海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海戻り準備中

2023-08-30 | 写真日記

 

こんな雰囲気からしばし別れ

 

上海に戻る準備をしているが、解決しなければならない事が一つ。それを、本日の午後に中国の工場と動画チャットで3者通話。これのおかげで、直接動画を見ながら機材の問題点を解決できるのはとても楽。

チャットと言えばSkypeが本家本元で、私も長く使っていた時期もあったが、最近はLineやWeChatがメインに。今もSkypeのアカウントは持っていて、どうしても電話を使わなければならない時のみ使用する事もあるが、それは年に数回のみ。でもSkypeは、日本で契約すると相手に電話番号が表示されない難点がある。なんで世界中日本だけ日本の番号が登録出来ないのか知らないが、本当に不便。という事で、私のSkypeは中国の携帯の番号を登録しているので、日本のスマホに通話すると+86から始まる電話番号になる。これって、私の中国の電話番号を知らない人は、迷惑電話と認識されるかも知れないね。

☆昨日のニュースで、日本の地下鉄などの公共交通機関でクレジットカードのタッチ決済が出来るようになるらしい。昨夜のニュースで、NHKのリポーターが訪日外国人にインタビューし「日本の公共交通機関でクレジットカードのタッチ決済が使えると便利になると思いますか?」とアホな質問を。困惑した顔の訪日外国人は、Yesとだけ答えた。

☆川崎市に引っ越したが、一度も蚊に刺されなかった。周囲は緑地も多いのだが、なんでだろうね。

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カラーで撮影しモノクロに変換が基本

2023-08-28 | 写真日記

久しぶりに発見した小便小僧

 

いつもの窓から夕方に

 

デジカメのモノクロ専用機というのがライカにあるが、ペンタックスからも発売されているようで売れているらしいね。でも、私がモノクロメインの表現者だとしても、一生買わないカテゴリーのデジカメだ。普通のデジカメでRAWで撮影しカラー現像して、その後処理でモノクロ化した方が圧倒的にモノクロの表現方法が広いからだ。また、デジカメ設定でモノクロ撮影も絶対にしない。

東京に事務所があった頃は暗室があり、フィルム現像から印画紙にプリントしていた。その頃のモノクロフィルム120に限っては、コダックのベリクロームパン120(感度125)がメインだった。このフィルムは本来アマチュア用として販売されていたが、ラチチュードが広くとても扱いやすいフィルムで、とある有名モノクロプリンターの指定フィルムだった。現像液はイギリスのMay&Bakerが販売していたプロマイクロールを希釈し、現像タンクはPatersonだった。その後、フィルムも現像液も販売されたくなったので、仕方なくフィルムも現像液もT-Maxに変えたが、T-Maxは取り扱いが難しかったなぁ。

フィルムからデジカメに移行後は、RAWで撮影し現像時にカラー出力し、その後にモノクロ化するのが私の常。フジのデジカメを使う時は、エテルナに変換した後にモノクロ化する。なぜなら、エテルナは動画フィルムシュミレーションで、一番コントラストが低くトーンが豊富だから。そして、レンズはやっぱり古い単層コーティングのレンズが私が思う写真らしく仕上がる。逆光時のフレアーやゴーストやコントラスト低下も、あえて受け入れている。でも、依頼仕事の撮影では、あえて古いレンズは使わないけどね。

☆月末に上海へ。なんだか日中関係がドタバタしているが、これはもう想定内で全く気にしてない。日本のマスコミも事実の一部だけ連日報道して騒いでいるが、お疲れさん。また、日本の農水省大臣野村哲郎の「想定外発言」は、大笑いしてしまった。こんなんが、大臣になれるなんて人材不足としか言いようがない。事が起きてから考える日本人の典型だな。

☆中国から日本に迷惑電話がかかって来るようだが、電話をかける奴は国際電話料金がバカ高い事を知ってやっているのだろうかね。携帯電話の契約内容にもよるが、電話を受けた方も料金が相当かかる事もある。

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日本のビールは美味い

2023-08-26 | 写真日記

 

日本に戻る度に新しいビールが発売されているような気がするが、最近は家で飲むビールは"本麒麟"がメインに。でも、やっぱり一番好きな日本のビールは麒麟の"一番搾り"だ。

上海では、ハイネケンか一番搾りを買って家で飲んでいるのは、中国のビールで美味しいと思うビールがないからだ。中国のビールがなぜ薄味が多いのかといえば、おそらく中国料理の味が濃いからだと勝手に思っている。それと、中国では今までビールを常温で飲む習慣が長かったのも、理由のひとつかも知れないね。

私は経験した事がないが、1980年代に中国の田舎に行った人に聞くと、生ビールをオーダーすると洗面器で運ばれて来て、それを茶碗で掬って飲んだと聞いた事がある。しかも、その生ビールは常温だったそうだ。はっきり言って不味そう。それと私が通っていた1990年代も、コーラを常温で飲んでいたのは私も知っている。

今までビールが美味しいと思った国は、ドイツのミュンヘンだった。この街は、ビールに関しては基準が厳しくグラスに赤線が記され、ビールグラスの泡の位置が決まっていて、それが厳格に守られているのがミュンヘン市内のレストランなのだ。また、小さめのグラスで飲む店もあり、それを飲み干すと勝手にビールがテーブルの上に置かれる店もあった。なので、グラスにビールを少量残すのが打ち止めの意味になるのだ。

