを今でも覚えているが、それは廃墟より不気味だったと記憶している。

ゆっくりと下降線を描いていると私は見ているのだが…。それは、上海より広東省あたりの今を見る方がわかりやすい。来年の春節後がちょっと心配。

Canon FD50mm f1.4

 

 

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上海で道を尋ねると

2012-11-24 | 遠い記憶 現代のレンズ

 

1996年の冬、パノラマカメラで上海の旧城内を撮影し始めた頃、詳しい地図も持たず目的地を目指したのだが、なかなか目的地に着かず。人に地図を見せて道を聞いてもみんな違う事を言う。後でわかった事だが、こちらの人は地図を見る習慣があまりないので地図を見せても無意味だという事がわかった。それと、人に知らないと言う事を決して言わない事も後でわかった。つまり、知らないという事は自分のメンツがつぶれるので適当に説明してしまうのだ。こんな国柄なので、中国人が日本に行って道を訪ねるとみんな親切に教えてくれると驚いているのは、ある意味中国人にとっては驚くべきことなのだろう。

この旧城内で会ったおっちゃんは、親切に色々と教えてくれた。こちらで道を尋ねる時は、相手が上海人かどうかと教えてくれそうな人柄を見抜く事だろうな。ただ、最近の若い人達は随分と良い方向に変わって来ている気がする。

EOS Kissでノーファインダー。

 

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