☆中国のビールで私が一番好きなのは、新疆(ウイグル)の黒ビールだ。ウイグル料理屋に行けば必ず置いてあるが、必ず冷えたビールと言わない限り常温のビールが出てくるので注意。まぁ、これは中国のどこへ行っても、今も変わらない習慣なのだ。

☆「ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー」という広告が有名になった。と言っても1958年の話で、ビールの生産に適した原料のホップの産地の緯度を並べたもの。後にTVCFでも再び使われていたので、今もなぜか耳に残っている。そのCF→コレ

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低気圧が来る前の空が好き

2023-08-24 | 写真日記

 

定点観測位置から外を

 

低気圧が去った後の空を同じ位置から

 

今年の日本の夏は、私が思っていた夏より暑い。あまり外出する機会がない今年の夏は、定点観測位置から見える風景が楽しめた。私はすっきりと晴れた空より、目まぐるしく変わる空の方が好き。そんな空を初めて見たのは、冬のスコットランドだった。つまり、同じ場所で待てば様々な空の変化を撮る事が出来るからね。ただ、冬のスコットランドはゲロ寒いので、冷たい風にレンズがさらされるとレンズシャッターが凍り作動しなくなるので結構面倒だ。

今は、様々なヒーターがあるのとデジカメなのでもっと楽かも知れない。ただ、コロナ前の数年前だが、雪景色の寒い冬に超高画素のデジカメ(当時の最高画素中判)を使い、データが修復できないほどRAWデータが乱れた事があったとカメラマン本人から聞いた。メーカーも確認していたが、その後も原因不明のままで、原因が分からず。まぁ、油断は禁物だよね。

☆インドネシアが首都を来年に移転するようだが、場所はカリマンタン島だ。この島は、北がマレーシア領のボルネオ島(東マレーシア)で、南がインドネシア領のカリマンタン島と呼ばれている。この首都移転は、思い切ったと思うかも知れないが、そのくらいやらないと、今の世の中は何も変わらないのだろうね。新規に街を未来に合わせて作るなんて、インドネシアは未来を見据えた国だと思うよ。その反面、日本はどうなのかねと思いつつ、東京に大きな災害が来てから考えるんだと思うよ。以前、岡山を日本の首都にという話もあったけどね。京都に文化庁を移転したように、各省庁は他県にまたがっても良いと思う。例えばの話だが、岡山を首都として広島(福山市)や兵庫(明石市)や香川(高松市)にも各省庁を分けるとかね。大都市の大阪にも近いし。まぁ、今の頭の古過ぎる政治屋どもが、若い政治家に変わらないと無理だと思うけどね。

☆ボルネオ島のコタキナバルなどには一度だけ行った事があり、自然が素晴らしくジャングルの中のホテルに泊まったのを今も思い出す。あの映画にもなった「じゃぱゆきさん」のサンダカンも、ボルネオ島だ。素晴らしい自然が残っているのがこの島の魅力で、私はハワイなんかよりずっと好き。

☆GFX50S +Canon EF 40mm f2.8

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マルタイラーメンはお勧め

2023-08-22 | 写真日記

薄醤油味が好き

 

九州の人達にとって家庭で作るラーメンは「マルタイの即席ラーメン」だが、その他の地域では意外と知られてない。このマルタイのラーメンには、乾麺でノンフライ麺。様々な味があるが、私は"あっさり醤油味"が一番好き。このスープは、少し薄めなので醤油を少し足したり他の調味料を足して自分好みにアレンジできるのが良い。推奨は3分茹でると書かれているが、私は2分半が好き。それと、スープをアレンジすれば冷やし中華にも最適な麺(作り方は裏面に記載)。このマルタイのラーメンは、Amazonでも買える。

日本には「冷やし中華」という麺料理があるが、これが私は大好き。何でこれが、中国で流行らないのかわからないが、もしかしたら冷たい料理は好まれないのか、水と氷を使うので面倒なのかも知れない。

前世紀の話だが、とある作家を連れて夏に北京に行った。その時はゲロ暑い日だったので、スタッフ数人が冷たい炸醤麺を食った。その後、炸醤麺を食った全員が軽い食あたりになり、その後に北京から台湾に移動した後も治らず、そのまま帰国。その後に私は上海に作品撮影で2週間行ったが、10日間はホテルで寝込んでしまった苦い経験がある。当たり前の事だが、海外では冷たい食事は控えた方がイイね。1997年の暑い夏だった。

☆日本でライドシェアを認可するかどうかで揉めているようだが、今さらアホかと思う。外国人からよく聞かれる事だが、日本はタクシーが拾えない(特に地方)ので相当不便なのと、ドライバーのほとんどが高齢者なので大丈夫か?と。私だって、地方へ行った時に一番困るのが流しのタクシーが無い事。スマホアプリもあるが、使いこなせてない地方もあるしね。

☆上海でタクシーが認可され9番目のドライバーを知っているが、定年の60歳を迎える前に引退。当時の話を聞くと、タクシードライバーは憧れの職業だったようで、非番の日は車を自由に使ってよいので自家用車のように使っていたそうだ。当時に彼が乗っていた車は、ワーゲンのサンタナ(日本名)だった。前世紀の上海のタクシーの車種は、このサンタナとシャレード(ダイハツ)のみで、色は紺色と濃いエンジ色のみ。道も舗装されてない場所も多く、このタクシーで虹橋空港を往復した事を思い出す。まだ、上海市内に高速道路がない時代の話。今はスマホアプリでタクシーやライドシェアを呼ぶのが当たり前になった。そして、一般の道路は駐停車禁止なので、確実に拾う事が出来るのはバス停が一番確実。

コメント (2)
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